Appleの看板商品であるMacBook AirとMacBook Proが、7月9日の夜アップデートされました。
Appleの新しいラップトップが発売を控えていることはすでに以前の記事でお伝えしておりましたが、
当初では発売は9月と見られ、発表会を通さずの商品投入にネット界隈は大いに盛り上がりました。
ではMacBook AirとMacBook Proの発売に関して、詳しく見ていきましょう。
2019年モデルのMacBook AirとMacBook Pro
新しく投入されたAppleのラップトップは、13.3インチのMacBook Airと、同じく13.3インチのMacBook Proです。
・TouchBar非搭載、13インチMacBook Pro (2017年発売)
・MacBook Air (2018年11月発売)
の後継機と見られ、アップデートな主な特長としては、
・第8世代インテルCPUを搭載 (ただしMacBook Airはデュアルコア)
・従来モデルよりも、値段が安くなっている。
・第4世代バタフライキーボードに対応。
・MacBook Airはディスプレイ品質が向上し、周囲の光に合わせて画像をより自然に表示させるTrue Toneテクノロジーに対応。
・MacBook Proはクアッドコアプロセッサ搭載で前モデルの2倍の性能。
・そして、Touch Bar、Touch ID、T2チップ、True Toneに対応。
といったことが挙げられます。
MacBook Airの前モデルに関しては、2018年発売なため元々Touch IDを搭載するなどスペックにスキがなく、
課題としてあげられるのはディスプレイ性能が他のRetina対応モデルに比べてやや劣ることやキーボードの品質(これは他のモデルに関しても同じ)でしたが、
今回のアップデートはそのディスプレイに対して改良が見られています。
MacBook Proに関しては、前モデルの発売が2017年であるため、大幅なスペックアップが見られます。
ファンクションキーがTouch Barに置き換わるのは賛否両論あるものの、
・第8世代インテルクアッドコアCPU。
・Touch ID、True tone。
の搭載はわかりやすくユーザーの使用体験を高めてくれます。
注目なのは、こうしたスペックアップが行われたにも関わらず、MacBook AirもMacBook Proも発売される値段が引き下げられたことです。
・MacBook Airは、13万4,800円→119,800円(税抜き)
・MacBook Proは、14万2,800円→13万9,800円(税抜き)
薄く軽いMacBook Airはそうした用途を求める方やカジュアル層に人気のある商品ですし、一方で軽いにも関わらずCPU性能を高めてくれたMacBook Proはコスパの高いモデルとも言えます。
今までMacBook Proの13.3インチでクアッドコア搭載モデルを手に入れるには、税抜価格で19万8,800円かかっていたわけですから、約6万円安く手に入る今回のモデルはかなりお買い得といえるでしょう。
(約6万円安くなった分、CPUやGPU、Thunderbolt 3ポートの数では劣ります)
MacBook AirとMacBook Proの主なスペック・使用
ではより細かくそれぞれのモデルについて見ていきましょう。
MacBook Air | MacBook Pro | |
ディスプレイ | 13.3インチ(227PPI) | 13.3インチ(227PPI)・500ニトの輝度・広色域(P3) |
プロセッサ | 第8世代 intel Core i5 デュアルコア(1.6GHz) | 第8世代 Intel Core i5 クアッドコア(1.4GHz) |
メモリ | 8GB | 8GB |
ストレージ | 128GB SSD (〜1TB) | 128GB SSD (〜2TB) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 617 | Intel Iris Plus Graphics 645 |
充電と拡張性 | 2つのThunderbolt 3 | 2つのThunderbolt 3 |
バッテリー駆動時間 | 最大12時間のワイヤレスインターネット閲覧 | 最大10時間のワイヤレスインターネット閲覧 |
高さ | 0.41〜1.56cm | 1.49cm |
幅 | 30.41cm | 30.41cm |
奥行き | 21.24cm | 21.24cm |
重量 | 1.25kg | 1.37kg |
True Tone | ◯ | ◯ |
Touch ID | ◯ | ◯ |
Touch Bar | ☓ | ◯ |
物理のファンクションキー | ◯ | ☓ |
価格 | 11万9,800円〜 | 13万9,800円〜 |
<出典:Apple公式サイトより作成>
仕様を見ていくと、幅や奥行きといったいわゆるフットプリントに関しては、MacBook AirとMacBook proは同じであることがわかりました。
またMacBook AirはTrueToneには対応したものの、sRGBより広い色域のP3や輝度の明記が無いことから、ディスプレイ品質に関しては依然としてMacBook Proには負けていると予想がされます。
またキーボードですが、MacRumorsによると、2019年5月に発売されたMacBook Proと同じように、第4世代のバタフライキーボードが搭載されているとのことです。
終わりに
以上で新発売された、2019年モデルの「MacBook AirとMacBook Pro」に関する記事を終わります。
大幅なアップデートは無いものの、全体的なスペックを上げつつ価格を下げ、一部モデルの販売を終わらせることでMac全体のポートフォリオを修正してきた、という印象です。
発売終了のモデルに関しては、次の記事で作成予定です。
リンクー
ジョナサン・アイブは年内までAppleに在籍しますので、実際にその影響が商品に影響するのはまだまだ先になりそうです。
それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょう。
管理人、きむきむ。
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