皆さん、UBS-Cハブ、使っていますか?
ここまでiPad Pro 12.9インチ (2018) 第三世代のフォトレビューを書いてきましたが、
↓「iPad Pro 12.9インチ (2018) フォトレビュー」はこちら↓

やっぱり気になってくる、「判断が難しいのはサードパーティのアクセサリー」だと思います。
アクセサリーはApple純正のものが数多く存在しますが、値段が高額であったり、あるいは機能や大きさなどが求めるものと合わないなど、
必ずしもユーザーの好みにマッチするわけではありません。
そこで、今回は「オススメのUSB-C ハブ」を紹介したいと思います。
検討する際の参考になってくれたらとても嬉しいです。
それではさっそく、内容を見ていきましょう。
↓「Apple Pencil & Smart Keyboard Folio フォトレビュー」はこちら。

↓「iPad Proの記事まとめ」はこちら。

巷でUSB-Cアクセサリーが騒がれているわけ
iOS端末に初めてUSB-Cが導入された
USB-Cって、なんぞや?そもそもそんなに種類があるの?
UBS-Cと聞いてピンと来る人は、おそらくこういったパソコンやスマートフォンなどのガジェットが好きな方なのでしょう。
「USB」や「Micro USB」という言葉は聞いたことがあったとしても、
「普通はそれがType AなのかBなのか。あるいは3.0なのか2.0なのか?」
といったことは何かトラブルが発生しない限り考えたこともないと思います。
というのも、こういった周辺機器と接続するためのアダプターは多種多様で時代と共に変化するもので、
普通の方にとってはやりたいことができれば名称などそれほど重要ではないからです。
ただこの「USB-C」は、使用者のライフスタイルを一気に激変する可能性のあるものなのです。
USB界の黒船、USB-C
「USB界の黒船」ともいわれる「USB-C」が、今回第3世代のiPad Proに搭載されることになりました。
iPadでは今まで2種類のケーブルが、充電、あるいはその他の用途で使われてきました。
30PinとLightningケーブルですね。iOSとしては、今回はそれに次ぐ2回目の変化とも言えます。
30PInは第3世代のiPodから、第3世代の新しいiPad、iPhone 4sまで使用されてきました。
30Pinは2012年までデフォルトの端子でおそらくもう日常的に使用されている方はいないと思いますが、
未だに「30ピン-USBケーブル」は、Apple Storeで販売されています。
その次が、「Lightningケーブル」です。
iPodから波及していったこの端子から、Lightningケーブルに移行がなされたときは、実に阿鼻叫喚するユーザーが存在したものです。
特にiPodの30Pin対応の高価なスピーカーを持っている方は、それが使えなくなったからです。Boseとかフィリップスとか...。
とまあ長年Apple製品にお金をつぎ込んでいる方にとっては、大幅な仕様変更に対していろいろと思うことはあるとはありますが、
Mac製品に続いて、ついにAppleのiOS端末にもその流れがやってきました。
Lightningケーブルから、USB-Cへの移行の時期です。
USB-Cで出来ること
Appleでは昔から、こういったドラスティックな製品や端子の切り替えが多い、と言われています。
わかりやすいイメージ言うと、「PS4が発売しても、PS3のソフトは動かないよ」みたいな感じですね。後方互換とも言われます。
ユーザーによる選択や改造の機会を与えるのではなく、
「自社で良いと思ったものをそのまま製品として世に出して、ユーザーには中をいじることなくそのまま使用して欲しい」という考え方です。
(ギークな人には嫌われますが、セキュリティー面を考えるとそれも1つのメリットではありますし、ハードとソフトを1つの会社で運用している企業の強みでもあります)
ただ今回のUSB-Cに関しては、失うもの以上に得るものが多く、1つのポートでこれまで以上に多くのことが出来るようになりました。
<USB-Cで主にできること、特長>
・急速充電
・データの転送速度がUSB 3.0の2倍
・ディスプレイに高解像度での画面の出力(最大5K)
・映像出力と充電を同時にできる
・SDカードやUSBメモリとの接続
・他の端末の充電
・イヤホンとの接続
・USB Aなどの後方互換
・VGAケーブルやイーサネットポートへの接続
・ミラーレス(一眼レフ)を直接iPadにつなぐことが出来る
・充電用のケーブルを、PCと統一できる
・モバイルバッテリーで、PCとiPad(スマホ)が充電できる
もちろん、iPadの端子はUSB-Cが1つだけなので、一度にこれらのことを行うことができません。
しかしUSB-Cに接続するハブを使用すれば、より多くの機能を扱うことができるようになります。
ということでこれまで以上に、「iOS端末の端子」に、注目が集まっているわけです。
現在UBS-Cが付いているiOS端末はこのiPad Pro 2018年モデルのみですが、今後iPhoneに搭載されることも、既定路線といえます。
現状ですと、下記のような状態です。
Mac→USB-C/USB-A
iPad→USB-C/Lightning
iPhone→Lightning
USB-Cハブの比較
iPad Proでは、iOS端末として初めてUSB-Cポートが搭載されることになりました。
USB-Cでは多くのことが出来るようになりましたがポートが1つしかなく、また失われた端子も存在するため、
iPad Proのポテンシャルを最大限生かすためには、端子が複数ついている「ハブ」の購入が必要不可欠です。
ハブにはUSB-AやHDMIなど様々な端子がついており、USB-C経由でiPad Proと繋げることができます。
その結果、iPadで様々な端子を使えることができるようになります。
実際に販売されている商品の中で、オススメのものを6点ピックアップしてみました。
USB-Cハブを探している方の参考になってくれると嬉しいです。
<注意点>
・USB-Cハブは、基本的にMacbookなどのコンピュータでの使用を想定しています。
・iPad Proはまだ発売して半年の商品です。
・iPadでの動作保証を謳っている商品と、そうではない商品があるのでお気をつけください。
ハブ、ほぼ全部入り
全部入りのハブです。
ハブには「これでもか」と機能が盛りだくさんのものと、用途を絞ってお手頃の価格で購入できるものとで2つに分けられます。
実際にUSB-Cで何ができるかよくわからないけれど、「とにかく試しに使えるものが欲しい」という方は、全部入りの商品の購入がオススメです。
Anker 7-in-1 プレミアム USB-Cハブ

まずはAnkerの 7-in-1 USB-Cハブです。
Ankerはグーグル出身のエンジニアが立ち上げた会社で、主にモバイルバッテリーやスマートフォンのケーブルなどの商品に定評があります。
知名度はそれほど高くないですが、ガジェット界隈には人気で、実店舗でもイオンで見かけたことがあります。安くで質が担保されているオススメメーカーです。
搭載されているポートは下記の通りです。

・USB-C 2つ(それぞれ充電、データ転送用)
・SD/microSD
・USB3.0ポート2つ
・HDMI
必要となりそうな機能はほぼ揃っていると思います。
USB-Cポートが2つ付いているので、充電しながらもう1つのUSB-Cを使用できるのが良いですね。
<画像出典:Anker公式ホームページ>
Satechi アルミニウム Type-C モバイルPro ハブ

Satechiはアメリカの企業で、今後日本市場への展開が本格化する可能性のある企業です。
アルミニウムを使用したMacのキーボードなどが人気で、よくガジェット界隈のYouTubeで目にすることが多いです。オシャレな商品が多いです。
搭載されているポートは下記の通りです。

・USB-C
・USB-A
・HDMI
・AUDIO JACK
この商品の特長は2つです。
iPad Proに対応していることと、オーディオジャックが付属していることです。
iPad Proは発売されからまだ半年の商品なため、対応しているUSB-Cハブは数が少ないです。
それにもかかわらずこの商品は大体的にiPad Proの対応を謳っており、デザインもiPad Proにマッチしています。
そしてオーディオジャックに対応しているということも大きいでしょう。
音ゲーやゲームを行う時、充電しながら音楽を聞きたいときなどに重宝します。
ポートの数自体はAnkerのものと比べて少ないですが、実用的なものが揃っています。
唯一SDカードスロットがないところが残念ですが、
カメラと直接「USB-C経由」でデータを転送することはできます。
こうした柔軟性がUSB-C経由の魅力です。
<画像出典:Satechi公式ホームページ>

<出典:サンワサプライ>
サンワサプライから、
・iPad Proで使いやすい形状
・USB PD 100W対応
・4K / 60Hz HDR10対応
・重量20グラム
のハブが発売されました!
搭載されているポートは
・USB Type-C (USB PD3.0)
・USB2.0 A
・HDMI (4K / 60Hz)
・3.5mm オーディオ端子
iPadやMacbookを充電しながら周辺機器が使えるので、めっちゃオススメです。
HyperDrive iPad Pro(2018)専用 6 in 1 UBS-C ハブ

こちらは販売方法が少し他の商品とは異なりまして、クラウドファンディングの商品です。
インターネットで開発費などを援助してくれるパトロンを集め、金額に応じて商品など様々なリターンを与える資金調達の手法の1つです。寄付型も存在しますが、日本だと何かしらのリターンがある場合が多いです。
そしてこのiPad Pro 2018モデル 専用 6 in 1 USB-C ハブですが、
・iPad Proへの対応
・端子の豊富さ
の2点で、現在存在するUSB-C ハブでトップレベルのスペックを兼ね備えています。
具体的には、

・USB-C
・USB-A
・SD/micro SD
・HDMI
・3.5mm オーディオジャック
そして周辺機器として、
・iPad Proにより安定的に固定するためのジョイント
・Macbookなど他製品のUSB-Cハブとして利用するのに便利な、延長アダプタ
が用意されています。
オーディオジャックと共にSDカードリーダーが搭載されているのはすでにご紹介したSatechiには無い魅力ですし、使い勝手を考えた2つの周辺機器は、まさにユーザー目線の商品だと言えます。
お値段は7,258円から周辺機器込みの8,813円。
2台の場合は13,997円です。
お届け予定は6月で、すでに売り切れのモデルも存在しているため、興味がある方は急いでチェックした方が良いです。
ただ注意点もありまして、
クラウドファンディングの商品は、インターネットで募集している商品と実際の商品とで「実際の出来が異なる」、「商品が届くまで遅延する」、などのトラブルが発生する可能性があることです。出資する場合はリスクも存在するのでそれも考慮しておきましょう。
簡易的なハブ
ここからご紹介するのは、USB-Cのより簡易的なハブです。
全部入りではありませんが、機能を絞ることでお求めやすい価格で購入できるアダプターです。私が購入したのもこのカテゴリーのものですが、1つずつ見ていきましょう。
Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー

またまた出ました。Anker のUSB-C 2-in-1 カードリーダーです。
対応しているのはSD、Micro SD、MMCのみで非常にコンパクトです。

「小さくて安い」、用途が合う方にはかなり訴求力があります。

注意点としては、
発売したばかりの商品のためiPad Proに対応しているかが不明瞭なところです。
商品説明用の画像では、iPad Proらしきデバイスが掲載されていますが、
下にいくと「非対応機種」として「iPad Pro (2018,11インチ)」との記載があります。
わざわざ11インチと書かれているということは、「12.9インチは大丈夫なの?」
と疑問に感じるところもありますし、公式対応を謳っていないUSB-Cハブでも、SDカードリーダーが使えることはあるため、購入するためにはこの点が不安です。
MacやAndroidなど他の端末を持っていれば、もしiPad Proに対応していなくても使いみちがあるんですけどね。
USB-C ハブの価格破壊的な商品ですが、そのあたりが不安要素です。
<画像出典:Anker公式ホームページ>
AUKEY USB C ウルトラスリム USB 3.0+SD カードリーダー

次に、AUKEY のUSB C ウルトラスリム USB 3.0+SD カードリーダーです。
Ankerほど知名度は高くありませんが、同じくモバイルバッテリーなどで有名なメーカーです。安くて性能が良いタイプの商品がたくさんあります。
ちなみに私はこの商品を購入しました。
機能としては、

・3つのUSB 3.0
・SD/micro SD
コンパクトで軽く、一眼レフで撮影した写真をiPadで取り組むには使用しやすい商品です。
本当はUSB-Cを1つは搭載してほしかったのですが、他のUSB-Cハブの半額程度の価格なので十分です。やはりUSB-Cをハブに付けるのは、まだまだコストがかかるのでしょう。
こちらもiPad Proへの公式対応はありませんが、対応機種にMacbookやWindowsのノートパソコンなど数多くのモデルが掲載されていました。
最悪iPad Proで使えなくても他のものでも使用可能であると考えたため、購入することにしました。安いですし、Anker 2-in-1より使いみちがあるかなと。
HDMIなども付いていると便利ですけど、そういった仕事用途だとLet's noteかSonyを使いますし。
<画像出典:AUKEY公式>
↓「AUKEY USB C ウルトラスリム USB 3.0+SD カードリーダー レビュー」はこちら。

Apple 純正 USB-C - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ

最後にご紹介するのが、Apple純正の 「USB-C - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ」です。
一般的なヘッドフォンやイヤホン、スピーカーと、iPad Pro 2018年モデルを接続させるためのアダプターです。
USB-Cとイヤホンジャックを繋ぐためのアダプターは各種商品が発売されていますが、アナログ型のものが多く、iPad Proで使用するためには「DAC内蔵型」のものを購入する必要があります。
見た目で区別がつくわけではないので、商品を選ぶ時に本当にiPad Proに対応しているか検討するのが面倒くさい人も多いと思います。
というわけで、必要な人はApple純正のものを購入しましょう。値段も約1,000円とお手軽な方です。
ハブとヘッドフォンジャックを同時に使用しない方は、ハブとこちらのヘッドフォンジャックと2つ購入するのも良いかと思います。
<画像出典:Apple公式ホームページ>
↓「Apple純正「USB-C to Headphone Jack Adapter」レビュー」はこちら。

終わりに
以上で「USB-Cハブの比較」でした。
購入するための考え方としては、
・ほぼ全部入りを書く
・機能をしぼって安いのを買う
・持ち運びを考えてコンパクトのものを買う
の3種類だと思います。
またiPad Proが発売されてまだ半年程度ということもあり、公式にiPad Pro(2018)に対応しているものは少ないです。
その意味でリスクヘッジをかけて、「パソコンでも使用できるかどうか」を考慮において検討してみるのが良いと思います。
商品の詳細は、こちらから確認することができます。
・Satechi アルミニウム Type-C モバイルPro ハブ
・サンワダイレクト 500-KC036CMH PD100W / 4K60HzHDR対応
私は当分の間、iPadとAndroidでのみUSB-Cを使用予定なため、その観点からこれから
記事を書ければと思っています。
ひとまず次回は、AUKEY の「USB C ウルトラスリム USB 3.0+SD カードリーダー」に関するレビューをお届けします。
また読んでくれると嬉しいです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。




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