「TOEIC 精選模試 リスニング2」をレビューしていきます。
TOEIC 900点以上を目指す方に、ぴったりな参考書です。
「おすすめポイント」や「デメリット」について書いていきます。
記事を通して、ぜひ自分に合った参考書かどうか確かめて見てください。
↓「精選模試 リーディング2 レビュー」はこちら↓
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博士
まあ気持ちはわかるぞ。
リーディングの次は、リスニングじゃな。
博士
お〜、それは良いのう。この2冊をこなせばTOEIC 800点狙える。
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博士
ただ最近はTOEICも難化傾向にあるから、それに対応した参考書が必要じゃ。
博士
そのとおりじゃ。前回紹介したのは「
リーディング編」。今回紹介するのが「リスニング編」じゃ。
博士
うむ。
リーディング編とセットで使っても良いし、リスニング編だけを使ってもOKじゃ。必要に合わせて問題を解く量を調整して欲しい
きむきむ。
勉強の計画を予め立てて、無理ないペースで学習できると良いね。
加藤 優,野村 知也,本田 美邦里,中村 紳一郎,他2名
・第2の公式問題集として使える、問題の質の良さと豊富な解説。
・「英語を聞く」という作業が、ストレスでは無くなる。
・模試1回あたり400円という圧倒的コスパの良さ。
TOEIC 精選模試 リスニング2の内容
TOEIC 精選模試 リスニング2は、TOEIC満点講師陣が作成した、極めて「TOEIC試験本番に近い」参考書です。
近年TOEICは難化傾向にありますが、そうした変化を踏まえた「模試」が5回分収録されており、公式問題集よりも若干「難易度の高い」問題にチャレンジすることができます。
参考書の特長としては、
・リスニングセクションの模試が5回分掲載。
・TOEIC試験の、最新の出題傾向に対応。
・全ての設問に、解くための手順と考え方、正答率を掲載。
といったところが挙げられます。
きむきむ。
「問題の正答率」が掲載されているので、みんなと同じところを間違えているのか、「自分だけの弱点」なのか分析できるね。
博士
そうじゃな。自分の実力を正確に把握することは、いつだって大切なことじゃ。
きむきむ。
この模試は「リスニング」ってあるけど、リーディングセクションの問題はついていないんだよね?
博士
そうじゃな。もしリーディングセクションを解きたい場合は、
リーディング編を1冊購入することになる。
きむきむ。
そっか。2冊も買うとなると、ボクのお小遣いだと支払いが大変そう。
博士
ほっほっほ。リスニングと
リーディングの2冊を合わせると、合計約4,000円じゃ。
博士
公式問題集は、3,000円を超える金額で模試が2回。精選模試は約4,000円で模試が5回含まれておる。さて、どっちがお買い得かな?
きむきむ。
お〜中々破壊力のある価格帯。この2つを比べると、思わず精選模試を買ってしまいそう。
博士
ほっほっほ。そうじゃな。じゃがTOEICの公式問題集は、リスニングの音声が本番試験と同じだから、必ず購入するようにしよう。
きむきむ。
あ、そっか。リスニングのナレーターのことを忘れていた。やっぱり本番と同じナレーターの声に慣れた方が良いよね。
博士
うむ。リスニングに関して言えば、まずは「
公式問題集」が必須。その後に精選模試じゃな。間に
至高の模試を挟むのも良いぞ。
加藤 優,野村 知也,本田 美邦里,中村 紳一郎,他2名
TOEIC 精選模試 リスニング2のおすすめポイント
TOEIC 精選模試 リスニング2には、3つのおすすめポイントがあります。
・第2の公式問題集として使える、問題の質の良さと豊富な解説。
・「英語を聞く」という作業が、ストレスでは無くなる。
・模試1回あたり400円という圧倒的コスパの良さ。
それぞれ説明していきます。
第2の公式問題集として使える、問題の質の良さと豊富な解説
TOEIC 精選模試 リスニング2は、第2の公式問題集として使えるクオリティーの高い参考書です。
・設問ごとに掲載される、問題を解くための手順と考え方。
・設問ごとに掲載される、正答率。
・経験豊富な講師陣によるコラム。
といった、スコアアップに直結する様々な工夫がなされています。
博士
うむ。日本人が聞き取りにくい音というのは、どうしても似通ってくるもんじゃ。
博士
そのためそうした苦手なデータを元に、自分が聞こえない音を学習するのは非常に有効じゃ。
きむきむ。
模試が5回分も収録されているから、結構膨大なデータが集まりそう。
博士
そうじゃな。試験本番まで時間が足りないときは、そうした正答率が低い問題だけでもチャレンジしておくと、本番のスコアに大きく貢献するぞい。
きむきむ。
なるほど。「無理に全部解く必要は無い」ってことね。
「英語を聞く」という作業が、ストレスでは無くなる
TOEIC 精選模試 リスニング2は、「5回分の模試、500問」という圧倒的な量で、英語を聞く作業を日常に変えてくれます。
きむきむ。
リスニングセクションの模試が5回分だなんて、頭もげそう。
博士
ほっほっほ。普通の英語学習者は、TOEICのリスニングセクションを45分聞くだけで頭がヘロヘロになるじゃろ。
きむきむ。
うん。ちょっと油断するとすぐに話しが先に進んでしまうし、なんかもう、どうでも良くなって水浴びとかしたくなる。
博士
そのように、英語を聞くことに耐性があまりない人は、日常から英語を聞く機会を作る必要がある。
博士
例えば、「リスニングセクションの模試を2回続けて受ける」とかじゃ。
きむきむ。
リスニングセクションの模試を2回?ということは、「90分聞き続けろ」ってこと?
博士
そうじゃ。もしそれができれば、本番の45分は、最後まで集中するのがとても楽に感じるとは思わないかい?
博士
ほっほっほ。まあそれはそうじゃろ。初めは苦労するじゃろうな。
博士
もちろん、リスニングセクション全体を2回受けなくても良いんじゃぞ。
博士
もしリスニングセクションで、集中力が続かないのがPart 2だとしたら、Part 2を続けて2回3回と受けるのじゃ。
博士
そうすることで、焦らずに1問1問自然と対処できるようになる。
きむきむ。
あ〜、今話しを聞いて、やっぱり場数が足りないのかなと思った。
博士
うむ。ほとんどの学習者は、勉強量がそもそも足らないんじゃ。
博士
精選模試は5回も模試が含まれているんじゃから、このようにパートだけ抜き出して学習するような、「贅沢な使い方」が出来る。それが強みじゃ。
博士
ぜひ学習の目的に合わせて、5回分の模試を有効活用して欲しい。
きむきむ。
贅沢な使い方か〜。確かに今までは、模試が2回とか3回とか限られていたから、大切に使っていたな。
きむきむ。
今回は、今までと違うやり方で取り組めないか、考えてみよう。もっと効果的な学習法があっても、おかしくはないはずだから。
模試1回あたり400円という圧倒的コスパの良さ
TOEIC 精選模試 リスニング2は模試1回あたりの値段がとても安く、コスパの良さが光る参考書です。
主な参考書の比較してみると (リスニングセクションのみの価格)
・公式問題集→1回あたり750円。
・至高の模試→1回あたり500円。
・精選模試→1回あたり400円。
となり、主要の模試の中ではかなり金額の安さが目立ちます。
精選模試には「リーディングセクションを5回分収録」した参考書も存在するため、次にセットで価格を比較してみましょう。
「リスニング」と「リーディングセクション」をセットで計算した場合は、
・公式問題集→1回あたり1,500円(模試2回)
・至高の模試→1回あたり1,000円(模試3回)
・精選模試→1回あたり800円(模試5回)
となります。
博士
そうじゃろ。精選模試はリスニングと
リーディングの2冊買うと、約4,000円じゃ。
博士
公式問題集や
至高の模試と比べると約1,000円高いが、1回分あたりの模試の値段で考えると、1番安い。
きむきむ。
なるほどね。約3,000円出せるなら、
至高の模試。約4,000円出せるなら、精選模試。という考えで参考書を決めても良いかも知れない。
博士
ほっほっほ。タテゴトアザラシくんは面白い考えをするの。参考書の違いや量、学習者の状態によって、ふさわしい参考書はいつも異なるぞ。
加藤 優,野村 知也,本田 美邦里,中村 紳一郎,他2名
TOEIC 精選模試 リスニング2のデメリット
きむきむ。
博士〜。じゃあ逆に、この参考書のデメリットはないの?
博士
デメリットというと大げさじゃが、注意しなければならないことはあるの。
TOEIC 精選模試 リスニング2を使用する上で、気をつけるべきことは下記の2つです。
・TOEIC本番と、ナレーターの声が違う。
・公式問題集よりも難しいので、点数が悪くても落ち込まない。
TOEIC本番と、ナレーターの声が違う
TOEIC 精選模試 リスニング2で流れる音声のナレーターは、試験本番とは異なります。
試験本番と同じナレーターが採用されているのは、「公式問題集のみ」です。
きむきむ。
当たり前といえば当たり前だけど、試験本番とはナレーターの声が違うのね。
博士
そうじゃな。そのためTOEICの初心者から中級者は、
公式問題集を利用してリスニングの勉強を行うのが基本じゃ。
博士
このブログでも、スコア別の勉強計画にてリスニングの学習法を紹介しておるが、オーバーラッピングやシャドーイングなど、音読を行うのが効果的じゃ。
↓「【勉強計画のまとめ】TOEIC目標スコア別」はこちら
【目標スコア別】TOEIC学習計画、記事の一覧(まとめ)こんにちは、ブログ管理人のきむきむです。 TOEICの勉強に取り組んでいる皆さん、アクセス頂きありがとうございます。 当ブロ...
博士
そうしたトレーニングをやり終えた後で、精選模試全体に取り組む。あるいは苦手パートをまとめて精選模試で解く。
きむきむ。
公式問題集と精選模試とで、いろいろ使い分けができそうね。
公式問題集よりも難しいので、点数が悪くても落ち込まない
TOEIC 精選模試 リスニング2は、TOEICの難化傾向に対応しているため「少し難しめ」に制作されています。
そのため今まで「模試である程度点数が取れていた人」も、点数が下がる可能性があります。
博士
そうじゃの。わからないところがあったら文字で確認し、音が聞き取れないのか、認識に誤りがあったのか、1問ずつ見ていくのが鍵じゃ。
きむきむ。
確かに英語だと全てを聞き取るのが難しいから、変に誤解して問題が解けないケースもあるかもしれない。
博士
そうじゃな。一般的にリスニングはリーディングよりも簡単じゃ。容易にスコアを上げやすい。
博士
TOEIC 900点以上を取るためには、このリスニングセクションでほぼ満点を目指すのが最適じゃから、徹底的にチャレンジしてほしい。
きむきむ。
ひゃー。満点を目指すのであれば、いちいち落ち込んでるひまはないね。悩むより手を動かさなきゃ。
博士
うむ。不安があるのはみんな同じじゃから、毎日何をすべきかを明確にして、ただひたすらそのやるべきことを達成していけると良いの。
きむきむ。
TOEICのスコアはコントロールできないけど、自分が毎日やることはコントロールできるもんね。よし頑張ろう。
加藤 優,野村 知也,本田 美邦里,中村 紳一郎,他2名
TOEIC 精選模試 リスニング2のレビュー まとめ
・第2の公式問題集として使える、問題の質の良さと豊富な解説。
・「英語を聞く」という作業が、ストレスでは無くなる。
・模試1回あたり400円という圧倒的コスパの良さ。
博士
解説も丁寧じゃし、
公式問題集でリスニングをトレーニングした後の教材として、ぴったしじゃ。
博士
うむ。それぞれの勉強の目的に応じて、柔軟に学習計画を組み立てて欲しい。
きむきむ。
おすすめは、2回連続解くことよ。例えばPart 2を2回分まとめて解いたり、リスニングセクション全体を2回続けて解くのが良いね。
博士
そうしているうちに、「英語を聞く」という作業がそれほど負担に感じなくなるぞい。
きむきむ。
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以上、「TOEICテスト新形式 精選模試 リスニング2のレビュー」でした。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
加藤 優,野村 知也,本田 美邦里,中村 紳一郎,他2名
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