日本時間9月11日、Appleの新型スマートフォン、「iPhone 11」が発表されました。
すでにご存知の通り、発表された端末は
・iPhone 11
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11 Pro Max
の3種類。
カメラを中心にスペックアップが行われましたが、悩むのは
iPhone 11とProシリーズのどちらを選ぶべきか?
ということではないでしょうか。
無印とProシリーズの価格差は、32,000円から。
この記事では「その値段の違いが一体どこにあるのか?」見ていきたいと思います。
ではさっそく内容を見ていきましょう。
目次
iPhone 11とProシリーズの価格
<出典:Apple>
容量 | iPhone 11 | iPhone 11 Pro | iPhone 11 Pro Max |
64GB | 74,800円 | 106,800円 | 119,800円 |
128GB | 79,800円 | ー | ー |
256GB | 90,800円 | 122,800円 | 135,800円 |
512GB | ー | 144,800円 | 157,800円 |
まずは価格から。
最も安いのが、無印のiPhone 11の74,800円。
最も高いのが、iPhone 11Pro Maxの157,800円です。
こうしてみるとProシリーズは10万円を超えてくるのでお高く感じてしまいますが、
それでも去年のiPhone XSシリーズと比べてみると、「5,000円〜11,000円の値下げ」が行われています。
為替の影響もありますが、新商品なのに安くなるのは珍しいことです。
特に無印のiPhone 11は1万円も安くなっており、アメリカではiPhone XRがバカ売れしているのに不思議な印象を受けます(アメリカだと50ドルの値下げ)
もちろん、日本も10月から消費税の引き上げが行われるので要注意です!
iPhone 11とProシリーズのスペックの違い
iPhone 11とProシリーズは、
もちろん外観や使われている素材が異なりますが、その他スペック面としてはどのような違いがあるのでしょうか?
それぞれ順番に見ていこうと思います。
カメラ
<iPhone 11>
・超広角(13mm f/2.4)
・広角(26mm F1.8)
<iPhone 11 Proシリーズ>
・超広角(13mm f/2.4)
・広角(26mm F1.8)
・望遠(52mm f/2.0のレンズ)
iPhone 11 Proシリーズでは、
望遠カメラとして52mmのレンズが搭載されています。
A13 Bionicによる機械学習や写真、動画編集機能の強化によって、
・暗所での撮影
・写真の高画質化
・スマホによるデータ編集の強化
・広角で撮影しても超広角のデータもしばらく保存される
・インカメラの4K 60fps撮影、スローモーション
などは共通ですが、
ポートレート撮影の品質や、アプリ「FiLMic Pro」を使用することによってインカメラとアウトカメラの合計4つのカメラで同時に動画撮影が可能になるなど、
カメラの個数がもたらす影響も少なからずあります。
その他わかりやすいところでいうと、ズーム機能です。
iPhone 11がデジタルズーム5倍に対して、
Proシリーズは光学ズーム2倍、デジタルズーム10倍に対応しています。
ここでの基準は広角の26mmなので、無印とProシリーズのデジタルズームの違いは、最大130mmと260mmになります。
デジタルズームは画像の品質が劣化してしまうので、街中で頻繁にズームを使用する方は、Proシリーズの検討がオススメです。
もちろん差額の32,000円で、「SONYのコンデジを購入する」とかでも大丈夫です。
デジタルズームではなく、光学ズームが30倍なので、望遠機能は遥かにコンデジに分があります。
DSC-WX350だと、光学ズーム20倍でもっとお求めやすい価格で購入できます。
もちろん、いちいちコンデジを持ち歩くのが面倒な方はスマホで賄うのが最適ですけどね。
ディスプレイ
・iPhone11→6.1インチ・Liquid Retina HDディスプレイ
・iPhone 11 Pro→5.8インチOLED・Super Retina HDRディスプレイ
・iPhone 11 Pro Max→6,5インチOLED・Super Retina HDRディスプレイ
Proシリーズに搭載されたSuper Retina HDRディスプレイは、
iPhoneで最高のディスプレイ。Appleが作ったものの中で最もシャープなディスプレイ
とApple公式ホームページで記載があるなど、
日光では見にくいスマートフォンの画面をより見やすいものへと変えてくれます。
・iPhone 11の最大輝度が最大625ニトであるのに対し、Proシリーズは最大800ニト。
・またHDRの写真やビデオは、最大1,200ニト。
になるなど、すでに有機ELディスプレイを使用されている方は、当然Proシリーズが第一候補になるかと思います。
ただ無印のiPhone 11のディスプレイ品質も素晴らしく、ディスプレイのサイズも5.8インチのものより大きい6.1インチです。
そのため価格差を考えると、
iPhone 11(6.1インチ)とPro(5.8インチ)の価格差は32,000円ですが、
iPhone 11(6.1インチ)とPro Max(6.5インチ)の価格差は、45,000円です。
スマホのサイズ感も含め、このあたりは実際に手で持ってみて比べてみる必要があります。
バッテリー
昨年発売されたiPhone XRは、バッテリー持ちの良さが高く評価され、売れ筋モデルとなりました。
ただ今年はその状況が変化しました。
Proシリーズが省電力化に成功し、大幅なバッテリー時間の改善に成功しました。
<ビデオストリーミングの時間>
・iPhone11→最大10時間。
・iPhone 11 Pro→最大11時間。
・iPhone 11 Pro Max→最大12時間。
オーディオの再生に関しては、iPhone 11とiPhone 11は同じ最大65時間であるものの、その他はProシリーズが無印を上回った性能となっています。
今年はApple公式から「バッテリー付きケース」が販売されないため、ハイエンドモデルを好む人にとっては喜ばしい内容となっています。
防水・防塵性能
最後に、防水性能です。
どのモデルもIP68等級ですが、
・iPhone 11は、「最大水深2メートルで、最大30分間」
・Proシリーズは、「最大水深4メートルで、最大30分間」
となっています。
ちなみに
・iPhone XSは、「最大水深2メートルで、最大30分間」
・iPhone XRは、「最大水深1メートルで、最大30分間」
・iPhone 7は、「最大水深1メートルで、最大30分間」
となっています。
つまりiPhone 11は、去年のフラッグシップと並ぶ防水性能を兼ね備えていることになりますし、私のようにiPhone 7を使用している方は、どのモデルを選んでもパワーアップすることになります。
iPhone 11とProシリーズの下取り価格
新しいiPhoneを購入する上で大切なのは、「今使用しているスマホをどうするか?」
ということでしょう。
キャリアでも受け付けていますが、Apple公式でも下取りに対応しています。
その中身を見てみると、
・iPhone SE→最大5,030円
・iPhone 6s→最大7,220円
・iPhone 7→最大13,350円
・iPhone 7 Plus→最大23,250円
・iPhone 8→最大23,350円
・iPhone 8 Plus→最大32,840円
・iPhone X→最大41,440円
・iPhone XR→最大38,200円
・iPhone XS→最大51,480円
・iPhone XS Max→最大62,060円
となっています。
iPhone 8からiPhone Xまでの方が、ちょうど契約をされてから2年経った乗り換えの時期ですね。
個人的に3万円前後だったら売却を検討しても良いかと思います。
1万円でしたら、SIMフリー機として手元に残すのも選択肢だと思います。基本的な動作は行えるはずですし、海外旅行に行く時など使いみちはありそうです。
iPhone 8の最大23,350円というのは、悩みどころですね。キャリアの下取りでしたら1万円上乗せがありそうです。
まとめ。iPhone 11とProシリーズはここを見る
以上で「新型iPhoneの比較。32,000円の価格差は、一体どこにあるか?」に関する記事を終わります。
まとめると32,000円という価格差は、主に
・カメラ性能
・ディスプレー
・バッテリー
・防水・防塵性能
から来ることがわかりました。
ただバッテリーと防水・防塵性能に関しては、どちらも性能が高く端末を選ぶ要因とは成り得ないでしょう。
そのためカメラ性能とディスプレーの品質に加えて、人によって好みが異なる
・デザイン
・カラーバリエーション
の2点を加えて考慮するのが良いでしょう。
iPhone 11はProシリーズと共通点が多く、iPhone Xなど有機ELディスプレーを使っている、56mm前後の望遠レンズを使用している方を除けば、性能的な進化を感じられる端末です。
2つのレンズのうち、「望遠が超広角に変わった」というのはメリットでありデメリットなので、乗り換える際はそのあたりを見てみるのが良いと思います。
「望遠で写真を取るなら、素直にProシリーズ」
ということです。
今回のiPhone 11は、Proシリーズとほとんどスペックが変わらないため、
・写真にこだわりがある。
・動画にこだわりがある。
・ディスプレーの品質にこだわりがある。
・サイズやデザインにこだわりがある。
という方を除けば、コスパ最強です。
悩むなら一番お求めやすい無印のiPhone 11を購入し、「5G対応のiPhoneを待つ」のもアリかと思います。
本日の21時には、いよいよiPhoneの予約がスタートしますので、
是非皆さん良い選択をされてください。
追記:9月14日(土)1時現在、Apple StoreのiPhone 11は、発売日当日に「受取可能」です(20日)
Proシリーズは長いもので、受け取りまで2〜3週間の猶予が必要です。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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