10月15・16日、グーグルはPixel 4を始めとした新商品を発表しました。
主なラインナップは下記のとおりです。
・Pixel 4
・Pixel 4 XL
・Pixelbook Go
・Pixel Buds
・Google Nest Mini
・Google Nest Hub Max
・Google Nest WiFi
・Stadia
グーグルはすでにPixel 4シリーズの日本価格も発表しており、お値段は89,980円から128,700円(税込み)となっています。
発売日は10月24日木曜日です。
この記事では発表されたグーグルの新商品を確認すると共に、Pixel 4シリーズの主な特長・仕様をPixel 3シリーズと比較していきます。
ではさっそく内容を見ていきましょう。
目次
Google Pixel 4シリーズの主な仕様とPixel 3との違い
グーグルはPixel 3、Pixel 3 XLの後継機となるフラッグシップスマートフォン、Pixel 4シリーズを発表しました。
主な特長は7つ。
・手をかざしてスマホを操作するモーションセンス。
・高速な顔認証。
・リアルタイムで音声をテキストにするボイスレコーダー機能の強化。
・カメラ機能の強化。
・Pixel Neural Coreチップ搭載(機械学習用)
・画面のリフレッシュレートは90HZ対応。
・HDR対応。
昨年のPixel 3がそうであった通り、ハードウェアそのものよりソフトウェアの充実ぶりが目立つ機能の強化となっています。
物理的なカメラの個数は3個ではなく2個。そして超望遠レンズに対応していないなどややトレンドから外れているように感じるところもありますが、
夜間撮影が可能なNight Sightは強化され、瞬時に補正が完了。天体写真の撮影も可能。
デジタルズームを行っても劣化が少なく、また画面内でピカチュウをなでなでできるなど大幅な強化が行われました。
そうです。ピカチュウです。
Pixel 4のMotion Sense (ジェスチャーとかで操作できるやつ)のために作られたポケモンの壁紙…。手を振ったりするとポケモンが反応してくれるんだって…悲鳴あげそうになった。 pic.twitter.com/M6jH4xFyIC
— 嘉島唯 (@yuuuuuiiiii) October 16, 2019
Apple Watchにおけるミッキー(ミニー)の文字盤ギャラリーがキラーコンテンツだったように、こうしたコンテンツの魅力は一部の人にとても刺さります。
またジェスチャーによるスマホの操作は、4、5年ほど前に指輪型のRingですでに実用化されていましたが、結局浸透することはありませんでした。
その意味でグーグルが手をかざしてスマホを操作する「モーションセンス」を導入したのは、今後の新しいインターフェースとして注目されていく可能性があります。
それでは肝心の、Pixel 4シリーズのスペックを見ていきましょう。
Pixel 4 | Pixel 3 | Pixel 4 XL | Pixel 3 XL | |
ディスプレイ | 5.7インチ | 5.5インチ | 6.3インチ | 6.3インチ |
解像度 | FHD+ | FHD+ | QHD+ | QHD+ |
ppi | 444ppi | 443ppi | 537ppi | 523ppi |
CPU | Snapdragon 855 | Snapdragon 845 | Snapdragon 855 | Snapdragon 845 |
RAM | 6GB | 4GB | 6GB | 4GB |
ストレージ | 64GB/128GB | 64GB/128GB | 64GB/128GB | 64GB/128GB |
リアカメラ | 16MP+12.2MP | 12.2MP | 16MP+12.2MP | 12.2MP |
絞り値 | f/1.7・f/2.4 | f/1.8 | f/1.7・f/2.4 | f/1.8 |
フロントカメラ | 8MP(f/2) | 8MP (f/2.2) | 8MP(f/2) | 8MP (f/2.2) |
視野 | 53°, 77°/90° | 75°/97° | 53°, 77°/90° | 75°/97° |
バッテリー | 2,800 mAh | 2,915 mAh | 3,700 mAh | 3,430 mAh |
重量 | 162g | 148g | 193g | 184g |
防塵・防水 | IP68 | IP68 | IP68 | IP68 |
認証 | 顔認証 | 顔・指紋認証 | 顔認証 | 顔・指紋認証 |
色 | 黒・白・オレンジ | 黒・白・ピンク | 黒・白・オレンジ | 黒・白・ピンク |
eSIM | ◯ | ☓ | ◯ | ☓ |
Felica | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
イヤホンジャック | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ |
米国価格 | 799ドル | 799ドル | 899ドル | 899ドル |
日本価格 | 89,980円〜 | 95,000円〜 | 116,600円〜 | 119,000円〜 |
より詳しくPixel 4シリーズの価格を見ていくと、
Pixel 4 | Pixel 4 XL | |
64GB | 89,980円 | 116,600円 |
128GB | 103,980円 | 128,700円 |
税込みの価格です!
また日本のGoogleストアでは現在「予約キャンペーン」を行っており、
・16,000円分のGoogleストアプロモーションコード
・USB-C 3.5mm アダプター
の2点を受け取ることができます。
「予約購入」が条件です。
日本のキャリアからの販売は、ソフトバンクの専売です。
ドコモは取り扱いません。
Pixelbook Go
Pixelbook GOは、13.3インチのタッチ液晶搭載Chromebookです。
残念ながら日本での投入は今の所ありませんが、久々のラップトップスタイルのChromebookがグーグルから発売されます。
主なスペックは下記のとおりです。
Pixelbook Go | |
ディスプレイ | 13.3インチ(タッチパネル) |
解像度 | 1,920×1,080 or 3,840×2,160(4K) |
CPU | 第8世代 Intel Core m3, i5, i7 |
メモリ | 8GB or 16GB |
ストレージ | 64GB, 128GB, 256GB |
端子 | USB-C, 3.5mmヘッドフォンジャック |
バッテリ駆動時間 | 最大12時間 |
重量 | 1061グラム〜1090グラム(4K) |
価格 | 649ドル〜1,399ドル |
4KディスプレイとSSD 256GBを搭載しているのは最上位のみで、他のモデルはFull HDです。
・Core i5・メモリ8GB・SSD128GBモデルが849ドル。
・Core i5・メモリ16GB・SSD128GBモデルが999ドル。
1ドル106円とすると、
Pixelbook Goは68,794円〜148,294円の価格帯となります。
Pixel Buds
Pixel Budsは、グーグルアシスタントに対応した完全無線イヤフォンです。
バッテリー持続時間は5時間で、充電ケースを用いると最大24時間の使用が可能です。
主な特長は
・タッチやスワイプでの操作。
・周囲のノイズに合わせ、音量を自動調整。
・リアルタイムグーグル翻訳。
・防水。
などが挙げられます。
商品の発売は2020年春を予定しており、価格は179ドルです。
日本国内でも販売は行われます。
Google Nest Mini +Nest Hub Max
Google Nest Mini
Google Nest Miniはグーグルの新型スマートスピーカーで、Google Home Miniの後継機です。
小型で4種類のカラーバリエーションが存在するNest Miniは、お値段6,050円と安価で気軽に音楽やグーグルアシスタントを楽しむことができます。
Google Nest Hub Max
Google Nest Hub Maxは、10インチのディスプレイを搭載したスマートスピーカーです。
音声だけでなくタッチでも操作を行うことができ、インカメラによるビデオ通話が可能です。
3インチのウーファーとステレオスピーカーに対応しているため、音楽やポッドキャストを日頃から使用する人にとって役立つ商品と言えます。
こちらも日本での発売があり、お値段は2万8,050円となっています。
Google Nest WiFi
Google Nest WiFIは、グーグルの新型メッシュWi-Fi対応ルーターです。
インターネット環境を整えるためのハードウェアとしては2種類に分けられ
・ルーター
・拡張ポイント
となります。
拡張ポイントは子機のようなものですね。
この2種類のハードウェアを組み合わせることで、高速かつ広範囲なインターネット環境を自宅やオフィスで構築することができます。
また「拡張ポイント」は複数接続させることができ、1つ1つがGoogleアシスタント搭載スマートスピーカーとなっているため、日頃からグーグルのサービスにどっぷり浸かっている方には魅力的に映ります。
私も以前ルーターを新しく購入する際、メッシュWi-FI対応のものを選ぶべきかどうかいろいろ悩みました。
「バッファロー Wi-Fiルーター レビュー」はこちら。
Nest Wi-Fiの細かい仕様などはまだ発表されていませんが、日本でも投入予定の商品です。
主なルーターの特長としては
・IEEE 802.11ac/n/a/g/b
・5GHz(4×4)
・2.4GHz(2×2)
・WAN×1
・LAN×1
・110×90.4mm
・約380グラム
・1万9,800円
となっており、拡張ポイントは
・IEEE 802.11ac/n/a/g/b
・5GHz(×2)
・2.4GHz(2×2)
・102.2×87.2mm
・約350グラム
・1万8,500円
となっています。
拡張ポイントはグーグルのスマートスピーカーが搭載しているため、音声でネットワーク家電の操作が可能です。
Stadia
Stadiaは、グーグルが発表したストリーミングゲームサービスです。
これまでゲームを行うためにはPS4やXbox、グラボを積んだハイスペックなパソコンなど様々な初期投資が必要でしたが、
ゲームを行うために必要なマシン部分を、グーグルが賄うことで、ユーザーはインターネットさえあれば快適にゲームを行うことが出来るようになります。
パソコンやスマホ、タブレットだけでなく、Chromecastを指したTVやモニターでもプレイできます。
また有料会員のStadia Proはわずか月額9.99ドルでプレイすることができ、
これに対抗してか、先日同じく定額制クラウドサービスを提供しているソニーはPlayStationNowの価格を月額2,500円から1,180円とほぼ半額にまで値下げしました。
そんなゲーム界の黒船とも言えるStadiaですが、サービス開始が11月19日(一部地域限定)と発表されました。
残念ながら日本はその中に含まれず、アメリカ、イギリス、フランスなどの欧米諸国中心のローンチとなります。
<出典;米国・日本Googleストア>
終わりに
以上、「Pixel 4シリーズを中心としたグーグルの新商品」のご紹介でした。
米国で行われた発表会「made by google」
そのすべてが日本市場へ投入されるわけではありませんが、
・Pixel 4シリーズ。
・Pixel Buds。
・Google Nest Mini。
・Google Nest Hub Max。
・Google Nest WiFi。
この上記のプロダクトが、日本でも購入ができるようになります。
Pixel 4、Pixel 4 XLの発売日は10月24日です。
発売までもすぐなので、予約特典の
・16,000円分のGoogleストアプロモーションコード
・USB-C 3.5mm アダプター
が欲しい方は今すぐGoogleストアへダッシュです!
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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