3軸ジンバル搭載で手ブレに強い小型4Kビデオカメラ、「DJI Pocket 2」と「Osmo Pocket」を比較していきます。
先代機の画角やセンサーサイズが改良された「DJI Pocket 2」は、まさに大型アップデートと言って良い充実したスペックを兼ね備えています。
10月20日、3軸ジンバルが搭載した小型ビデオカメラ、「Osmo Pocket」の新型が発表されました。
その名も「DJI Pocket 2」
すでに日本でも予約購入が可能となっており、出荷は10月31日からとなっています。
この記事では発表されたばかりの「DJI Pocket 2」のスペックを確認しつつ、
先代機の「Osmo Pocket」との違いについてご紹介致します。
よかったらこの機会にチェックしてみてください。
それではさっそく、内容を見ていきましょう。
目次
DJI Pocket 2の「ラインナップ」と「価格」
「DJI Pocket 2」には、ラインナップとして2つの商品が存在します。
・DJI Pocket 2 → 税込 49,500円
・DJI Pocket 2 Creatorコンボ → 税込 64,900円
・Osmo Pocket → 税込 45,650円
DJI Pocket 2の同梱物
<出典:DJI>
「DJI Pocket 2」と「DJI Pocket 2 Creatorコンボ」の違いは「アクセサリーの数」です。
まず初めに「DJI Pocket 2」の同梱物をご紹介しますが、こちらは
・DJI Pocket 2
・DJI Pocket 2 カバー
・電源ケーブル
・DJI リストストラップ
・スマートフォンアダプター (Lightning / USB-C)
と「Osmo Pocket」でお馴染みのアクセサリーに加え、
・DJI Pocket 2 ミニ操作スティック
・DJI Pocket 2 三脚マウント (1/4インチねじ穴)
が新しく追加されました。
「DJI Pocket 2 Creatorコンボ」では、上記のアクセサリーに加えて
・DJI ワイヤレスマイク トランスミッター
・DJI ワイヤレスマイク ウィンドスクリーン
・DJI Pocket 2 Do-It-All ハンドル (ワイヤレスモジュールの強化版)
・DJI Pocket 2 広角レンズ
が同梱。
また「電源ケーブル」の代わりに、
「DJI USB二股充電ケーブル (Type-A - Type-C)」が採用されています。
DJI Pocket 2で強化された内容
カメラ性能
DJI Pocket 2 | Osmo Pocket | |
センサーサイズ | 1/1.7インチ | 1/2.3インチ |
有効画素数 | 64MP | 12MP |
画角 (焦点距離) | 20mm | 26mm |
F値 (絞り値) | F/1.8 | F/2.0 |
ISO感度 (静止画) | 100〜3,200(16MPの場合は6,400) | 100〜3,200 |
ISO感度 (動画) | 100〜6,400 | 100〜3,200 |
スローモーション (240fps) | ○ | × |
HDR動画の撮影 | ○ | × |
デジタルズーム | 8倍 | × |
画角 (広角レンズ使用時) | 15mm | × |
「DJI Pocket 2 Creatorコンボ」では純正の広角レンズがアクセサリーとして同梱されていますが、
DJI Pocket 2単体も、画角が20mmと広くなっており、
またセンサーサイズも「1/1.7インチ」と巨大化。
「Osmo Pocket」と比べて夜間撮影にも強くなっています。
オーディオ性能
DJI Pocket 2 | Osmo Pocket | |
オーディオ出力 | 48KHz、AAC | 48KHz、AAC |
マイクの数 | 4つ | 2つ |
音声トラック | ○ | × |
オーディオ ズーム | ○ | × |
指向性オーディオ | ○ | × |
「DJI Pocket 2」は、オーディオ機能が大幅に強化されています。
4つのマイクが搭載されているため、
カメラの向きに合わせて自然に集音したり、デジタルズームに合わせてその特定の音を録音することができます。
またアクセサリーとして「ワイヤレスマイク」や「ウィンドスクリーン」にも対応。
今までは「RODE Wireless GO」など高額なアクセサリーが必要でしたが、
純正アクセサリーで代用できるようになりました。
本体サイズ
DJI Pocket 2 | Osmo Pocket | |
重量 | 117グラム | 116グラム |
高さ | 124.7mm | 121.9mm |
幅 | 38.1mm | 36.9mm |
奥行き | 30mm | 28.6mm |
本体サイズに関しては、「DJI Pocket 2」が大型化しました。
重量に関してはほぼ同じです。
また「DJI Pocket 2」の下部は取り外しが可能となっており、
ここにアタッチメントとして「DJI Pocket 2 Do-it-All ハンドル」を装着させることが出来ます。
そうするとさらに長くなり、
「内臓Wi-Fi」や「Bluetooth」、「三脚取り付け穴」や「外部マイク」など機能を拡張させることが出来ます。
バッテリー性能
DJI Pocket 2 | Osmo Pocket | |
容量 | 875mAh | 875mAh |
駆動時間 (1080pの動画) | 最大140分 | 最大140分 |
充電時間 (5V/2A) | 73分 | 73分 |
動作環境温度 | 0℃〜40℃ | 0℃〜40℃ |
これは補足ですが、バッテリー性能に関しては特に違いはありません。
バッテリー交換に対応していない点も、同じです。
DJI Pocket 2 Do-It-All ハンドルで出来ること
「DJI Pocket 2 Do-It-All ハンドル」は、DJI Pocket 2の「機能を拡張」させることのできるアクセサリーです。
・DJI Pocket 2 → 税込 49,500円
・DJI Pocket 2 Creatorコンボ → 税込 64,900円
と2つのラインナップのうち、「Creatorコンボ」の中に入っています。
単体だと11,000円なので、初めからセットで購入する方がお得です。
「DJI Pocket 2 Do-It-All ハンドル」を使うことで、下記の機能が利用できるようになります。
・Wi-Fiモジュール
・Bluetoothモジュール
・3.5mm オーディオジャック
・ワイヤレスマイクレシーバー
・スピーカー
・三脚マウント (1/4インチ)
スマートフォンから「DJI Pocket 2」を操作したり、ワイヤレスの録音。
内臓スピーカーで撮影した動画の音を聞いたり、イヤホンを「DJI Pocket 2」に差し込めるようになります。
まとめ。DJI Pocket 2は、Osmo Pocketよりお得感UP
以上、「DJI Pocket 2」と「Osmo Pocket」の違いについてご紹介しました。
まとめると、
・センサーサイズが「1/1.7インチ」にUP。
・画角が20mm/f1.8と広角化。
・純正「広角レンズ」で15mmにも対応。
・8倍のデジタルズーム
・画素数6,400万画素。
・マイクが2倍の4つに。
・ミニ操作スティック (旧コントローラーホイール)が初めから同梱。
・「Do-It-All ハンドル」で機能拡張。
・ワイヤレスマイクも誕生。
・「Active Track 3.0」や「AI編集」も搭載
・ラインナップは、税込「4万9,500円」と「6万4,900円」の2種類。
という内容でした。
「Osmo Pocket」では、DJIが対応していない広角レンズや外部マイクなど、
自分で用意すべきアクセサリーが大量にありました。
ただ今回の「DJI Pocket 2」は、純正で数多くのアクセサリーが用意されており、
おまけに割安価格で購入できる「Creatorコンボ」が発売されるので非常に羨ましい、というのが私の率直な感想です。
本体のお値段は約4,000円値上げしてますが、
「Osmo Pocket」では8,000円もしたアクセサリーが初めから入っているので、コスパの良さは疑いもなく、
これから3軸ジンバル手ぶれ補正付きのビデオカメラが欲しい方には、間違いなく買いの商品だと思いました。
初めからミニ操作スティックが付いており、デジタルズーム8倍に対応はマジで強いです。
参考にして頂ければ幸いです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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