「iPad」や「Mac」、「Windows」で使えるオススメの「USB-Cハブ」、「ドッキングステーション」をご紹介します。
持ち運んで外出先で使ったり、リモートワーク時のデスク環境を構築するのに、非常に役立ちます。
2018年、iPad Proに初めてUSB-Cが搭載されました。
すでに12インチのMacBookなど、ポートがUSB-Cのみのデバイスは発売されていましたが、
それから数年。今では
・MacBookが同じ「M1チップ」
・高速なデータ転送が可能な「Thunderbolt 4 ポート」
がiPadに搭載されるようになりました。
そして今回はそんな「iPad」や「Mac」。そして「パソコン」の拡張性を広げてくれる、
「USB-Cハブ」のご紹介です。
今あるデバイスでもっと多くのことを行うために、
こうした周辺機器をうまく有効活用して頂ければと思います。
それではさっそく、内容を見ていきましょう。
目次
- iPadで使える「USB-Cハブ」の種類
- 一部の機能に特化した安い「周辺機器」 6選
- iPadに装着させるタイプのスマートな「USB-Cハブ」 7選
- パソコンでも使いやすい全部入りの「USB-Cハブ」 4選
- 据え置きタイプでパワフルな「ドッキングステーション」 7選
- Belkin USB-C ハブ ドッキングステーション 8 in 1 M1 MacBook デュアルディスプレイ対応
- Hyper USB-C ドッキングステーション HyperDrive Gen2 12ポート
- Anker PowerExpand 13-in-1 USB-C Dock ドッキングステーション
- Anker PowerExpand 7-in-1 Thunderbolt 3 Mini Dock ドッキングステーション
- Cable Matters 「USB C ドッキングステーション」
- Belkin ドッキングステーション ハブ F4U097JA-A
- CalDigit TS3 Plus / Thunderbolt Station 3 Plus / Thunderbolt 3 ドッキングステーション
- まとめ!「USB-Cハブ」は用途と予算で選ぼう。
iPadで使える「USB-Cハブ」の種類
iPadで使えるUSB-Cハブのタイプとして、ここでは「4種類のカテゴリー」に分けてご紹介します。
①一部の機能に特化した安い「周辺機器」(約1,000円〜5,000円)
②iPadに装着させるタイプのスマートな「USB-Cハブ」(約5,000円〜1万)
③パソコンでも使いやすい全部入りの「USB-Cハブ」(約5,000円〜1.1万)
④据え置きタイプでパワフルな「ドッキングステーション」(約1.3〜3.5万)
①〜③のものは、小型で持ち運びがしやすく、
使用するのに電源を必要としないタイプの「USB-Cハブ」です (パスパワー)
一方で④の「ドッキングステーション」はデスク上に鎮座するタイプのアイテムで、
パソコンを2〜3画面に出力したり高速なデータ転送を行いたいなど、
仕事でバリバリ「USB-C」を使っていきたい人にふさわしい商品です。
もちろんそうした高額なアイテムを買わず、
ひとまず
・SDカードで写真や動画をiPadに取り込みたい。
・iPad Proでヘッドフォンを使いたい (3.5mm オーディオジャック)
といった用途であれば、1,000円台からやりたいことができるようになります。
この商品の幅の広さが、USB-Cポートの魅力です。
途中聞き慣れない用語など読みづらいところもありますが、
それぞれの製品のメリット・デメリットをまとめました。
是非自分にふさわしいと思う「USB-Cハブ」をお選びください。
一部の機能に特化した安い「周辺機器」 6選
USB-Cハブを手に入れるには、予算的に5,000円〜1万円程度あると捗ります。
ただ地味にお高いですし、必要じゃない機能が入っていることもあるので、
・オーディオジャック
・SDカードスロット
など、機能に特化したアイテムを揃えると、
かなり安く必要なものを手に入れることが出来ます。
Apple USB-C - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
Apple「USB-C - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ」は、
iPadで一般的な「イヤホン」や「ヘッドフォン」を使って音楽を聴くためのアダプターです。
こうしたアダプターは数百円程度のものも販売されていますが、
中にDAC (Digital to Analog Converter)と呼ばれるチップが搭載されていません。
そのためサイズは合ってるのに音楽が聴けないという問題が多発します。
Apple純正のものであれば、DAC内蔵なので普通に音楽が聴けます。
有線イヤホンや有線ヘッドフォンを使ってiPadから音を聴きたい人は、問答無用で手に入れるべきアイテムです。
Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー【UHS-Iカード対応】
Anker「USB-C 2-in-1 カードリーダー」は、
・SDカードスロット
・microSDカードスロット
をiPadで使うためのアイテムです。
親指サイズのコンパクトさで、ポーチなどに常時しのばせておくと役立ちます。
iPadやパソコンだけでなく、最近は省かれがちなスマホのmicroSDカードスロットの代わりを果たしてくれるので地味に気に入っています。
一眼レフやコンデジで撮影した写真をSDカードからiPadに取り込み、
その場でRAW現像できるので写真好きの方にオススメです。
Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ 2個セット
Anker「USB-C & USB 3.0 変換アダプタ」は、その名の通りUSB-CとUSB-A端子を置き換えるアダプターです。
外付けのSSDやUSBを使って、iPadに「写真」や「動画」を入れる時役立ちます。
私は2.5インチSATAのSSDに、ケースを用意して外付けSSDとして活用しているのですが、
付属するケーブルが「USB 3.0 Type-A to microBケーブル」なので、
アダプターを挟んで使っています。
約1,000円とお求めやすい価格なのに2個付きで、
MacBookに挿しても、隣同士のポートに干渉しないコンパクトさが気に入っています。
Anker PowerLine II 3-in-1 ケーブル
Anker「Power+Line II 3-in-1 ケーブル」は、
・Lightning ケーブル
・microUSB ケーブル
・USB-C ケーブル
を1本にまとめることができるアイテムです。
MFi認証製品のため完全にApple製品に対応しており、
1万2,000回折り曲げても使える耐久力が魅力の商品です。
Apple USB-C - SDカードリーダー
Apple「USB-C - SDカードリーダー」は、SDカードからiPadに直接「写真」や「動画」を転送するためのアイテムです。
約5,000円と正直べらぼうなお値段ですが、
・動作の安定性
・転送スピード
の2つが他社製のものより優れています。
Anker USB-C PowerExpand 2-in-1 SD 4.0 カードリーダー
特定の機能に特化し、お手軽な値段で手に入るアイテムの最後は、
Anker「PowerExpand 2-in-1」です。
4月に発売されたばかりの製品で、
こちらも高速読み出し・書き込みが可能なUHS-IIに対応したカードリーダーです (最大312MB/s)
iPadやスマホ、パソコン、ChromeOSと幅広い製品に対応しており、
それでいてお値段3,000円とApple「USB-C - SDカードリーダー」よりも安く販売されています。
1. Apple「USB-C - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ」 (約1,000円)
2. Anker「USB-C 2-in-1 カードリーダー」 (約1,300円)
3. Anker「USB-C & USB 3.0 変換アダプタ」 (約1,000円)
4. Anker「Power+Line II 3-in-1 ケーブル」 (約2,000円)
5. Apple「USB-C - SDカードリーダー」 (約5,000円)
6. Anker「PowerExpand 2-in-1」 (約3,000円)
iPadに装着させるタイプのスマートな「USB-Cハブ」 7選
iPad本体に直挿しするタイプの一体型USB-Cハブで、
よくあるUSB-Cハブと比べてコンパクトでケーブルの煩わしさがありません。
個性的な商品が多いため、
・見た目
・機能性
など、自分に合うかどうか検討してみてください。
Baseus (ベーサス) iPad Pro 2021 USB C Hub 6in1
Baseus「USB C HUB 6in1」は、下記のポートを搭載しています (約5,000円)
・USB-C ポート (60W PD充電 + データ転送可能)
・USB-A 3.0 ポート(最大5Gbpsのデータ転送)
・SDカードリーダー
・microSD / TFカード リーダー
・HDMIポート(4K / 30Hz)
・3.5mm オーディオジャック
聴き慣れないメーカー名で、販売されているページもちょっと日本語が不自由な感じで怪しさもありますが、
ヨドバシカメラなど大手量販店で販売されている商品です。
特徴はなんといってもその形状にあり、
iPadの角にひっかけるような形で取り付けられるため、
いちいちハブを取り外す必要がありません。
j5 create iPad Pro 11 & 12.9インチ専用取付パッド付 USB-C 7in1マルチアダプター
j5 create「7in1マルチアダプター」は、下記のポートを搭載しています (約8,500円)
・USB-C ポート (100W PD充電 + データ転送可能)
・USB-A 3.0 ポート(最大5Gbpsのデータ転送)
・SDカードリーダー
・microSDカードリーダー
・HDMIポート (4K / 60Hz)
・3.5mmオーディオジャック (HDMIと同時に音声出力には日対応)
・本体のサイズを調整する「取り外しパッド」付属
Baseus「USB C HUB 6in1」と同じiPadの角にひっかけるタイプの製品ですが、
こちらは「Smart Keyboard Folio」や「Magic Keyboard」に対応しており、
4K 60Hzの「動画出力」に対応するなど、よりパワフルな商品に仕上がっています。
HyperDrive USB C ハブ Type C 6ポート
HyperDrive「USB C ハブ 6ポート」は、下記のポートを搭載しています (約1万円)
・USB-C ポート (60W PD充電 + データ転送可能)
・USB-A 3.0ポート (最大5Gbpsのデータ転送)
・SDカードリーダー
・microSDカードリーダー
・HDMIポート (4K / 30Hz)
・3.5mm オーディオジャック
・パソコンで使う時便利な「延長ケーブル付き」
必要な機能は一通り網羅されており、
iPadと一体化させるタイプのUSB-Cハブでありながら、
延長ケーブルを使用することでiPadから取り外し、
「USB C ハブ 6ポート」をパソコンやMacBookでも利用できる万能タイプに仕上がっています。
サンワダイレクト Type-C HDMI 変換アダプタ
サンワダイレクト「Type-C HDMI 変換アダプタ」は、下記のポートを搭載しています (約5,000円)
・USB-C ポート(100W PD充電専用)
・USB-A 2.0 ポート
・HDMIポート (4K / 60Hz)
・3.5mm オーディオジャック
に対応しています。
SDカードには対応していないものの、約5,000円と今回紹介するUSB-Cハブとしては最も安い価格帯の商品で、
USB PD100Wに対応した強いアイテムです。
Anker PowerExpand Direct 6-in-1
Anker「PowerExpand Direct 6-in-1」は、下記のポートを搭載しています (約6,000円)
・USB-C ポート (60W PD充電専用)
・USB-A 3.0 ポート (最大5Gbpsのデータ転送)
・SDカードリーダー
・microSDカードリーダー
・HDMIポート (4K / 60Hz)
・3.5mm オーディオジャック
バランスに優れた製品で、お値段も約6,000円と安い部類のアイテムです。
36グラムと軽く、アルミニウム加工のデザインは見た目に優れいます。
USB-Cポートを使ったデータ転送には対応していないものの、
映像出力にも強く、USB-Cハブを検討される上で、真っ先に候補に上がるアイテムです。
Satechi アルミニウム Type-C モバイル Proハブ
Satechi「モバイル Proハブ」は、下記のポートを搭載しています (約6,000円)
・USB-C ポート (60W PD充電専用)
・USB-A 3.0 ポート
・HDMIポート (4K / 30Hz)
・3.5mm オーディオジャック
SDカードリーダーと4K 60Hzの映像出力に対応していないものの、
お値段約6,000円と安価にも関わらずアルミニウムで作られており、デザイン製に優れています。
ライバルとなるのは先ほど紹介したAnker「PowerExpand Direct 6-in-1」で、
迷ったらこのどちらかを手に入れるのが満足感高いと思います。
サンワダイレクト Type-C スタンド型ドッキングステーション
サンワダイレクト「スタンド型ドッキングステーション」は、下記のポートを搭載しています(約9,000円)
・USB-C ポート 2つ (60W PD充電専用 + 機器接続用)
・USB-A 3.0 ポート 2つ (最大5Gbpsのデータ転送)
・SDカードリーダー
・microSDカードリーダー
・HDMIポート (4K / 30Hz)
・3.5mm オーディオジャック
・iPad用スタンド付き
こちらはちょっと面白いタイプの商品で、
USB-Cハブの機能を備えながら、iPadスタンドとしての利用も可能です。
ここまで紹介してきたUSB-Cハブと比べると「USB-C」と「USB-A」のポートが1つ多く、
「iPad」や「パソコン」を充電しながらUSB-Cハブを使えるのが特徴です。
この後紹介するドッキングステーションタイプのUSB-Cハブも同じように多機能ですが、
こちらはお値段約9,000円、かつPCスタンド機能付きなのでコスパに優れています。
1. Baseus「USB C HUB 6in1」 (約5,000円)
2. j5 create「7in1マルチアダプター」 (約8,500円)
3. HyperDrive「USB C ハブ 6ポート」 (約1万円)
4. サンワダイレクト「Type-C HDMI 変換アダプタ」 (約5,000円)
5. Anker「PowerExpand Direct 6-in-1」 (約6,000円)
6. Satechi「モバイル Proハブ」 (約6,000円)
7. サンワダイレクト「スタンド型ドッキングステーション」 (約9,000円)
パソコンでも使いやすい全部入りの「USB-Cハブ」 4選
ここからは、パソコンでも使いやすい「USB-Cハブ」をご紹介します。
今まで紹介したUSB-CハブはiPadに向けて作られた「一体型のUSB-Cハブ」でした。
・Macやパソコンでも使える「USB-Cハブ」が欲しい。
・iPad専用を買っても、乗り換えで使えなくなるリスク(一体化できない)は避けたい。
・より多機能なモデルが欲しい。
・コンセント(ACアダプタ)不要で持ち運びに便利なものが欲しい (パスパワー対応)
という方は、
こちらの「USB-Cハブ」がオススメです。
Hyper Switchドック HyperDrive 60W USB-C 多機能ドック
まず初めにご紹介するのは、ちょっと変わり種のHyper「Switchドック」です (約1万円)
こちらはiPadやパソコンに接続というだけでなく、
ゲーム機のNintendo Switchに対応しています。
純正のドックを手のひらサイズまで小さくすることができるので、
2代目のNintendo Switchドックとしてオススメです。
搭載されているポートとしては控えめで、
・USB-C ポート 2つ (45W PD充電専用/ 18W PD充電 + データ転送可能)
・USB-A 3.0 ポート 3.0 ポート (7.5W 出力 + 最大5Gbpsのデータ転送)
・HDMIポート (4K / 60Hz) ← Nintendo Switchは本体の仕様で1080p
「SDカードリーダー」や「オーディオジャック」が搭載されていない点に注意しておきましょう。
エレコム USB Type-C ハブ ドッキングステーション 6-in-1
エレコム「ドッキングステーション 6-in-1」は、下記のポートを搭載しています (約5,000円)
・USB-C ポート (100W PD充電 + データ転送可能)
・USB-A 3.0 ポート 2つ (最大5Gbpsのデータ転送)
・SDカードリーダー
・microSDカードリーダー
・HDMIポート (4K 30Hz)
・ケーブルの長さ30cmと長め
ノートパソコンへ給電しながらHDMI映像出力が可能(パススルー充電)
それでいて約5,000円と安価なUSB-Cハブです。
Anker PowerExpand+ 7-in-1
Anker「PowerExpand+ 7-in-1」は、下記のポートを搭載しています (約6,000円)
・USB-C ポート(60W PD充電専用)
・USB-A 3.0 ポート 2つ (最大5Gbpsのデータ転送)
・SDカードリーダー
・microSDカードリーダー
・HDMIポート (4K / 30Hz)
・イーサネットポート (最大速度1Gbps)
・ケーブルの長さ18cmで使いやすい
・トラベルポーチ付属
約6,000円と安価で、有線LANに対応しているのが最大の特徴です。
パソコン専用として考えるとほぼ必要な機能が備わっており、
これを買っておけばひとまずOKという安心感があるアイテムです。
Belkin USB-C ハブドッキングステーション 11 in 1
Belkin「ハブドッキングステーション 11 in 1」は、下記のポートを搭載しています(約1万1,000円)
・USB-C ポート (100W PD充電のみ)
・USB-A 3.0 ポート 2つ (最大5Gbpsのデータ転送)
・USB-A 2.0 ポート 1つ
・SDカードリーダー (UHS II / 最大312MB/s)
・microSDカードリーダー (UHS II / 312MB/s)
・HDMIポート (4K / 30Hz)
・3.5mm オーディオジャック
・イーサネットポート (最大速度1Gbps)
・VGAポート (1080p / 60Hz)
・DisplayPort 2.0
ノートパソコンの下にドッキングステーションを配置するタイプの商品で、
搭載されるポートは非常に充実しています。
特に映像出力において「HDMI」「VGA」「DisplayPort」と3つ対応しており、
・Windows → 2画面出力 (ノートパソコンを使えばトリプルディスプレイ)
・Mac → 1画面出力 (ノートパソコンを使えばデュアルディスプレイ)
に対応しています。
対応機種としてiPadもサポートされており、SDカードスロットもUHS-II (312MB/s)に対応しています。
そのため従来のものと比べ、理論値で3倍転送速度が速く、
iPadユーザーでも検討する価値のあるアイテムです。
1. Hyper「Switchドック」 (約1万円)
2. エレコム「ドッキングステーション 6-in-1」 (約5,000円)
3. Anker「PowerExpand+ 7-in-1」 (約6,000円)
4. Belkin「ハブドッキングステーション 11 in 1」 (約1万1,000円)
据え置きタイプでパワフルな「ドッキングステーション」 7選
ここから紹介するのは、いわゆるUSB-Cハブの据置タイプ「ドッキングステーション (ドック)」と呼ばれるタイプの製品です。
・多機能でパワフル。
・セルフパワー (AC電源必要)のため「動作が安定」
という特徴を持ち、
値段はお高いですが動画編集者などのプロフェッショナル向きのデバイスです。
Belkin USB-C ハブ ドッキングステーション 8 in 1 M1 MacBook デュアルディスプレイ対応
まず1つ目は、Belkin「ドッキングステーション 8 in 1」。
こちらを使用すると、M1 MacBookで2画面に接続することことが出来ます (約1万7,000円)
Appleの最新のパソコンで2画面接続を行うためにはDisplayLink社のドライバーが必要なのですが、こちらはそれに対応しています。
もっとも、現時点で
・出力できるのは1080pのみ。
・M1以前のMacでも使えるが、DisplayLinkのドライバーが必要
・Apple M2チップのMacが発売されれば、仕様で2画面出力に対応するという噂。
という制限があるため、
けして万能な製品ではありません。
そのためけしてベストバイというわけではありませんが、
DisplayLink対応のUSB-Cハブの中では優れたモデルなので、念のためご紹介しておきます。
そして気になる搭載ポートですが、下記の通りです。
・USB-C ポート (85W PD充電専用)
・USB-A 3.0 ポート 2つ (最大5Gbpsのデータ転送)
・USB-A 3.1 Gen1 ポート 1つ (最大5Gbpsのデータ転送 / 2.4Aの急速充電可能)
・HDMIポート 2つ (1080p)
・3.5mm オーディオジャック
・イーサネットポート (最大速度1Gbps)
・ケンジントンセキュリティロック
・VESA壁掛けマウント対応
・電源接続口 (DC IN)
Hyper USB-C ドッキングステーション HyperDrive Gen2 12ポート
Hyper「ドッキングステーション」は、下記のポートを搭載しています (約1万3,000円)
・USB-C ポート (100W PD充電専用)
・USB-A 3.1 Gen2 ポート 2つ (最大10Gbpsのデータ転送)
・USB-A 2.0 ポート 2つ
・SDカードリーダー (UHS-II / 300MB/s)
・microSDカードリーダー (UHS-II / 300MB/s)
・HDMIポート 2つ (4K / 60Hz)
・3.5mm オーディオジャック
・イーサネットポート (最大速度1Gbps)
・DiplayPort (4K / 60Hz)
据え置き型のドッキングステーションとしては約1万3,000円とコスパに優れ、
データの転送速度が高速です。
・USB-A → USB-A 3.0の2倍
・SDカード → UHS-Iの3倍
Windowsユーザーであれば最大3台の映像出力に対応するなど、ポート拡張に役立ちます。
ただMacユーザーの方は注意点が必要で、
・1台のディスプレイのみ映像出力可能。
・2台のディスプレイ接続に可能だが、2台目は、1台目のミラー表示のみ
・ディスプレイ1台 → iPad ProやMacBookに対応 (4K / 60Hz)
・ただしDisplayPort 1.4に対応していない場合は「4K / 30Hz」
と動作に制限があります。
Windowsの場合は、
・ディスプレイ1台 → 「4K / 60Hz」
・ディスプレイ2台 → 「4K / 30Hz」 + 「4K / 30Hz」
・ディスプレイ3台 → 「4K / 30Hz」 + 「4K / 30Hz」+ 「1080p」
の映像出力がサポートされています。
Anker PowerExpand 13-in-1 USB-C Dock ドッキングステーション
Anker「PowerExpand 13-in-1」は、下記のポートを搭載しています (約2万円)
・USB-C ポート 3つ (85W PD充電専用 / 18W PD充電 / 10Gbpsデータ転送)
・USB-A 3.0 ポート 3つ (最大5Gbpsのデータ転送)
・SDカードリーダー
・microSDカードリーダー
・HDMIポート 2つ (4K / 60Hz)
・3.5mm オーディオジャック
・イーサネットポート (最大速度1Gbps)
・DisplayPort (4K / 60Hz)
・電源接続口 (DC IN)
ポートがかなり充実しており、USB-CとUSB-Aポートが3つ付いています。
またWindowsであれば最大3つのディスプレイに映像出力が可能です。
Hyper「ドッキングステーション」と同じくMacユーザーの場合は注意が必要で、
macOSの場合はディスプレイ3台に出力しても、
映されるのは全て同じの映像です。
Windowsユーザーの場合は、
2つのHDMIポートとDisplayPortを活用することで、
3台のディスプレイへ「1080p / 60Hz」の映像出力が可能です。
Anker PowerExpand 7-in-1 Thunderbolt 3 Mini Dock ドッキングステーション
ここからは、より高速なデータ転送が可能なThunderbolt 3に対応した「USB-Cハブ」をご紹介します。
まずAnkerの「PowerExpand 7-in-1」は、下記のポートを搭載しています (1万9,000円)
・Thunderbolt 3 (USB-C) ポート (45W PD充電 + 最大40Gbpsのデータ転送)
・USB-C 3.2 Gen 2ポート (最大10Gbpsのデータ転送専用)
・USB-A ポート (最大10Gbpsのデータ転送)
・SDカードリーダー (UHS-II / 最大312MB/s)
・microSDカードリーダー (UHS-II / 最大312MB/s)
・HDMIポート (4K / 60Hz)
・イーサネットポート (最大速度1Gbps)
・電源接続口 (AC IN)
こちらは最大40Gbpsの高速データ送信に対応したドッキングステーションです。
パソコンだけでなく「iPad Pro」や「iPad Air」での使用に公式サポートされており、
特にM1チップが搭載された今年のiPad Proでは、
「iPad史上、最も速くて最も万能なポート」と称されたThunderbolt 4に対応しているため重たいデータのやりとりにピッタリです。
ただ「オーディオジャック」が搭載されていない点や、
給電能力が最大で45Wというのはやや弱い印象です。
そのためポートが充実し、同じ価格帯のAnker「PowerExpand 13-in-1」と競合する製品です。
Cable Matters 「USB C ドッキングステーション」
映像出力に強い、MacBook向けの縦置きドッキングステーションがこちらです。
Cable Matters 「USB C ドッキングステーション」は、下記のポートを搭載しています (約2万2,000円)
・USB-C ポート (80W PD充電)
・USB-C 3.1 Gen2 ポート (18W電力供給 + 最大10Gbpsのデータ転送)
・USB-C ポート (2ND VIDEO IN。HDMIディスプレイを制限)
・USB-A 3.1 Gen 2 ポート (10W電力供給 + 最大10Gbpsのデータ転送)
・USB-A 3.0ポート 2つ (最大5Gbpsのデータ転送)
・USB-A 2.0ポート 1つ
・SDカードリーダー (UHS-II / 最大312MB/s)
・microSDカードリーダー
・HDMIポート 2つ (4K / 60Hz)
・モノラルマイク入力ポート
・コンポオーディオ / ヘッドセット出力ポート
・イーサネットポート (最大速度1Gbps)
・ダイナミック帯域幅スイッチ (4K 60Hz / 30Hz)
・電源接続口 (DC IN)
MacBook Pro向けのドッキングステーションとして、
2台のディスプレイに「4K / 60Hz」の映像出力に対応しています。
「4K / 60Hz」で2台の映像出力はかなり負担が大きいのですが、
こちらはダイナミック帯域幅スイッチが搭載されており、機能を制限しながら映像出力をコントロールすることが可能です。
約2万円で4Kディスプレイ2台に出力できるUSB-Cハブは中々存在しないため、
選択肢としては十分アリなアイテムです。
Belkin ドッキングステーション ハブ F4U097JA-A
ここからは、ドッキングステーションガチ勢向けのアイテムを2つご紹介します。
まずBelkin「ドッキングステーション ハブ」は、下記のポートを搭載しています (約3万5,000円)
・Thunderbolt 3 (USB-C) ポート 2つ (85W PD充電 + 最大40Gbpsのデータ転送)
・USB-C 3.1 Gen 2 ポート(最大10Gbpsのデータ転送)
・USB-A 3.1 Gen 2 ポート (最大10Gbpsのデータ転送)
・USB-A 3.0 ポート 4つ
・SDカードリーダー (UHS-II / 最大312MB/s)
・3.5mm オーディオジャック
・イーサネットポート (最大速度1Gbps)
・DisplayPort (最大8K / 30Hz)
・電源接続口 (DC IN)
映像出力に強く、
・シングルモニター → 8K / 30Hz
・デュアルモニター → 4K / 60Hz
「Mac」や「Windows」製品に対応しています。
大容量動画を高速転送でき (3時間分の4K動画を1分以下で転送可能)、
最大6台までのデイジーチェーン(数珠つなぎ)に対応しています
ただ 「HDMIポート」が搭載されていないのと、「DC IN(170W)」なので熱は持ちやすいアイテムです。
CalDigit「TS3 Plus」は、下記のポートを搭載しています (約3万3,000円)
・Thunderbolt 3 (USB-C) ポート 2つ (87W or 15W PD充電 + 最大40Gbpsのデータ転送)
・USB-C 3.1 Gen 2 ポート(最大10Gbpsのデータ転送専用)
・USB-C 3.1 Gen 1 ポート(最大5Gbpsのデータ転送専用)
・USB-A 3.1 Gen1 ポート 5つ (最大5Gbpsのデータ転送)
・SDカードリーダー (UHS-II / 最大312MB/s)
・アナログオーディオ入力 (ステレオ)
・アナログオーディオ出力 (ステレオ)
・イーサネットポート (最大速度1Gbps)
・DisplayPort (4K / 60Hz)
・光デジタルオーディオ
・電源接続口 (AC IN)
内部はファンなしのヒートシンクを搭載しており発熱に強く、縦置き・横置きに対応。
映像出力は
・シングルモニター → 5K / 60Hz
・デュアルモニター → 4K / 60Hz
に対応しています。
こちらもBelkin「ドッキングステーション ハブ」と同じく、「HDMIポート」が搭載されていないため、必要な方はアダプターを用意する必要があります。
その他の搭載されているポートを比較すると、
・USB-C、Aの転送速度 → Belkin「ドッキングステーション ハブ」
・オーディオポートの充実度 → CalDigit「TS3 Plus」
が優れています。
1. Belkin「ドッキングステーション 8 in 1」 (約1万7,000円)
2. Hyper「ドッキングステーション」 (約1万3,000円)
3. Anker「PowerExpand 13-in-1」(約2万円)
4. Anker「PowerExpand 7-in-1」(1万9,000円)
5. Cable Matters 「USB C ドッキングステーション」(約2万2,000円)
6. Belkin「ドッキングステーション ハブ」(約3万5,000円)
7. CalDigit「TS3 Plus」(約3万3,000円)
まとめ!「USB-Cハブ」は用途と予算で選ぼう。
以上、「iPad Pro」でオススメの「USB-Cハブ」と、ガチ勢向けの「ドッキングステーション」をご紹介しました。
まとめると
・一部の機能に特化した安い「周辺機器」 6選 (約1,000円〜5,000円)
・iPadに装着させるタイプの「USB-Cハブ」 7選 (約5,000円〜1万)
・全部入りでPCでも使いやすい「USB-Cハブ」 4選 (約5,000円〜1.1万)
・据え置きタイプでガチ勢用「ドッキングステーション」 7選 (約1.3〜3.5万)
という内容でした。
ほとんどの方は5,000円〜1万円程度の予算があれば、満足いく「USB-Cハブ」が手に入ります。
ただ
・iPadだけでなく、パソコンでも「USB-Cハブ」を使いたい。
・2台以上のディスプレイに「映像出力」したい。
といった要望があると、
だんだん「お値段」や「選択肢」が増えてUSB-Cハブ沼に陥ります。
個人的な意見で言うと、
①iPadに装着させるタイプ
→HyperDrive「USB C ハブ 6ポート」(約1万)
②PCでも使いやすいタイプ
→Belkin「ハブドッキングステーション 11 in 1」 (約5,000円)
③据え置きタイプ
→ Hyper「ドッキングステーション」(約1.3万)
or
→ CalDigit「TS3 Plus」 (約3.3万)
がお気に入りです。
①を選んだ理由は、パソコンでも使いやすい延長ケーブルが入っているところ。
②は5,000円とコスパ抜群で、ケーブルの長さが30cmと長めなところ。
③は2つ選びましたが、
Hyper製の「ドッキングステーション」は、値付けが間違ってるんじゃないかと思うくらい、性能に対して値段が安いところ。
CalDigit製の「ドッキングステーション」は、
複数枚のディスプレイへ映像出力ができ、熱を持ちにくいところが良くできています。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
▶︎全部入りじゃないので、安い。
1. Apple「USB-C - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ」 (約1,000円)
2. Anker「USB-C 2-in-1 カードリーダー」 (約1,300円)
3. Anker「USB-C & USB 3.0 変換アダプタ」 (約1,000円)
4. Anker「Power+Line II 3-in-1 ケーブル」 (約2,000円)
5. Apple「USB-C - SDカードリーダー」 (約5,000円)
6. Anker「PowerExpand 2-in-1」 (約3,000円)
▶︎iPadに装着できるので、取り回しが良い。
1. Baseus「USB C HUB 6in1」 (約5,000円)
2. j5 create「7in1マルチアダプター」 (約8,500円)
3. HyperDrive「USB C ハブ 6ポート」 (約1万円)
4. サンワダイレクト「Type-C HDMI 変換アダプタ」 (約5,000円)
5. Anker「PowerExpand Direct 6-in-1」 (約6,000円)
6. Satechi「モバイル Proハブ」 (約6,000円)
7. サンワダイレクト「スタンド型ドッキングステーション」 (約9,000円)
▶︎iPadだけでなく、パソコンでも使えて長持ち。
1. Hyper「Switchドック」 (約1万円)
2. エレコム「ドッキングステーション 6-in-1」 (約5,000円)
3. Anker「PowerExpand+ 7-in-1」 (約6,000円)
4. Belkin「ハブドッキングステーション 11 in 1」 (約1万1,000円)
▶︎デスク環境を整えるなら、こちらのガチ勢向けドッキングステーション。
1. Belkin「ドッキングステーション 8 in 1」 (約1万7,000円)
2. Hyper「ドッキングステーション」 (約1万3,000円)
3. Anker「PowerExpand 13-in-1」(約2万円)
4. Anker「PowerExpand 7-in-1」(1万9,000円)
5. Cable Matters 「USB C ドッキングステーション」(約2万2,000円)
6. Belkin「ドッキングステーション ハブ」(約3万5,000円)
7. CalDigit「TS3 Plus」(約3万3,000円)
<無料で使える人気サービス>
・【動画&音楽 使い放題】学生限定 Amazon「Prime Student」【6ヶ月無料】
・【音楽聴き放題】Amazon「Music Unlimited」【30日間無料】
・【本の聴き放題】Amazon「audible」【30日間無料】
<期間限定のセール情報>
・【最大70%オフ】Kindle「ビジネス書」キャンペーン【日経BP】
・【楽天市場】バレンタイン特集【予算で選べる】
・【ポイント最大42倍】楽天「お買い物マラソン」【開催中!】