シャオミ「Miスマートバンド5」と「HUAWEI Band 4 Pro」を比較していきます。
どちらも甲乙つけがたい、素晴らしいウェアラブル端末です。
2020年8月末に発表された、シャオミの新しいウェアラブル端末、「Miスマートバンド5」。
まだ発売日が決まってはいないものの、その「コスパ」と「性能の良さ」から早くも話題になっています。
機能面が大幅に強化されており、
気になるのは、ファーウェイの「Proレベル」のウェアラブル端末とどこまで戦えるかということ。
というわけで今回は、
シャオミ「Miスマートバンド5」とファーウェイ「Band 4 Pro」を比較していきます。
よろしければこの機会に、是非チェックしてみてください。
それではさっそく内容を見ていきましょう。
目次
シャオミ「Mi スマートバンド 5」とファーウェイ「Band 4 Pro」の違い
Mi スマートバンド 5 | Huawei Band 4 Pro | |
サイズ | 1.1インチ | 0.95インチ |
解像度 | 294 × 126 | 240×120 |
ディスプレイ | 有機EL (AMOLED) | 有機EL (AMOLED) |
画面の明るさ | 450nit | ー |
バッテリー容量 | 125mAh | 100mAh |
バッテリー持続日数 | 14日〜20日 | 12日(GPS時7時間) |
充電時間 | 2時間未満 | ー |
重量 | 23.3グラム | 25グラム |
素材 | プラスチック | ステンレス+プラスチック |
Androidでの使用 | ◯ | ◯ |
iOSでの使用 | ◯ | △ |
主に「出来る」こと | 9個 | 5個 |
スポーツモード | 11種類 | 11種類 |
心拍モニタリング | ◯ | ◯ |
睡眠モニタリング | ◯ | ◯ |
音楽の再生コントロール | ◯ | ◯ (Androidのみ) |
リモート写真撮影 | ◯ | △ (自社スマホのみ) |
PAI (個人の活力指数の計測) | ◯ | ☓ |
ストレスモニタリング | ◯ | ☓ |
呼吸エクササイズ | ◯ | ☓ |
女性向けの健康追跡機能 | ◯ | ☓ |
センサー数 | 3つ | 4つ |
3軸加速度センサー | ◯ | ◯ |
3軸ジャイロスコープ | ◯ | ◯ |
心拍センサー | ◯ | ◯ |
装着検知センサー | ー | ◯ |
防水性能 | 5気圧 (水深50m) | 5気圧 (水深50m) |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
充電端子 | 磁気 | 2PIN (クレードル) |
充電時の「取り外し」の有無 | 無し | 無し |
GPS | ☓ | ◯ |
バンドの色 (標準) | 黒 | 黒・赤・ピンク |
バンドの色 (別売り) | 5種類 | ー |
発売日 | 2021年1月 | 2020年1月 |
税込価格 | 4,490円 | 9,680円 |
Band 4 Proは、現在の実売価格が7,300〜8.500円ほどです。
ウェアラブル端末に求められる下記のような基本的な機能、
・心拍数
・睡眠モニタリング
・万歩計
・アクティビティ計測
・時計
はどちらのデバイスにも備わっています
Miスマートバンド5は、それに加えて「ストレスモニタリング」のような独自機能の提供。
Band 4 Proは、「正確なデータの測定」と「GPS」が特長となっています。
シャオミ「Mi スマートバンド 5」が向いている人
シャオミ「Mi スマートバンド 5」が向いている人は、このようなタイプの方です。
・ディスプレイは大きい方が良い (1.1インチ)
・バッテリー持ちを重視している (14日間)
・PAI (個人の活力指数の計測)やストレスのモニタリングに興味がある。
・安くてコスパに優れたモデルが欲しい (4,490円)
・iOS (iPhone)を使用している。
MIスマートバンド5は、14日間継続するバッテリーを兼ね備えたウェアラブル端末です。
Band 4 Proが12日、GPSを利用している場合は7時間であるのに対し、
この2週間バッテリーが持つのはなかなか驚異的です。
新しい機能としては
・PAI (個人の活力指数の計測)
・ストレスモニタリング
・呼吸エクササイズ
といったシャオミ独自の機能が追加されており、
今までウェアラブル端末を利用したことがなかったけど、
「安いしちょっとコレを使って運動してみようかな?」
という人にピッタリな性能を備えています。
またMi スマートバンド 5はiOS (iPhone)にも対応しているので、
一部iPhoneやAndroid (ファーウェイ以外のスマホ)で使えない機能があるBand 4 Proよりも、
気軽に試しやすいデバイスとなっています。
ファーウェイ「Band 4 Pro」が向いている人
ファーウェイ「Band 4 Pro」が向いている人は、このようなタイプの方です。
・正確な「睡眠」や「心拍」のデータ取得がしたい。
(→ハーバードメディカルスクールCDBセンターや、FIRSTBEAT社による)
・GPS内蔵モデルが欲しい。
・ステンレススチールの高級感+耐久性に魅力を感じる。
Miスマートバンド5は価格が安いにも関わらず、「ストレスモニタリング」や「PAI (個人の活力指数の計測)」など、出来ることが多い魅力的な端末です。
一方でより高価なBand 4 Proの何が優れているかというと、
それは私達がウェアラブル端末に求める基本的な機能であり、最も重要な機能です。
Band 4 Proはどのようなテクノロジーを元にデータを測定しているかを公開しており、
・睡眠 →ハーバードメディカルスクールCDBセンター
・心拍数 →FIRSTBEAT社
となっています。
睡眠に関しては、
4つの段階 (浅い、深い、レム睡眠、目覚めてる時間)を認識し、典型的な睡眠障害を識別。
200以上あるアドバイスの中から、個人にあった睡眠の調整・改善のサポートをしてくれます。
一方心拍数に関しては、
これまで心拍データに関わる研究を20年以上行い、
世界1,000チーム、23,000人以上のスポーツ選手の間で採用されてきた「FIRSTBEAT社」のテクノロジーが使われています。
・心拍数
・VO2max (有酸素運動を測る上で重要な、体内に取り込まれる酸素の最大量)
を正確に測定することができるので、
運動を行った後、
有酸素運動や無酸素運動を「それぞれ何分間行ったのか」、
その時の「心拍数はどれ位か?」「消費カロリーや時速は?」
といったデータを計測することができます。
ちなみにこの「FIRSTBEAT社」のテクノロジーは、
米国のNBA(バスケ)やNHL(アイスホッケー)のクラブ。
サッカーだとUEFAチャンピオンズリーグを制覇したバイエルン・ミュンヘンやスペイン代表。
日本だと柏レイソルなどが使用しています。
またMiスマートバンド5と比較したときに忘れてはいけないのが、
GPSの存在です。
Band 4 ProにはGPSが内蔵されているので、
スマートフォンを自宅に置いたままトレーニング(ランニングやサイクリング)を行うことが可能 となっており、
トレーニング完了後、GPSのデータを地図上に表示させることができます。
この機能が非常に便利でして、
例えば初めて利用する道を後から分析した時、
3kgの道のりを、時速13kmのペースで23分間歩きました。
その時の消費カロリーは30kcalで、心拍数は120でした。
ちなみにその間、無酸素運動が◯分、有酸素運動が◯分、脂肪が燃焼した時間は◯分でしたと分析が行われています。
地図上で速く走れたところ、遅かったところ、なども表示されるので、
どこがトレーニングを行う上で負荷が高いのか、客観的に分析することができます。
まとめ!万人向けの「Mi スマートバンド 5」。結果にコミットする「Band 4 Pro」
以上、シャオミ「Miスマートバンド5」と「HUAWEI Band 4 Pro」の違いについてご紹介しました。
まとめると
・Miスマートバンド5 → バッテリー持ちに優れ、どのスマホにも対応する優等生(税込4,490円)
・Band 4 Pro → 正確な「睡眠」と「心拍数」のデータを計測可能で「GPS」搭載。生活改善を行いたい方にピッタリな端末 (税込9,680円)
という内容でした。
シャオミ「Miスマートバンド5」は、安価で機能も十分。
コスパがよく、どんな方でも利用できるウェアラブル端末のお手本のような存在です。
一方ファーウェイ「Band 4 Pro」は、一部iPhoneで使えない機能が存在するとはいえ、
ウェアラブル端末の本来の役割である「データの測定」に関して非常に優れた製品です。
またステンレススチールが採用されているためMiスマートバンド5よりも高級感や耐久性に優れており、
ワンランク上のウェアラブル端末を利用したい方にピッタリとなっています。
あなたはどっち派ですか?
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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