日本時間6月23日、Appleが毎年開催している「WWDC、世界開発者会議」が開催されました。
と言っても今回は完全にリモートスタイル。
観客の歓声やリアクションなど、オーディエンスも含めて一種のお祭りであるWWDCですが、今回は完全に企業のプレゼンテーションスタイルで行われました。
特に今まで非公開だった研究室に、カメラが空から池にダイブして案内するシーンが印象的でした。
お家からでもいろいろとApple Park(新社屋)を楽しむことができるスタイルですね。
今回は開発者向けだったため、新製品の発表はなく主にソフトウェアの新機能の紹介でした。
このあたりは、「Mac Pro」や「Pro Display XDR」が発表された前回とは異なるところです。
↓「WWDC 2019の気になったところ」はこちら↓
ただ「macOS X登場以来の大掛かりな変更」と、ティム・クック社長が
Armベースの自社チップを発表したときは、非常にしびれました。
マイクロソフトが「Surface Pro X」を発売しましたが、
こちらは実際に使ってみると不具合や動かないアプリが報告されています。
このあたりに関してAppleは、過去の2回の経験を活かし、念入りに対策を講じていることを強調しておりました。
ちなみに今後もインテル インサイドのMacBookは発売しますし、完全移行は2年前後を計画しているそうなので、
「動作の安定性を重要視する方」も、「消費電力とパフォーマンスを両立させたい方」もいろいろと選択肢は存在するのでご安心ください。
<Mac mini>
・macOS Big Sur (developer beta)
・「Apple Silicon」A12Z SoC (2020年発売iPad Pro相当)
・メモリ 16GB
・SSD 512GB
・Xcode
・レンタル料 500ドル
<CPUの変遷>
・Motorola製680×0 (1984年)
・IBM/Motorola製 PowerPC (1993年)
・Intel x86 (2006年)
ここからは、WWDCを見ながら個人的に気になったメモ。
備忘記録です。
特に解説はありませんが、参考にして頂ければ幸いです。
【iOS 14】
・ウィジェットが大幅パワーアップ。
→Windows Phoneのタイルっぽい感じ
・Picture in Picture。
→動画やTV電話をしながらアプリやインターネットの操作が可能
・Siriのパワーアップ。
→サイトなど提案。かしこさアップ。
→ポケトークみたいに使える「Translate」がオフラインOKで便利
・「メッセージ」でリプライ可能。グループの会話のやりとりがわかりやすく。
・Memojiで、年齢を考慮したアバターが作成可能。
・iPhoneが車の鍵として使えるように「CarKey」
・物理の鍵を紛失しても、iCloudで車を停止できる。
・BMW 5シリーズで2021年搭載。
・Car Playは世界の80%の新車で手に入るとのこと。
→やばくない?日本は世界に含まれる?
・App Clipsという、「design for speed」のアプリが登場。
→アプリの限定版。支払いなど簡単に。
iPadOS
・写真やミュージックのサイドバー化強化。
・電話の通知、サーチの表示が小さくなった。最高。
・Apple Pencilの強化。
→スクリブル、図形や手書き認識の強化。テキスト変換可能。
→手書き文字から、電話をかけたり地図検索ができる。
Airpods Software
・iPhone,iPad、Macbookなど複数端末の自動切り替えが最高に。
→これは普通に優勝ですね。
・映画館での体験を再現したイマーシブサウンド。ドルビーアトモスコンテンツ。
→左や右、上から聞こえる。音に包まれる感覚。Proのみ空間オーディオ化。
→仮想サラウンド7.1。本人やスマホの動きにも追随。
watchOS 7
・文字盤のカスタマイズと共有が可能に。
→カスタムウォッチフェイス(文字盤)がサイトやSNSで配れるように
→足りないアプリも教えてくれる。なにそれ、デュエルリンクスみたい。
・カロリー消費量の計算が正確に(全身運動 or 腕だけなど解析。
・質の高い睡眠のサポート
→やはり起きる時間より、寝る時間を守るのが大切。
・手洗いするときに、手をもむ回数をApple Watchが教えてくれる。
→なにその過保護機能。
プライバシーの原則
プライバシーは「基本的人権」なので、
「デザイン段階」から製品に「組み込み」ます。
①Data minimization (データ量の最小化)
②On-device intelligence (デバイス上の知識)
→サーバーに送らずデバイスで処理。データ収集はさせません。
③Security protections (セキュリティ)
④Transparency and control (透明性とコントロール)
→「プライバシー」と「利便性」を高める「Sign in with Apple」
→アプリケーションのプライバシーポリシーは、「成分表」と一緒。
Home
ここ数ヶ月の在宅で明確になったのは、
テクノロジーが機能している家に住むことの重要性です。
・Ease of use
→日常的に使えるように、「設定」や「使い方」が簡単にする。
→あなたのお家をもっと楽しくする。
・デバイスのエコシステム。
・AmazonやGoogleとも提携、ホームキット化。
・アダプティブライティング
→色温度の調整が可能。
・ドアの前にカメラを設置。端末の写真から誰か判断。
・Applb TVでカメラの映像を確認することもできる。
macOS Big Sur
・1時8分頃からスタート。
・macOS X登場以来の大掛かりな変更。
・時代は「ジョナサン・アイブ」から「アラン・ダイ」へ。
↓「ジョナサン・アイブがデザインした主な作品集」はこちら↓
・Safari初の、大幅アップデート
・省電力、プライバシー、速度を重視。
・Chromeより50%早い
・機能拡張ページが加わる
・スタートページのカスタマイズも可能。
・自動翻訳機能がビルトイン。
Apple Siliconを発表。脱インテル
今日はMacにとって、本当に歴史的な日なのです。
・当初から、Macはコンピュータ業界を再定義してきました。
・Macといえばイノベーションであり、大胆な前進でした。
・パーソナルコンピュータの最先端に位置し続けるための変化をしてきました。
・Macの歴史には、今まで大きな変革が3回ありました。
・PowerPCの採用。Mac OS Xへの転換。
・そしてIntelへの移行です。
・今回またMacにとって大きな飛躍のタイミングになりました。
・本日アナウンスする変革はMacのApple シリコンの搭載です。
・私達が大きな変化を決めるときのたった1つの強力な理由は、
・より良いプロダクトを作るため。
・将来を見据えて新しいプロダクトをイメージするとき、
・Appleのカスタムシリコンが必要になってきます。
・Appleではハードウェアとソフトウェアの統合はすべての「基本」になっています。
・プロダクトが素晴らしい理由です。
・そしてシリコンは、ハードウェアの核です。
・つまり先進的なシリコン設計チームがいることが「革新的」なのです。
出典:Apple
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