テレビの音を劇的に高めてくれるヤマハ サウンドバー「YAS-209」をご紹介します。
Alexa対応で、スマホのBluetoothスピーカーとしても使えます。
ただちょっと、期待外れなところもあります。
今日は3ヶ月の予約待ちでようやく手に入った、ヤマハの「サウンドバー」をご紹介します。
我が家では、 8年前の古いテレビを使っており、
もちろん4Kには対応しておらず、最近はテレビの音が聞きづらいと両親が漏らしています。
我が家ではテレビをもっとも使うのは父と母で、
そろそろテレビを買い替えても良いかなぁとは思ったのですが、
「HDMI 2.1」(4K 120P)に対応した日本製のテレビが発売されていなかったので、今回は「音」を改善することにしました。
ちなみに我が家のサブスクとしては、
・Netflix
・dTV
・Amazon プライムビデオ
・YouTube Premium
・DAZN
・Apple TV+
を契約しているので、他のご家庭よりコンテンツ消費が激しいと思われます。
そのため今回は、
・「ドラマ」や「スポーツ」の視聴。
・ブルーレイの音楽鑑賞。
・スマホのBluetoothスピーカー(音楽再生機)
のクオリティーを劇的に高めてくれることを期待しての「サウンドバー」購入となります。
商品の開封の様子や、具体的な使用感をご紹介します。
それではさっそく、内容を見ていきましょう。
目次
ヤマハ サウンドバー「YAS-209」の基本的なスペック
ヤマハ「サウンドバー」は、テレビの音を劇的に高めてくれるスピーカーです。
棒状のスピーカーをテレビの前に設置することで利用でき、
付属するワイヤレスのサブウーファーを利用することで、薄型テレビの弱点である力強い低音を流すことが出来ます。
基本的な用途としては、
・テレビのスピーカー。
・Bluetoothスピーカー (スマホと接続可能)
・ホームスピーカー (Alexa内蔵スマートスピーカー)
・音楽ストリーミングサービス (amazon music、Spotify)の再生
といった感じで、
単なるテレビのスピーカーというよりも、音に関するホームエンターテイメントの中心になり得るデバイスです。
ヤマハ「サウンドバー」の音楽の性能としては、
・サウンドバー 最大出力 → 50W×2
・サブウーファー 最大出力 → 100W
・フロントL/R用 → 4.6cm径×4基 (スピーカーユニット)
・ツイーター用 → 2.5cm径×2基 (スピーカーユニット)
・サブウーファー用 → 16cm径×1基(スピーカーユニット)
・入力端子 → HDMI (ARC対応)、光デジタル
・対応フォーマット → PCM、DolbyDigital、DTS Digital、MPEG-2 AACなど(5.1chまで)
・Bluetooth 対応コーデック→ SBC、MPEG-4 AAC
・DTS Virtual:X (バーチャル3Dサウンド)対応
・5つのサラウンド調整 (映画、音楽、スポーツ、ゲーム、テレビ)
・クリアボイス (ナレーションなど、「人の声」のみ強調)
・バスエクステンション(低音の増強)
・リモコンとスマホアプリに対応
となっており、
サブウーファー付きのサウンドバーとして、価格コムでは常に上位ランクに食い込んでいます。
ヤマハ サウンドバー「YAS-209」の開封・同梱物
それでは、ヤマハ「サウンドバー」を開封していきます。
パッケージはかなりでかく、成人男性でも両手でないと持てません。
配達員さんから商品を受け取ったときは、ついに「サウンドバー」に手を出してしまったと正直興奮してしまいました。
手に入れることができて非常に嬉しく感じます。
パッケージには、対応する「サービス」や「商標」がいろいろ書かれています。
添付物は、
・リモコン
・電源コード
・光デジタルケーブル (1.5メートル)
・取付用テンプレート
・保証書
・スタートアップガイド
・安全上の注意
です。
HDMIケーブルは付属しないので、注意してください。
パッケージを開封していきます。
「サウンドバー」のセッティングは1人でも行えますが、商品を取り出すときは2人の方が楽チンです。
まずサブウーファー。
梱包はしっかり行われています。
そして添付物。
説明書には、セットアップの仕方について図入りでいろいろ書かれています。
ただ初めて「サウンドバー」を設置される方は、
ほぼ間違いなくセットアップに手こずります。
「ホームシアターより設置が簡単」とよくメディアで「サウンドバー」が紹介されていますが、
基本は「1時間以上」セットアップに時間がかかると認識しておいてください。
・電源コード2本
・光デジタルケーブル
・リモコン
のセットです。
リモコンは市販されているガムより大きめです。
リモコンのリチウム電池 (CR2025)は初めから入っています。
ヤマハ サウンドバー「YAS-209」の外観
それでは、サウンドバー「本体」と「サブウーファー」の外観をチェックしていきます。
外観は布地で、重量は2.7kg。
サイズとしては、93 × 6.2 × 10.9cmです。
「サウンドバー」には、記号や製品のステータスを表すランプが付いています。
「サウンドバー」の底面には、すべり止め対策がしっかり行われています。
パッケージに続いて背面にも、商標が印字されています。
サウンドバーの背面にいろいろとケーブルを繋ぐ仕様になっており、
・HDMI IN端子 (ゲーム機やネットワーク動画配信サービスのチューナーなど)
・HDMI OUT (ARC)端子 (テレビと接続)
・NETWORK端子
・TV入力端子 (光デジタルケーブル)
・UPDATE ONLY 端子
が用意されています。
次に、ワイヤレスサブウーファーを見ていきます。
重量は7.9kgあるので、
箱から取り出すのがちょっと大変です。
ついにお目見え、「サブウーファー」
これがこれが欲しくて、YAMAHAのサウンドバーを買ったといっても過言ではありません。
サイズは19.1 × 42 × 40.6cm。
テレビ周りを綺麗にしないと、「サブウーファー」はちょっと置けない大きさです。
「サブウーファー」の正面は、このようになっています。
ごらんの通り、大きな穴があいています。
いわゆるバスレフ型と呼ばれる物で、比較的小さくても豊かな低音を鳴らすことができるタイプのものです。
ということで、
サウンドバー「本体」と「サブウーファー」の外観をチェックしてみました。
覚悟はしていましたが、どちらも結構な大きさです。
ヤマハ サウンドバー「YAS-209」の良かったところ
実際にヤマハ「サウンドバー」をテレビの前に設置してみました。
使っているテレビはシャープの「LC-40H9」で、
サイズは40インチです。
最近の有機ELテレビはコモディティ化しており、55インチが主流となっています。
そのため今時のテレビを買えば、普通にサウンドバーの横幅は気にならないと思います。
実際にヤマハの「サウンドバー」を使ってみて良かったところは、
音の臨場感にあります。
まるで目の前で人が喋ってるかのようなクリアな音質で、
サッカーを視聴しているときは
・応援する太鼓の音
・選手が着地したときの足音
まで聞こえます。
あたかも自宅が映画館になったかのような雰囲気 (あるいはスタジアムにいるような)になるため、
私はさっさと40インチのテレビを捨てて大型のテレビを購入したくなりました。
ヤマハ サウンドバー「YAS-209」の期待外れだったところ
ところがこのヤマハの「サウンドバー」
けっこう期待外れなところがありまして、
3.6〜4万円もする商品にも関わらず、「元を取れたか?」と考えると結構微妙なところがあります。
というのも
・音質
・使い勝手
に不満があります。
まず音質に関しては、
確かにはっきり聞こえます。
ただ4万円のスピーカーと比べると音が優れているわけではなくただ聞こえるだけ。
クリア。原音に忠実とでも言えば良いのかもしれませんが、
感動するようなリッチな味付けされた音ではないため、スマホのBluetoothスピーカーとして考えると物足りないです。
またとにかくクリアに音が鳴るため、
テレビを見ている際(ニュースやバラエティ番組)の「効果音」や「タレントの声」に違和感があります。
集中して「映画」や「サッカー」を視聴する時は良いですが、
TVのながら見をしていると不満を感じるので音量を下げています。
次に使い勝手のところですが、
結構全体的にいけてないです。
説明書を読んでも使い方がわかりづらく、スマホアプリの操作性は最悪。
数ヶ月に1回ファームウェアアップデートが行われているものの動作の安定性に関してはそこまで信頼することができず、
私は60代半ばの両親のために購入したのですが、結局私が家にいないと「サウンドバー」の調整を行うことができません。
そのためテレビとスマホの音楽再生などモードを切り替えながら両親が使うのは難しく、
もしスマホの音楽をワイヤレスで再生したいのであれば、
大人しくBOSEの「ワイヤレススピーカー」を購入するのをオススメします。
まとめ。ヤマハ 「サウンドバー」は、自宅で臨場感あふれる音を聞くのに最適。ただ音質は期待しすぎては駄目
以上、ヤマハ サウンドバー「YAS-209」をご紹介致しました。
まとめると、
・映画やスポーツの「臨場感」が格段に向上 (「重低音」最高)
・人の音声が「クリア」に耳元まで聞こえる (まるで目の前に人がいるかのよう)
・テレビよりも大きい音を流すことが可能。
・ただサウンドバータイプなので、「音質」はそこまで期待してはいけない。
・スマホでBluetooth再生するなら、私は他の製品を推奨。
・使い勝手は難易度ハード (アプリが微妙)
・動作の安定性は、引き続きファームウェアのアップデート期待。
という内容でした。
今回は珍しく辛口なレビューとなりましたが、
3.6〜4万円もする商品、かつ3ヶ月の予約待ち (現在もほぼ完売中)だったので、
期待値が高くなるのも仕方ないのかなと思います。
参考にして頂ければ幸いです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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