ファーウェイ「WATCH FIT」と「Band 6」の違いを比較していきます。
「Band 6」の方がオススメですが、「WATCH FIT」が好ましい方も存在します。
2021年、久々にファーウェイのスマートバンドの新製品が発売されました。
その名も「HUAWEI Band 6」です。
同じ1万円を切るモデルとしてはこれまで「Band 4 Pro」がありましたが、
お値段を安くしながら健康管理機能を強化し、
上位モデルの「WATCH FIT」に肉薄したコスパ抜群のスマートバンドになっています。
そのため
・「WATCH FIT」と「Band 6」どちらを買うべきか?
・割高な「WATCH FIT」を買う理由はどこにあるか?
などなど、気になるところをチェックして頂ければと思います。
それでは
ファーウェイ「WATCH FIT」と「Band 6」の比較、
さっそく内容を見ていきましょう。
目次
ファーウェイ「HUAWEI WATCH FIT」と「HUAWEI Band 6」の違い
WATCH FIT | Band 6 | |
サイズ | 1.6インチ | 1.47インチ |
解像度 | 456 × 280 (326ppi) | 368 × 194 (282PPI) |
画面占有率 | 約70% | 約64% |
ディスプレイ | 有機EL (AMOLED) | 有機EL (AMOLED) |
バッテリー容量 | 180mAh | 180mAh |
バッテリー持続日数 | 10日 (GPS時12時間) | 10〜14日 |
充電時間 | 5分で1日分チャージ | 5分で2日分チャージ |
重量 (本体のみ) | 21グラム | 18グラム |
縦 | 46mm | 43mm |
幅 | 30mm | 25.4mm |
厚み | 10.7mm | 10.99mm |
素材 | ポリマー(限定モデルはステンレススチール) | ポリマー |
Androidでの使用 | ◯ | ◯ |
iOSでの使用 | △ | △ |
主に「出来る」こと | 16個 | 15個 |
プロスポーツモード | 11種類 | 11種類 |
カスタムワークアウト | 85種類 | 85種類 |
エクササイズ自動検知 | 6種類 | 6種類 |
文字盤のカスタマイズ | 100種類以上 (Android) | 100種類以上 (Android) |
心拍モニタリング | ◯ | ◯ |
睡眠モニタリング | ◯ | ◯ |
ストレスモニタリング | ◯ | ◯ |
呼吸エクササイズ | ◯ | ◯ |
女性向けの健康追跡機能 | ◯ | ◯ |
メッセージアラート | ◯ | ○ |
音楽の再生コントロール | ◯ (Androidのみ) | ◯ (Androidのみ) |
リモート写真撮影 | △ (自社スマホのみ) | △ (自社スマホのみ) |
スマホのロック解除 | △ (自社スマホのみ) | △ (自社スマホのみ) |
サイドボタン | ○ | ◯ |
血中酸素飽和度測定(SpO2) | アップデートで対応 | ◯ |
ワークアウト動画の視聴 | ○ | × |
センサー数 | 5つ | 3つ |
3軸加速度センサー | ◯ | ◯ |
3軸ジャイロスコープ | ◯ | ◯ |
PPG(光学式)心拍センサー | ◯ | ◯ |
装着検知センサー | ◯ | × |
環境光センセー | ◯ | × |
防水性能 | 5気圧 (水深50m) | 5気圧 (水深50m) |
Bluetooth | 5.0 BLE | 5.0 BLE |
充電端子 | 磁気 | 磁気 |
リストバンドから外さず充電 | ○ | ○ |
急速充電 | ○ | ○ |
GPS (GLONASS,QZSS) | ○ | × |
TruSeen (心拍) | Version 4.0 | Version 4.0 |
TruSleep (睡眠) | Version 2.0 | Version 2.0 |
TruRelax (ストレス) | ○ | ○ |
低血中酸素アラート | ○ | ○ |
血中酸素「常時」測定 | アップデートで対応予定 | ○ |
本体の色 | 銀・金・黒色 | 金・灰色 |
バンドの色 | 4種類 | 4種類 |
発売日 | 2020年10月 | 2021年5月 |
税込価格 | 1万5,180円 | 8,580円 |
エレガントエディション | 1万9,800円 | ー |
<出典:ファーウェイ>
「WATCH FIT」と「HUAWEI Band 6」は、ファーウェイから発売されているウェアラブルバンドです。
ファーウェイのスマートバンドは正確なデータの取得と、それを元にしたアドバイスに定評があります
というのも、ファーウェイはどのようなテクノロジーを元にデータを測定しているかを公開しており、
・睡眠 →ハーバードメディカルスクールCDBセンター
・心拍数 →FIRSTBEAT社
が技術の元となっています。
睡眠に関しては、
4つの段階 (浅い、深い、レム睡眠、目覚めてる時間)を認識し、典型的な睡眠障害を識別。
200以上あるアドバイスの中から、個人にあった睡眠の調整・改善のサポートをしてくれます。
一方心拍数に関しては、
これまで心拍データに関わる研究を20年以上行い、
世界1,000チーム、23,000人以上のスポーツ選手の間で採用されてきた「FIRSTBEAT社」のテクノロジーが使われています。
・心拍数
・VO2max (有酸素運動を測る上で重要な、体内に取り込まれる酸素の最大量)
を正確に測定することができるので、
運動を行った後、
有酸素運動や無酸素運動を「それぞれ何分間行ったのか」、
その時の「心拍数はどれ位か?」「消費カロリーや時速は?」「休息時間はどれくらい必要か?」
といったデータを計測し、アドバイスしてくれます。
ちなみにこの「FIRSTBEAT社」のテクノロジーは、
米国のNBA(バスケ)やNHL(アイスホッケー)のクラブ。
サッカーだとUEFAチャンピオンズリーグを制覇したバイエルン・ミュンヘンやスペイン代表。
日本だと、日本代表の酒井宏樹選手が在籍していた柏レイソルなどで使用されています。
一方で弱点もあり、
・ファーウェイのスマホ
・Androidのスマホ
・iPhone
と下に下がるほど、使える機能が制限されていきます。
例えば
・スマートロック解除 (スマホのロック解除)
・リモートシャッター機能(リモート写真撮影)
ファーウェイのスマホのみ使える機能となっています。
ファーウェイ「WATCH FIT」が向いている人
ファーウェイ「WATCH FIT」が向いている人は、このようなタイプの方です。
・より大きくて見やすいディスプレイが欲しい (326PPI、画面占有率70%)
・スマートフォンを持ち歩かずに運動したい (GPS内蔵)
・ワークアウト動画を視聴したい (44種類のトレーニング動作デモ)
・ステンレススチールを採用した限定モデルが欲しい (バンドもフルオロエラストマー採用で肌触りさらさら)
ファーウェイ「WATCH FIT」は、1.6インチの有機ELディスプレイを搭載したスマートバンドです。
・心拍
・睡眠
・ストレス
・血中酸素レベル (SpO2)
といた健康管理のためのモニタリング機能は基本的に「Band 6」と同等ですが、
より横長で見やすいディスプレイ。
そしてGPS内蔵で、スマホを持ち歩かなくても地図上にログを残すことできます。
例えば初めて利用する道を後から分析した時、
3kgの道のりを、時速13kmのペースで23分間歩きました。
その時の消費カロリーは30kcalで、心拍数は120でした。
ちなみにその間、無酸素運動が◯分、有酸素運動が◯分、脂肪が燃焼した時間は◯分でしたと分析が行われています。
また面白いのが、44種類のワークアウト動画が収録されている点です。
これはガッツリというよりもスキマ時間に健康的なことを行うためのちょっとしたアイデアになりまして、
・職場でのエクササイズ
・全身のストレッチ
・脚とお尻の引き締め
など、限られたシチュエーションで20秒だけ行うエクササイズなどを提案してくれます。
腕にスマートバンドが付いているだけで、両親や子供にパッと見せてすぐに実践できるので、
非常に教育的効果があると私は気に入っています。
また4月からは、エレガントエディションとして上位モデルが発売。
本体が樹脂ではなく、ステンレススチールを採用し、バンドも肌触りに優れたフルオロエラストマーが採用されていうため、
「高級さ」や「頑丈さ」を兼ね備えたモデルも存在しております。
ファーウェイ「Band 6」が向いている人
ファーウェイ「Band 6」が向いている人は、このようなタイプの方です。
・バッテリー持ちが良く、充電も早いデバイスが欲しい。
・コンパクトな装着感が好み (幅5mm短い)
・コスパに優れたモデルが欲しい (「Watch FIT」のほぼ半額)
ファーウェイ「Band 6」は、1.47インチの有機ELディスプレイを搭載したスマートバンドです。
1万円を切る価格で、モニタリング機能はほぼ「WATCH FIT」と同等なことが行えるコスパ抜群のモデルになりまして、
それでいて
・バッテリー性能 (最大14日)
・急速充電 (5分で2日分の充電。「WATCH FITの2倍」)
など、バッテリー周りの使い勝手が改良されています。
「WATCH FIT」の税込価格1万5,180円に対し、
「Band 6」はほぼ半額の8,580円。
GPS機能が省かれているものの、ほとんどの方は「Band 6」で満足してしまうはずです。
まとめ!より健康管理に適した「WATCH FIT」コスパの「Band 6」
以上、ファーウェイ「WATCH FIT」と「Band 6」の違いについてご紹介致しました。
まとめると、
・WATCH FIT → GPS搭載で、エクササイズを本格的に行える(約1万5,000円)
・Band 6 → モニタリング機能はWATCH FIT同等で、バッテリー持ちはそれ以上 (約8,500円)
という内容でした。
ファーウェイ「WATCH FIT」は、スマホを持ち歩かなくても地図上にログが残せるGPS搭載が魅力の商品です。
また「画面サイズ」や「画面占有率」が「Band 6」よりも優れており、
それらに魅力を感じるなら「WATCH FIT」。
画面サイズよりも、バッテリーの持ち具合や急速充電。
価格の安さに感じるなら「Band 6」がオススメです。
あなたはどっち派ですか?
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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