この記事では、TOEIC860点を取るために必要な、勉強に対する考え方・向き合い方について解説しています。
これまでTOEICの目標スコア別に勉強法や具体的な勉強計画についていくつか記事を投稿しましたが、それを実践する上でどのような心構えで勉強に取り組むべきか質問がありました。
そのためこの記事では、
・TOEIC 860点を取る人が、どのようなマインドで勉強に取り組んでいるのか。
・気をつけるべきことは何か。
・何を意識して勉強にチャレンジするべきか。
といったことをテーマに記事が作成されています。
勉強の指針として今持っているあなたのスタンスと比較し、より良い方向に物事が進むように参考にしてみてください。
ではさっそく内容を見ていきましょう。
TOEIC 860点を取るために必要な、3つの考え方
TOEIC 860点を取るうえで、下記の3つを予め知っていると勉強が捗ります。
①TOEIC 800点以上は修羅の道。
②単語とリスニングの学習に特化する。
③TOEICの点数を上げることだけ考える。
では、順番に説明していきます。
TOEIC 800点以上は修羅の道
TOEIC 860点を取るために必要な3つの考え方の1つ目は、
「TOEIC 800点以上は修羅の道」、というものです。
どういうことかというと、これまで決められた参考書、決められたやり方で量さえこなせばTOEICの点数はある程度簡単に上がりましたが、ここからは「より忍耐が求められる」、ということです。
忍耐が求められるということは、つまり
「勉強はしてるんだけど、なかなか成績が伸びない」
という意味で、目標の難易度が上がることで、「成長の具合が鈍化する」という意味です。
これを予め知っておかないと、「いくらやっても成績が伸びない」と勉強を諦めてしまう可能性があります。
こちらの記事でも書いていますが、国内で英語をそれほど使わずに働くのであれば、TOEIC 860点という点数は、「取る必要がない方の方が多い」です。
そのため、「実際の業務で滞りがなければ、TOEICの勉強はもう行わない」という方が非常に多いです。
ただもしあなたが英語を使って仕事を行いたいのであれば、TOEIC 800点以上は最も求人数の多いボリュームゾーンです。
なるべく負荷の少ない方法で行う勉強法・勉強計画をこのブログでは紹介していますが、TOEIC 860点を目指す方の場合は、本人による意志や努力、勉強の修正力が必要となってくることを覚えておいてください。
単語とリスニングの学習に特化する
2つ目は、「単語」と「リスニング」の学習に特化する、というものです。
勉強計画の記事ですでにお伝えしていますが、リーディングよりリスニングの方が点数配分が高く、問題も易しいです。そのため当ブログでは
リスニングの学習に特化することを基本的に推奨しています。
それに加えて重要なのが、単語力です。
TOEICの単語帳は、目標点数別に覚える単語が予め定められていることが多いです。
ただ、TOEIC 860点以上を目指すからには、
「最低限これをこなせば良い」という考えではなく、よりアグレッシブに
「点数を取りに行く」、あるいは、「これが出来たらもっと楽ができる」
というスタンスで勉強に取り組む必要があります。
そのため、目標とする点数より1つ2つ上の単語・熟語まで覚える意識を持ちましょう。
TOEIC 860点が目標の場合は、900点や950、990点の単語まで覚えるのが理想的です。
「TOEIC 860点に必要な英単語」を覚えるだけでは、全くアドバンテージになりません。
TOEICの点数を上げることだけ考える
TOEIC 860点を取るために必要な3つの考え方のラストは、
「TOEICの点数を上げることだけ考える」というものです。
TOEIC 860点という点数は、帰国子女や英語圏の留学経験者であれば難しい試験ではありません。むしろ簡単な部類なテストです。
ただこのブログでは国内で留学経験も無く、ごく一般の国内の英語学習者、独学で英語を勉強されている方を対象にしています。その場合、けして簡単な試験ではありません。
そんな方にオススメするのは、「TOEICの勉強にフォーカスする」ということです。
多くの学習者が、
・英語をペラペラに話したい。
・英語の映画やドラマを字幕なしで普通に理解できるようになりたい。
・海外の友達をたくさん作りたい。
と考えています。
それは素晴らしいことだと思います。
英語で何かを楽しむ、英語で何かに感動するということは、学習者の目的であり一種のゴールだと思います。
ただそうしたことを実現させるための努力は、TOEICの点数を上げるために効果的だと自信を持って言えるでしょうか。
もしあなたが外語大に所属している、英語サークルに所属している、同僚に外国籍の方がいるなど、それほど努力をしなくてもそうした時間がが取れるのなら話しは別ですが、
例えばTOEICの学習を削ってまで英会話の練習を行うことは、L&Rテストの点数を上げるために必要なことでしょうか。
私が思うのは、そうした活動は楽しいですしやりがいがあり楽しいものですが、今は基礎力を身につける時期です。
学習のモチベーションを高めるために一部取り入れるのは賛成ですが、それを意識しすぎるあまり、
「TOEICと英会話の学習の量が、50:50になってしまうのは効率が悪いですよ」
ということであり、
サクッとTOEICの目標点数を達成してから取り組んだほうが、返って効率が高い、ということです。
そのため自分の生活の中で冷静に優先順位をつけて、コスパが高く、やるべきだと感じたことに取り組むべき。という私からの1つの提案です。
まとめ
まとめると、「TOEIC 860点を取るために必要な3つの考え方」は、
①TOEIC 800点以上は修羅の道。
②単語とリスニングの学習に特化する。
③TOEICの点数を上げることだけ考える。
というものです。
一言でまとめると、
ここからは難易度が高く成長の度合いも鈍化するため、やるべきことをしっかり判断して徹底的に行うのが大切。
という内容になります。
だいぶTOEIC 730点を目指すときと口調やトーンが変化してきていると思いますが、それはこのあたりから伸び悩む学習者が非常に多いからです。
個人的に、勉強やそれ以外のことで悩んで行動の量が制限されている状態は、1つのメリットも無いと考えているため、高いハードルではありますがさっさと目標を達成してしまったほうが実りは大きいと考えています。
悩むことで成長することはありますが、そのタイミングはまだまだ先でも構いません。
今は目の前の勉強量を増やし、質を高めることに専念して下さい。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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