乾電池を充電することで「繰り返し使う」ことができる、パナソニック「エネループ(eneloop)」をご紹介します。
10年経っても残容量「70%」を保持できる、素晴らしい乾電池です。
突然ですが、皆さんは乾電池をどのように購入されていますか?
私のうちでは、売り物にならないような乾電池を毎年知人からいただいているため、
特にこれまで乾電池を購入することがありませんでした。
もちろんお店で売られている乾電池と比べると、
使える時間は少ないですし、白い粉をふいたりするので使っていてけして快適ではないのですが、
まあ「タダだから良いか」と惰性的に使っていました。
それは
・白い粉がMacのワイヤレスキーボードの内部にこびりついた (しかも生産終了の品)
・トラブルがあった時、電池の問題か、デバイスの問題か判断しにくい。
・乾電池は家にたくさんあるが、防災備蓄用途で考えると、計算がしにくい。
といった点です。
これまでであれば、たまに不具合が出るにしろ使えてきた乾電池のパフォーマンスが下がっており、
また白い粉をふいて、
・新しく購入したデバイス本体が使いものにならなくなる。
・売却しようと思っても、汚れていて買い取ってもらえない。
というリスクを考えると、安心して乾電池を使うことができなくなったわけです。
また使用しなくても、保管するだけで乾電池は「経年劣化」します。
防災備蓄の観点からそれは好ましくなく、
最終的に私は一般的な「アルカリ乾電池」ではなく「ニッケル水素電池」のパナソニック「エネループ」を選びました。
今回はそのあたりのことについて、記事にしてみたいと思います。
目次
代表的な乾電池の種類
代表的な乾電池として、3つの種類があります。
①マンガン乾電池
②アルカリ乾電池
③ニッケル水素電池
低価格のマンガン乾電池
安価で売られている乾電池で、よく大容量パックでセールが行われていたり、100均で見かけます。
昔ながらの「黒マンガン」や「赤マンガン」など多少バリエーションはありますが、基本的には
・電力をそれほど必要しないもの (置き時計)
・休みながら利用するもの (リモコン・懐中電灯)
といったシチュエーションでの利用が想定されています。
パワーのアルカリ乾電池
アルカリ乾電池は、大きな電流を必要とするデバイスに向いている乾電池です。
例えば
・携帯ラジオ
・LED 懐中電灯
・髭剃り機 (シェーバー)
・電動歯ブラシ
・ワイヤレスマウス
といった機器です。
マンガン乾電池よりも2〜5倍のパワーがあるとされており、
中には10年保存できる乾電池も存在します。
そのため現在は乾電池といえば「アルカリ乾電池」のことを思い浮かべるのが普通ですが、
まれに使用する機器の方で「マンガン乾電池を使用してください」と説明書に但し書きがあるケースも存在するため、注意しましょう。
繰り返し使えるニッケル水素電池
ニッケル水素乾電池は、コンセントで充電することで繰り返し使える「乾電池」のことです。
他の乾電池と異なり、使い捨ての乾電池ではないため
・経済的 (充電するコストが安く、複数年使える)
・パワーも強力
という特徴があります。
ただその分充電器が必要だったり、乾電池そのもののお値段が他の乾電池よりも高いです。
取り扱いのない小売店もあると思うので、出先で気軽に購入する場合は、アルカリ乾電池との併用が好ましいでしょう。
なぜニッケル水素電池を防災備蓄用「乾電池」として選んだか?
上記の乾電池としての特性を踏まえると、防災備蓄用「乾電池」としての候補は「アルカリ乾電池」と「ニッケル水素乾電池」の2つになります。
私は今回ニッケル水素乾電池であるパナソニック「エネループ」を導入したわけですが、
その理由はシンプルで、下記のとおりです。
・ニッケル水素乾電池の方が、「長期間」使える。
・「使用期限」の管理がしやすい (在庫管理)
・エネループには「ケース」がついており、保管しやすい。
例えばパナソニックの「エネループ」であれば、
電池の寿命に関してこのように記載があります。
・繰り返し、約2,100回使える (スタンダードモデル)
・10年後でも、残容量約70%保持 (スタンダードモデル)
・充電しておけば、1年後でもすぐに使える (電池容量の抜けが少ない)
・充電1回あたりの電気代は、4本充電でもわずか約1円。
2,100回も乾電池を充電して使えるということは、
・10年で割ると、年間で210回の充電 (1.7日に1回)
・15年で割ると、年間で140回の充電 (2.6日に1回)
といったペースでの充電が可能になります。
市販されている長持ちのアルカリ乾電池の使用期限が「10年」であることを考えると、
パナソニック「エネループ」は一度購入すれば長く使用できるので、防災備蓄の用途としては、最もふさわしいと考えたのです。
パナソニック「エネループ」(eneloop)の開封レビュー
それでは実際に、購入したパナソニック「エネループ」を開封していきましょう。
今回購入した商品は
の4つです。
乾電池と一緒に専用の「急速充電器」を購入しましたが、
こちらは必ず「標準充電器」ではなく、「急速充電器」を手に入れるようにしてください。
なぜかというと「急速充電器」の方が
・乾電池を高速充電 (白色単4乾電池だと、1時間速い)
・乾電池の「残量チェック機能」
が出来るようになっており、
遥かに使い勝手が良いからです。
開封しました。
こちらがパナソニック「エネループ」です。
エネループにはいくつか種類がございますが、
となっています。
ハイエンドの方が性能が良さそうなネーミングですが、実際は異なります。
電池の充電回数は、
となっており、基本的には白色モデル一択です!
パナソニック「エネループ」には、乾電池の保管用ケースが付属しています。
乾電池を「ホコリ」や「汚れ」から防いで管理することができますし、
ケースの中には透明のトレーが付いています。
白色のトレーは、ケースから乾電池を1つ取り出しても、他の乾電池が転がらないので非常に気に入っています。
重量を測ってみると、
「単4形充電池」がケース付きで65グラム。
「単3形充電池」がケース付きで122グラムです。
こういったガジェットポーチにも入るサイズなので、
「乾電池」をまとめて管理するのが良いかと思います。
まとめ。パナソニック「エネループ」は長持ちで経済的
以上、防災備蓄用乾電池としてパナソニック「エネループ」をご紹介しました。
パナソニック「エネループ」を選んだ理由としては、
・アルカリ乾電池よりも長く使える。
・トータルで見ると安い (導入費用は高い)
・管理が楽 (ケース付きで、充電器が乾電池の不具合を探知)
という内容でした。
乾電池4本あたり約1,500円と確かにお高めですが、ケースなど製品としての造りがよくて私は気に入っています。
もし価格がネックでしたら、
ジェネリック的にパナソニックから「充電式エボルタ (EVOLTA)」が発売されています。
「エネループ」に比べて「充電可能回数」など若干機能は劣りますが、こちらは乾電池4本で1,000円前後とお安くなっています。
日常でそれほど使用しなかったり、とにかく充電式の乾電池を大量に用意したい方は、「エボルタ」も選択肢としてアリだと思います。
参考にして頂ければ幸いです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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