2016年から新形式に変更し、ますます難化傾向にあるTOEIC L&R テスト。
その変更された問題のみ学習できるのが、「新形式だけ でる200問」です。
試験内容の変更から数年が経ち、Part 6の文を入れる問題やPart 7のトリプルパッセージ問題も今では珍しくなくなりました。
とはいえ依然として難易度が高いのが、こうした新しく導入された「英文をたくさん読む」問題です。
当記事ではレビューを通し、
新形式だけ でる200問のおすすめポイントやデメリットを紹介していきます。
記事を通して、ぜひ自分に合った参考書かどうか確かめて見てください。
・新形式問題を「まとめて解く」ことが出来る。
・新形式問題の「解き方」が学べる。
・外出先で学習が可能な、小冊子が付属している。
目次
TOEIC 新形式だけ でる200問の内容
TOEIC 新形式だけ でる200問は、濱崎 潤之輔さん、大里 秀介さん、ロス・タロックさんによる、TOEICの新形式問題に特化した参考書です。
著者はすべての方が有名人。
濱崎さんと大里さんは初心者からTOEIC 900点以上の方を対象にした参考書をいくつも出していますし、
作問を担当したロス・タロックさんも990点を目指すための参考書をいくつも担当しています。
上級者向けの参考書ほど正確な分析が求められるため、今回の新形式だけ でる200問も、的確な説明が行われています。
その他の特長としては、
・Part 3~7の「新形式問題だけ」を集めた参考書。
・全部で231問の新形式問題を収録。
・TOEIC 500点から900点台まで対応
といったところが挙げられます。
TOEIC 新形式だけ でる200問のおすすめポイント
TOEIC 新形式だけ でる200問には、3つのおすすめポイントがあります。
・新形式問題を「まとめて解く」ことが出来る。
・新形式問題の「解き方」が学べる。
・外出先で学習が可能な、小冊子が付属している。
それぞれ説明していきます。
新形式問題をまとめて解くことが出来る
新形式だけ でる200問は、Part 3からPart 7の新形式問題だけを集めた参考書です。
主な構成は、
・Part 3・4 → グラフィック問題+センテンス意図問題(16セット+14セット)
・Part 6 → センテンス挿入問題(10セット)
・Part 7 → チャット+トリプルパッセージ(14セット+10セット)
となっており、全部で231問にチャレンジすることができます。
基本的に中級者以上の方が学習の対象となるため、
ある程度の単語力や文法力はあるものの
・複雑な問題になってくると解けない。
・この形式の問題に慣れていない。
・この形式の問題を解いた経験が少ない。
という方が、「短期集中でガッツリ解いていく」というのが理想的な使い方です。
まずは易しいリスニングセクションを3回解き、
その後Part 6と7を3回解けば大分TOEICがラクになります。
↓「TOEIC 目標スコア別学習計画」はこちら↓
新形式問題の解き方が学べる
新形式だけ でる200問はただ問題を解くだけではなく、その攻略法も学ぶことができます。
実際に問題を解き始める前に、パートの問題ごとにどのように取り組むべきかその戦略が解説されているため、
新形式問題の出題のポイントや、旧形式との違いを把握することができます。
外出先で学習が可能な、小冊子が付属している
新形式だけ でる200問は、持ち運びに便利な小冊子が付いています。
小冊子には参考書に掲載されている問題がランダムに収録されているため、
・出先での学習
・知識が身についたかどうかの、確認テスト
といった用途に役立ちます。
同じ問題を何回も解くと「次はこの問題だな」と予測して解答することができますが、
ランダムに出題されることで、そうした英語の知識とは「別の能力で解答する」のを防ぐことができます。
このあたりは「TOEIC 文法問題 でる1000問」に付属する小冊子と同じです。
↓「でる1000問レビュー」はこちら↓
TOEIC 新形式だけ でる200問のデメリット
新形式だけ でる200問を使用する上で、気をつけるべきことは下記の2点です。
・TOEIC 500点から900点まで対象だが、実際はもっと上級者向け。
・新形式の問題としては、やや易しめ。
TOEIC 500点から900点まで対象だが、実際はもっと上級者向け
TOEIC 新形式だけ でる200問は、TOEIC 500点から900点が「学習者の対象」と本に書かれていますが、
実際のところ、使いこなすには700点前後を想定した方が確実です。
というのも「新形式の問題は難しい問題が揃っている」ため、ある程度英語の知識が求められるからです。
難しい問題だからこそ「早めに取り組む」、という意見もありますが、
新形式の問題は全体の約20%に過ぎず、あくまでも旧形式のマイナーチェンジに過ぎません。
そのためまずは旧形式の問題も含めて学習し、英語の基礎力を身につけるのをオススメします。
↓「TOEIC 基本例文 700選」はこちら↓
新形式の問題としては、やや易しめ
新形式だけ でる200問は難しいため、ここまで初心者ではなく「TOEIC中級者からオススメ」と説明してきました。
ただ現在のTOEIC テストに出題される「新形式問題」と比べると、この参考書に掲載されている新形式の問題は易しめとなっています。
つまり
でる200問 | TOEIC テスト | |
初心者 | 難しい | 難しい |
中級者 | ちょうどよい | 難しい |
上級者 | 簡単 | ちょうど良い |
という関係になります。
そのためTOEIC 上級者が、新形式問題を目的としてこの参考書を使う必要はそれほどありません。
それよりも難易度の高い参考書を使用することが、スコアアップのために必要です。
↓「TOEIC 990点攻略 レビュー」はこちら。
TOEIC 新形式だけ でる200問のレビュー まとめ
・新形式問題を「まとめて解く」ことが出来る。
・新形式問題の「解き方」が学べる。
・外出先での学習用に、小冊子も付属。
以上、「TOEIC 新形式だけ でる200問のレビュー」でした。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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