11インチのApple「M1 iPad Pro」をご紹介します。
最高の製品ですが、
2018年モデルのiPad Proを持っている方は、乗り換えする必要はそれほどないと思います。
6月に、Macと同じM1チップが搭載された「iPad Pro」が発売されました。
私は母親のためにiPadを購入する予定でしたので、比較検討した上で11インチの「iPad Pro」を購入しました。
6月当時の状況としては、
・無印iPad (10.2インチ) → 最安だけど、在庫がない。
・iPad Air (10.9インチ)→ 64GBは在庫があり、適度な値段で色が選べて理想だけど、スピーカー性能がイマイチ
・iPad Pro (12.9インチ) → Liquid Retina XDRディスプレイと4つのスピーカー搭載。
といった感じで、
11インチの「iPad Pro」は新しいガジェットとして考えると存在感の薄いデバイスとなりましたが、
動画視聴、音楽鑑賞用に優れているデバイスだったので今回購入することにしました。
目次
Apple「M1 iPad Pro 11インチ」の開封
さっそく開封していきますが、一緒にアクセサリーも購入しました。
・Apple「Smart Keyboard Folio」
・エレコム「液晶保護フィルム ファインティアラ」
の2つです。
「Smart Keyboard Folio」はトラックパッドが搭載されていないモデルで、
「Magic Keyboard」よりも約1.4万安い「2.1万円」のキーボードケースです。
そして保護フィルムは「ペーパーライクフィルム」でも「保護ガラス」でもない、
擦り傷に強いタイプの保護フィルムを購入しました。
以前記事にしましたが、
「ペーパーライクフィルム」は画面が白っぽく映りますし、
「保護ガラス」はガラスを貼る分、液晶が遠くなるので今回も選びませんでした。
ということで、「M1 iPad Pro 11インチ」を開封していきます。
確かiPad mini 4からだったと思いますが、
iPad本体を取り出しやすい、半透明のフィルムが貼られています。
付属品は
・USB-C充電ケーブル (1メートル)
・20W USB-C電源アダプタ (2018年モデルは18W)
残りは
・シール
・説明書
Apple「M1 iPad Pro 11インチ」の外観
それでは「iPad Pro 11インチ」の外観を見ていきましょう。
iPad Proには「シルバー」と「グレー」が選べますが、
今回はシルバーを選択。
端子には「Thunderbolt / USB 4対応」のUSB-Cコネクタが搭載されており、
Cellular版は5Gに対応。
最大2TBの大容量モデルも存在し、
iPadで動画制作を行う人にとってかなり魅了的な端末に仕上がっています。
アウトカメラには
・1,200万画素の広角カメラ
・1,000万画素の超広角カメラ
を搭載。
インカメラは1,200万画素の超広角カメラ (TrueDepthカメラシステム)を採用し、
写っている人の顔が自動的に画面中央に来る「画角調整機能(センターフレーム)」が備わっています。
次に、保護フィルムを「M1 iPad Pro 11インチ」に貼り付けていきます。
超透明で傷に強い、パナソニック製のファインティアラを採用した「保護フィルム」を貼っていきます。
裏面には、
・画質そのまま超透明。
・指紋が付きにくい。
・指すべりでなめらかで快適操作。
・水を弾く撥水加工。
・スリ傷に強い。
・気泡が消えるエアーレス加工。
と記載があります。
「保護フィルム」本体のほか、
・クロス
・ホコリ取りシートが付属しています。
保護ガラスと比べて「保護フィルム」を貼るのは難しいですが、
があると、比較的容易に「保護フィルム」を貼り付けることができます。
「M1 iPad Pro 11インチ」と12.9インチ (2018)を比較して感じたこと
次に、2018年に発売された「iPad Pro 12.9インチ」と「M1 iPad Pro 11インチ」を比較していきます。
まず重量は12.9インチが677グラムに対して、11インチが466グラム。
確か9.7インチのiPad Air初代の重さが469グラムだったので、
11インチの「M1 iPad Pro」はかなり取り回しが簡単です。
「M1 iPad Pro」は最新のチップが搭載されているため、
アプリを立ち上げたり、設定をいじっている時点で性能がスペックアップしたのを感じ取れます。
またメモリに関しても、
2018年モデルの4GBから「8GB」とパワーアップしています。
2018年のiPad Proでも4Kの動画編集は普通に出来ますが、
本体ストレージに余裕が無くなるほど動作が不安定になることがあるため (LumaFusion使用時)
2018年モデルからの約4倍、最大2TBのストレージに対応した「M1 iPad Pro」は、お金に余裕があるなら良い選択肢になると思います。
ただ「M1 iPad Pro 11インチ」が完璧かと言われればそうではなく、2018年の「iPad Pro」と比べると
・画面の見やすさ
・スピーカー
・Smart Keyboard Folio (タイピングのしやすさと角度調整機能)
の3点については、明らかに劣っています。
ディスプレイ性能は、
・Retinaディスプレイ → Liquid Retinaディスプレイ (LCDディスプレイ)
・ピクセル解像度 264PPI (同じ)
・最大輝度 600ニト (同じ)
と使用には記載がありますが、
どうやらLiquid Retinaディスプレイは単なるAppleのブランドの1つにすぎず、性能がパワーアップされたわけではありません。
むしろ12.9インチよりも画面サイズが小さくなるため、
12.9インチから11インチに乗り換えた場合、ディスプレイの満足度に不満を覚える可能性があります。
またスピーカーに関しても、iPad本体に厚みがなく、振動させる画面サイズが小さいので迫力に欠けます。
「Smart Keyboard Folio」に関しては後日記事を投稿しますが、
「処理性能」と「取り回しの良さ」のトレードオフとして、
「コンテンツ消費」という最もiPadで優れているところのユーザー体験が、
サイズが違うとはいえ3年前のモデルに劣っているというのは、悩ましいところです。
まとめ!「M1 iPad Pro」の処理性能は素晴らしいが、12.9インチからの乗り換えには注意が必要
以上、Apple「M1 iPad Pro 11インチ」をご紹介しました。
まとめると、良いところは
・「M1チップ」搭載で動作がサクサク。
・最大2TBのストレージや5Gに対応。
・4つのスピーカーが付いてるモデルとしては最安。
・Thunderbolt / USB 4ポート搭載。
・インカメラでテレビ電話中に、自動で画角を調整してくれる機能が便利。
微妙なところは、12.9インチのiPad Pro (2018年モデル)と比べて
・スピーカーの音質が劣る。
・ディスプレイ性能に差はなく、画面が小さい分迫力に欠ける。
・Smart Keyboard Folio (タイピングのしやすさと角度調整機能)がパワーダウンしている。
という内容でした。
「M1 iPad Pro 11インチ」をタブレットとして単体で使うのでしたら取り回しがよく、
「Apple Pencil」を使って「お絵かき」や「画像編集」に最適なデバイスだと思います。
ただキーボードを接続してノートパソコン的に使ったり、激しくコンテンツ消費を行いたい方にとっては、
12.9インチの「iPad Pro」をオススメします。
安くなってきた2018年の型落ちモデルでも、11インチのiPad Proを使うより満足感が得られるはずです。
参考にして頂ければ幸いです。
購入前の予測よりも、搭載されている4つのスピーカーが12.9インチと比べて微妙でしたので、
「取り回しの良さ」と「処理性能」、「音質」をキープしたい方はBose「SoundLink Revolve II」あたりを検討すると楽しめると思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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