ファーウェイ・ジャパンは日本市場へ投入する新型のスマートフォン、「nova 5T」を発表しました。
その他にも
と相次いで商品を発表し、米国のファーウェイに対する輸出禁止措置が行われる中、依然として日本市場を重要視していると印象づけました。
日本へ新しく投入されるファーウェイのnova 5Tは、規制が行われる前に海外で発売されたこともあり、グーグルのサービスの利用が可能です。
このあたりはグーグルサービスが使用できないMate 30とは異なる点です。
↓「Mate 30シリーズを発表」はこちら。
今後はGMSからHMSへの転換が見られると見られ、グーグルサービスとして使用できるファーウェイのスマートフォンとしては、今回が最後の可能性があります。
GMS:Google Mobile Service
HMS:Huawei Mobile Service
この記事ではnova 5Tの主なスペックを、従来機の「nova 3」、そして日本国内で販売しているフラッグシップ「P30 Pro」と比較していきます。
さっそく内容を見ていきましょう。
↓「nova 3レビュー記事まとめ」はこちら
↓「Band 4 Proと4、Xiaomi Miスマートバンド 4との違い」はこちら。
目次
HUAWEI nova 5Tとnova 3、P30 Proのスペック比較
nova 5T | nova 3 | P30 Pro | |
ディスプレイ | 6.26インチ | 6.3インチ | 6.5インチOLED |
解像度 | 2,340×1,080 | 2,340×1,080 | 2,340×1,080 |
CPU | Kirin 980 | Kirin 970 | Kirin 980 |
RAM | 8GB | 4GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB | 128GB |
重量 | 174g | 166g | 192g |
インカメラ | 32MP(f/2.0) | 24MP+2MP | 32MP(f/2.0) |
アウトカメラ個数 | 4つ | 2つ | 4つ(Leica) |
メイン | 48MP(f/1.8) | 16MP(f/1.8) | 40MP(f/1.6) |
広角 | 16MP(f/2,2) | 24MP(f/2.2)モノクロ | 20MP(f/2.2) |
望遠 | ー | ー | 8MP(f/2.4) |
深度 | 2MP(f/2.4) | ー | TOFカメラ |
マクロ | 2MP(f/2.4) | ー | ー |
バッテリー容量 | 3,750mAh | 3,750mAh | 4,100mAh |
耐水 | ☓ | ☓ | IPX8/IP6X |
外部ストレージ | ☓ | Micro SD | NMカード |
ヘッドフォンジャック | ☓ | ◯ | ☓ |
SIM | DSDV対応 | DSDV対応 | ☓ |
価格 | 約54,500円 | 約59,184円 | 約90.288円 |
nova 3の後継機となるnova 5Tは、スマホの「基本スペック」と「カメラ機能」が大幅にアップグレードされた商品です。
特にソニー製の1/2センサーはiPhone XS MaXやGalaxy S10(1/2.55インチ)よりも大きく、最大ISO感度が102,400を記録するなど暗闇でのカメラ性能に力を入れています。
またCPUは国内で販売されているP30 Proと同等のKirin 980を搭載。
メモリはP30 Proの6GBを上回る8GBを積んでおり、約5.5万円と半額のスマートフォンとしては圧倒的なスペックを兼ね備えています。
HUAWEI nova 5Tの気になるところ
ファーウェイのnova 5Tはこれまでのnovaシリーズがそうであったように、性能が高いにもかかわらずコスパの高いモデルです。
↓「Huaweiのスマホを比較してみた」はこちら。
ただ従来機と比べて「完璧か」というとそうでもなく、いくつか気になる点も存在します。
それは
・有機ELディスプレイは搭載していない。
・カメラが望遠に対応していない。
・ヘッドフォンジャックや耐水性能がない。
といったところ。
そのため
・スマホのサクサク感。
・カメラ性能
は優れているものの、
約3万円で買える全部入りのOPPO Reno Aや、同じ価格帯のZenfone 6に圧勝できるかというと、そうでもないと思います。
(正確にはZenfone 6は割高ですが、SIMとセットだと同程度に安くなる場合があります)
2018年10月にnova 3が発売されたことを考えると、nova 5Tはほぼ同時期の発売となりますが、SIMとのセットで安くない限りそれほどお買い得ではない気がします。
私もnova 3を持っていましたが、それもOCNで2万円と破格だったからですしね。
最終的には税込みで15,000円を切っていましたし。
↓「nova 3 フォトレビュー」はこちら。
↓「Black Shark 2が49,800円で発売。スナドラ855搭載」はこちら。
まとめ。nova 5TはGoogleサービスが使え性能も高いが、一部機能が削られている
以上、「nova 5Tのスペックとnova 3、P30 Proとの比較」をご紹介しました。
望遠を重要視しない人にとっては、nova 5Tのカメラスペックはすさまじいものがありますね。
AIカメラ搭載で、マクロは4cmまで被写体に近づくことができます。
一般的なコンデジだと最短撮影距離は10cm前後のイメージなので、ブツ撮りもかなり捗ると思います。
暗闇の撮影にも強いですし。
価格的にソニーのRX100M3と同じくらいなので、イヤホンジャックなどnova 3から削られた機能が気になる方は、
カメラとして「nova 5T」を買うべき!
と個人的に思いました。
それでは今日はこのへんで。
また次の記事でお会いましょう。
管理人、きむきむでした。
↓「Band 4 Proと4、Xiaomi Miスマートバンド 4との違い」はこちら。
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