「RTX3050」とインテル第12世代 「Core i7 12700F」を搭載しながら、10万円を切る激安価格で販売されたHP「VIctsu 15L」をご紹介します。
もし再販された場合は、イチオシの商品です。
1月中旬、日本HPにて激安セールが行われました。
その名も在庫限りの「アウトレットセール」
アウトレットセールといっても、中身は在庫処分セールに近い内容で、
「RTX 3070ti」搭載OMEN40が19万8,000円で買えるなど、お得な商品が多数販売されていました。
実は年末年始からWindows PCの購入を検討している私。
パソコン工房の「ゲーミングPC組み立てキット福袋(約25万円)」を購入しそうになり何とか踏みとどまるも、
このHPのセールだけは我慢することができませんでした。
ということで、今回は日本HP「Victus 15L Desktop」をレビューしていきます。
起動ディスク(Cドライブの交換)と、SSDの増設も先日行いましたので、
よかったらこちらの記事もチェックしてみてください。
目次
日本HP「Victus 15L Desktop」の外観
こちらが日本HP「Victus 15L Desktop」のパッケージです。
上記写真のまま自宅に発送されます。
15Lとパソコンケースとしてはコンパクトな部類ではありますが、
段ボールは普通に大きいので玄関を広くしておきましょう。
箱を開けてみました。
しっかり固定されているため、パソコンが動く心配はなさそうです。
そしてこちらが中身です。
説明書はシンプルなセットアップ手順のみで、
ポート類を確認する以外は特に見ることが無いと思います。
1つ注意点としては、電源ケーブルが3Pinです。
普段コンセントの差込口が2つの方は、予め「3P→2P変換アダプタ」を購入するようにしましょう。
また普段無線の「キーボード」と「マウス」を使用されている方。
Windowsの初期設定でうまく接続できない可能性があるため、
安くて構わないので有線の「キーボード」と「マウス」を用意しておきましょう。
こちらが日本HP「Victus 15L Desktop」です。
筐体が白のスッキリとしたデザインをしており、比較的小さく、部屋に置いておいても存在感を主張しないパソコンです。
YouTuberのせろりんねさんなど、白いゲーミングPCを紹介する動画は定期的に上がっているものの値段としてはお高め。
それを税込10万円で提供する日本HPの価格競争力はすさまじいと感じました。
前面はRGBライティングが可能な「V文字」と、ポートが
・USB TYpe-A (10Gbps) → 2つ (実測550MB/s程度?)
・USB TYpe-A (5Gbps) → 2つ (実測230MB/s程度?)
・USB TYpe-C (5Gbps) → 1つ(実測230MB/s程度?)
・電源ボタン
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
が搭載されています。
パネルの片面は吸気口があり、
こちらから冷却用の空気を取り込む構造になっています。
15Lとコンパクトなサイズながら、背面のポートも充実しています。
・USB 2.0 Type A → 4つ
・HDMI 2.1 → 1つ
・DIsplayPort1.4a → 3つ
・有線LANコネクタ (RJ45) (IEEE802.11ax Wi-Fi6にも対応)
・ライン出力
・ライン入力
・マイク入力
スピーカーは付いていないので、
背面のUSBポートを使ってUSB接続のスピーカーを繋げても良いですね。
「VIctus 15L」のサイズは、下記の通りです。
・質量 → 6.31kg
・高さ → 33.7cm
・奥行き → 29.7cm
・幅 → 15.5cm
上記写真は、M1が搭載された13.3インチMac Book Airとの比較です。
Mac Studioと比較すると、このサイズ感です。
日本HP「Victus 15L Desktop」のベンチマーク
日本HP「Victus 15L Desktop」の主なスペックはこちらです。
・インテル第12世代 「Core i7 12700F」
・「メモリ16GB」 (8GB×2) (最大32GBまで増設可能)
・ストレージ 「M.2 SSD 512GB」+「2TB HDD」
・NVIDIA GeGorce 「RTX3050」
上記はSSDの転送速度ですが、起動ディスク(Cドライブ)を交換した後のベンチマークです。
SSDはGen4からGen3のものに交換しています。
・Gen4のSSD (SAMSUNG 980 Pro OEM) → 最大転送速度 7,000MB/秒
↓
・Gen3のSSD (Western Digital SN570) → 最大転送速度 3,500MB/秒
もし内蔵された512GBのSSDで測定した場合は、より優れた転送速度が期待できます。
次にCPUの性能をチェックします。
インテル第12世代Core i7 12700Fを搭載した「Victus 15L」のスコアは、
・マルチ → 14,464
・シングル → 1,864
同じCPUを搭載した「OMEN 25L」はマルチスコア20,000前後を測定しているので、クロック数や冷却性能の差がスコアに現れているのかもしれません。
PassMarkのスコアとしては、下記の通りです。
・Core i7 13700K → 46,939 (第13世代)
・Core i5 13600K → 38,362 (第13世代)
・Core i7 12700F → 32,227 (第13世代)
・Core i5 12600K → 27,464 (第13世代)
次に定番のドラクエとファイナルファンタジーのベンチマーク。
ドラクエのような軽量なゲームをフルHDで楽しむ分には問題がありません。
3D Mark Time Spy Graphicsのベンチマークと売られているパソコンの値段を比較してみると、
・RTX 3070 → 13,789 (BTOで購入すると20〜25万)
・RTX 3060ti → 11,893 (15万〜20万)
・RTX 3060 → 8,867 (14万〜20万)
・PS5 (RX5700と同程度?) → 8,248 (5〜6万)
・RTX3050 → 6,278 (10万円)
・GTX 1660Super → 6,122 (中古市場を使って自作すればお安くなりそう)
という感じです。
お店によって値段は多少異なりますが、普通の人は
パソコンが欲しかったら「RTX3060ti」か「RTX3050(セール時のみ)」搭載モデル。
ゲームだけやりたかったら「PS5」という選択で大丈夫かと思われます。
そしてファイナルファンタジーを4K高画質でベンチマークを取りましたが、
こちらは「やや重い」と予想通りの結果に。
ただRTX3050は、ゲームプレイ時に「DLSS」と「レイトレ」に対応しています。
・DLSS → 高画質化
・レイトレ → フレームレート低下を防ぐ
そのため
・フルHD〜WQHD
・60fps
・4K 30fps
のゲーム環境で満足できる人にとっては、10万円で買える「Victus 15L」は魅力的な選択と言えます。
またグラボを積んでいるのに、静音性が高いところも魅力の1つです。
まとめ。「Victus 15L」はこれからパソコンやゲームに詳しくなりたい方にオススメ
以上、日本HP「Victus 15L」をご紹介しました。
まとめると
・安い (税込9万9,800円)
・ほどほどにパワフル (フルHD〜WQHDで60fps)
・静かで消費電力も少ない。
・余ったお金で周辺機器やパーツを購入すると楽しい。
という内容でした。
ゲーミングPCといえば安くても15万円。
できれば20万円あると色々選べて、ガチ勢だと30万は必要な世界です。
いきなりそれだけのお金を払うのは難しいですし、一からパソコンを自作するのもいろいろ不安があります。
ただ「Victus 15L」なら、
・動作が保証されてるパソコン。
・自作するより安い。
とお得感満載です。
期間限定のアウトレットセールだったのが残念ではありますが、
こちらのパソコンを購入して、ゲームパッドやキーボード、モニター、SSDなどいろいろ試してみるのが、パソコンライフを楽しむのに最適だと思われます。
参考にして頂ければ幸いです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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