シャープ「AQUOS sense4」と「AQUOS sense3」の違いを比較していきます。
基本コンセプトはそのまま、大幅にパワーアップした人気モデルの発売です。
「AQUOS sense3」といえば、日本人が求める多機能さを搭載しつつ、
様々な販路で発売され人気スマホの1つとして数えられているシャープのスマートフォンなのですが、
この度ついに後継機が発売されました。
全体的にパワーアップしたのはもちろんですが、
嬉しいのはお値段約4万円とほぼ「据え置き価格」であるところ。
今年から来年にかけて、人気スマホとして数えられるのはもはや既定路線でしょう。
「Redmi Note 9S」が欲しいけれど、防水性能など一部機能に不満がある方は要チェックですよ!
今日はそんなパワーアップしたシャープ「AQUOS sense4」と「AQUOS sense3」を比較していきます。
よろしければこの機会にぜひチェックしてみてください。
それではさっそく内容を見ていきましょう。
目次
シャープ「AQUOS sense4」と「AQUOS sense3」の違い
AQUOS sense4 | AQUOS sense3 | |
ディスプレイ | 5.8インチ (IGZO) | 5.5インチ (IGZO) |
解像度 | 2,280 × 1,080 | 2,160 × 1,080 |
画面比率 (アスペクト比) | 2.11:1 | 18:9 |
画面占有率 | ー | ー |
デザイン | クラシック+水滴ノッチ | クラシック |
OS | Android 10 | Android 9 |
SoC | Snapdragon 720G | Snapdragon 630 |
RAM | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB |
重量 | 177グラム | 167グラム |
高さ | 148mm | 147mm |
幅 | 71mm | 70mm |
厚み | 8.9mm | 8.9mm |
インカメラ | 8MP (f/2.0) | 8MP (f/2.2) |
アウトカメラ個数 | 3個 | 2個 |
広角 | 12MP (f.2,0) | 12MP (f/2.0) |
超広角 | 12MP (f.2,4) | 12MP (f/2.4) |
望遠 | 8MP (f/2.4) | ☓ |
ナイトモード (夜景・人) | ○ | ☓ |
手ブレ補正(電子式EIS) | 静止画・動画 | 静止画 |
手ブレ補正(光学式OIS) | ☓ | ☓ |
バッテリー容量 | 4,570mAh | 4,000mAh |
連続「通話」時間 | 約63時間 | 約44時間 |
連続「待受」時間 | 約1,020時間 | 約850時間 |
指紋認証 | 前面(ジェスチャー操作◯) | 前面(ジェスチャー操作◯) |
顔認証 | ◯ | ◯ |
リフレッシュレート | ー | 60Hz |
タッチスキャン速度 | ー | 120Hz |
Bluetooth | 5.1 | 5.0 |
エモパー | 12.0 | 10.1 |
Google Play | ◯ | ◯ |
ヘッドフォンジャック | ○ | ◯ |
NFC | ○ | ◯ |
デュアルSIM (DSDV) | ○ | ◯ |
nanoSIM (2枚) | ○ | ◯ |
microSD | ○ | ◯ |
IEEE 802.11ac | ○ | ◯ |
USB Type-C | ○ | ◯ |
急速充電 | ○ | ◯ |
ハイレゾ (イヤホン必須) | ○ | ◯ |
防水・防塵 (IPX5/8、IP6X) | ○ | ◯ |
お風呂での使用 | ○ | ◯ |
アルコール除菌シートの利用 | ○ | ○ |
MIL規格 | ○ | ◯ |
Felica (おサイフケータイ) | ○ | ◯ |
最大2回のOSアップデート | ○ | ◯ |
かんたんモード | ◯ | ◯ |
目のいたわり機能 | ○(リラックスビュー) | ◯ (リラックスオート) |
FMラジオ | ○ | ☓ |
Payトリガー | ○ | ☓ |
HDR10 (広い明るさの幅) | ー | △ (バーチャルHDR) |
ステレオスピーカー | ☓ | ☓ |
ワイヤレス充電 | ☓ | ☓ |
ワンセグ・フルセグ | ☓ | ☓ |
付属品 | ー | ー |
カラー | 銅・黒・銀 | 銅・黒・銀・赤 |
AnTuTuの点数 | 約28万点 | 約12万点 |
発売日 | 2020年11月 | 2019年11月 |
税込価格 | 3万9,490円 | 3万7,620円 |
<出典:シャープ>
まず簡単に、シャープ「AQUOS sense」シリーズのおさらいです。
シャープのスマホは、
・1週間使えるバッテリー持ち
・IGZOディスプレイ
の2つに定評があります。
LEDのバックライトの消費電力を抑える「IGZOディスプレイ」を採用することでガラケー並みのバッテリー性能を実現しつつ、
「リッチカラーテクノロジーモバイル」を採用。
デジタルシネマの標準規格である「DCI-P3」準拠で、「豊かな色域」と実物に近い「色味」で美しくコンテンツを表示してくれます。
どちらの端末も
・Google Play
・前面の「指紋認証」
・顔認証
・デュアルSIM (DSDV)
・ヘッドフォンジャック
・microSD
・IEEE 802.11ac
・USB Type-C
・急速充電
・防水・防塵
・MIL規格
・おサイフケータイ
・ハイレゾ
・Bluetooth (5.1 or 5.0)
・エモパー
に対応しています。
シャープ「AQUOS sense4」が向いている人
シャープ「AQUOS sense4」が向いている人は、このようなタイプの方です。
・なるべく大きいスマホが欲しい (5.8インチ、ベゼルレス)
・処理性能に優れたスマホを使いたい (AQUOS sense3の2.2倍)
・データの読み込み速度は速いほうが良い (2.4倍。UFS2.1採用)
・カメラをよく使う (3眼カメラ、ナイトモード、動画の手ブレ補正)
・バッテリー性能を重視している (4,570mAh、連続待受時間1,000時間超え)
・Payトリガーを使いたい (決済アプリのらくらく起動)
・ラジオをよく聴く (「FMラジオ」や「インターネットラジオ」)
シャープ「AQUOS sense4」は、先代モデルである「AQUOS sense3」を多くの面で上回っておきながら、
お値段が約4万円と、ほぼ据え置き価格で発売されたスマートフォンです。
「AQUOS sense4」は5.8インチの「IGZOディスプレイ」を搭載されており、
それでいて縦の長さは147mmと、5.5インチの「AQUOS sense3」とほぼ同等です。
前面に指紋認証があるデザインは変わりませんが、
上部のベゼルが水滴ノッチになったため、筐体の大きさをほぼ維持しながらディスプレイサイズの大型化に成功しました。
また前面にある指紋センサーを長押しすると、「決済アプリ」の起動が可能になったところも嬉しいところです。
「AQUOS sense4」は、「AQUOS sense3」からかなり正当進化しているわけですが、そのほかに注目しておきたいところが
・SoCやストレージの処理能力の向上
・カメラ性能の向上
・FMラジオ
の3点です。
「インテリジェントチャージ」対応で、1年経っても電池の寿命が90%以上維持できるという点も魅力的ですが、
「AQUOS sense3」で不満が多かった点の改善が図られているところは大きなポイントです。
まずSoCに関しては、「Snapdragon 720G」を搭載。
コスパの良さで定評のある「Redmi Note 9S」と同じチップセットが採用され、
ベンチマークソフトAnTuTuの点数は約28万点です。
「AQUOS sense3」のスコアは約12万点となっており、
シャープ公式としても「2.2倍」の処理性能と謳っているだけに、かなり期待が持てます。
そのほかにも「UFS2.1」対応でデータの「読み込み速度」が約2.4倍向上。
2眼カメラも3眼カメラになり、
夜景や暗い環境でも人を明るく取れる「ナイトモード」や「動画の手ブレ補正」に対応。
そして「AQUOS sense3」で機能を取り除いてしまった「FMラジオ」も復活しました。
シャープ「AQUOS sense3」が向いている人
シャープ「AQUOS sense3」が向いている人は、このようなタイプの方です。
・軽量なスマホが欲しい (5.5インチ、167グラム)
・水滴ノッチのデザインが好みではない。
・なるべく安くスマホを買いたい (実売価格約3万、回線込みでセールも)
・「バーチャルHDR」やタッチスキャン速度「120Hz」に対応したスマホが欲しい→この2つに関しては、「AQUOS sense4」も対応している可能性があります。
シャープ「AQUOS sense3」は、基本的に性能面で「AQUOS sense4」に劣っています。
しかし約10グラム軽いボディという利点や、デザイン性の観点(水滴ノッチ)から「AQUOS sense4」を受け付けない方もいらっしゃるとは思います。
ただ1番のポイントとなっているのは、やはり価格。
定価約3.8万円の「AQUOS sense3」ですが、発売から1年が経ち、現在の実売価格は約3万円と1万円安くなっています。
これに格安SIMなどの回線契約とセットであれば、1万円を切る価格で手に入れることも可能なので、
タイミングさえ合えば未だに魅力的な端末です。
そのため処理性能やカメラ性能にはそれほど関心がなく、
なるべく安く国産スマホを手に入れたい方は、十分「AQUOS sense3」も選択肢に入るでしょう。
まとめ!正当進化した「AQUOS sense4」。型落ちでもOKなら十分魅力的な「AQUOS sense3」
以上、シャープ「AQUOS sense4」と「AQUOS sense3」の違いについてご紹介致しました。
まとめると、
・AQUOS sense4 →多くの面で「先代モデル」を上回ったスマホ (約4万)
・AQUOS sense3 → 多機能で信頼できる国産スマホ (3.8万)
という内容でした。
シャープ「AQUOS sense4」は、「Snapdragon 720G」搭載で、端末の処理能力が「AQUOS sense3」の2.4倍になりました。
筐体の大きさそのままディスプレイサイズを5.8インチに拡大し、カメラも3眼になるなど全方位でスペックアップが図られています。
一方「AQUOS sense3」は発売から1年経ったものの、国内スマホに求められる機能は標準搭載。
実売価格も約3万と値下げ傾向にあるため、なるべく予算をかけずに「おサイフケータイ」や「防水・防塵」端末が手に入る良いスマホです。
あなたはどっち派ですか?
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
<無料で使える人気サービス>
・【動画&音楽 使い放題】学生限定 Amazon「Prime Student」【6ヶ月無料】
・【音楽聴き放題】Amazon「Music Unlimited」【30日間無料】
・【本の聴き放題】Amazon「audible」【30日間無料】
<期間限定のセール情報>
・【最大70%オフ】Kindle「ビジネス書」キャンペーン【日経BP】
・【楽天市場】バレンタイン特集【予算で選べる】
・【ポイント最大42倍】楽天「お買い物マラソン」【開催中!】