L&R Test

【新卒・中途】企業が求めるTOEICのスコア。就職、転職の場合。

TOEICの学習を行っている、あるいはこれから始める方の中には、

就職活動で必要なTOEICの点数は何点だろう

履歴書にTOEICの点数を書きたいけど、この点数を書いたら恥ずかしいだろうか

TOEICって実際に役に立つ資格なのかな

といった疑問を感じる方がいらっしゃると思います。

 

そこで今回は、実際に公開されている求人情報のデータを元に、

企業から求められるTOEICの点数をご紹介したいと思います。

是非今後のスキルアップの目標設定に役立ててください。

 

TOEICを導入している企業の数

1979年にサービスがスタートされたTOEIC(L&R)は、現在年間約250万人の人が受験しています。

そのため2017年において、TOEICを導入している企業・団体・学校は約3,400にものぼり

<出典:IIBC

また新入社員にTOEIC L&R テストを義務付けている企業が756社存在します(2013年)

<出典:IIBC>

 

新卒採用において、企業が求めるTOEICの点数

では実際に、公開されている求人情報から、TOEICの要件を見ていきましょう。

使用するのはリクナビ2020です。

フリーワード検索

フリーワードから「TOEIC」と検索を行うと、

904件の会社がヒットします(2019年4月12日現在)

内容を見てみると、教育関連会社の説明の中に「TOEIC」の文字が使われているほか、

福利厚生として「TOEIC手当がある、受験料を支給する、義務付ける」などが書かれています

そのため教育関連の会社以外にも、TOEICがプラスに働くことがわかります。

 

TOEICのスコアを指定して検索

次に、同じくフリーワードから「点数のスコアごと」に検索を行いましょう。

・TOEIC 600点→該当35社

・TOEIC 700点→該当44社

・TOEIC 800点→該当36社

・TOEIC 900点→該当10社

・TOEIC 950点→該当1社

 

手当てとしてTOEICの点数を書いている企業が多かったですが、

800点以上を要件に加えている企業としては、システムエンジニア系の会社や海外にも子会社や工場を備えている製造業が多いです。

TOEIC950点の条件で募集している会社は、岡田眼科で、英語手当てを8万円支給するとのことでした。

また英語が公用語である楽天株式会社では、特にTOEICのスコアは要件として含まれておらず、「軽く英語を使う機会がある」程度の記載でした。

不思議に思いさらに新卒専門ページを確認しましたが、
そちらには、「TOEICスコアは選考に影響しない」ものの、
「入社までに800点の取得が必要」とのことでした。

 

「TOEIC」の検索で904件該当するのに対し、「スコア」での検索だと126件です。

そのため新卒の方に対しては、TOEICは必須の資格ではなく、

学生側からすれば、差別化の要素として、

企業側からすれば、TOEIC手当をつけて勉強に関心がある学生を獲得したい

との思惑が強いのではないかと、感じました。

ちなみに、TOEIC 300、400点でも該当する会社は存在しました。

 

中途採用において、企業が求めるTOEICの点数

次に中途採用を見ていきましょう。

使用するのはリクナビNEXTです。

即戦力が求められる「中途採用」では、TOEICのスコアが求められるでしょうか。

あるいはスコアではなく、実務経験を要件に加える会社が多いでしょうか

フリーワード検索

フリーワードから「TOEIC」と検索を行うと、

409件の会社がヒットします(2019年4月12日現在)

「英語」の場合

1,368件、ヒットします。

 

新卒採用のリクナビ2020の場合、

「TOEIC」が904件

「英語」が、3,746件ヒットします。

TOEICのスコアを指定して検索

・TOEIC 600点→該当46件

・TOEIC 700点→該当73件

・TOEIC 800点→該当131件

・TOEIC 900点→該当4件

・TOEIC 950点→該当0件

該当件数はそれほど多くはないですが、募集要項を見てみると、具体的に英語を使用するシチュエーションが書かれていることが多いです。特に貿易事務などの仕事はTOEIC 600点程度の実力を求めているようです。

TOEIC 700点になると、外国人向けマンションのコンシェルジュや、
デーブ・スペクターのように海外番組の買い付けのためのリサーチをする求人があります。
「驚き!世界の衝撃ニュースベスト◯◯」みたいな感じでしょうか。

TOEIC 800点になると、明らかに該当件数が増えますね、131件です。

ちなみにTOEIC 400点でも該当する会社はありました。

結論

というわけで、結論は出たと思います。

中途採用の場合、確実に足切り要素としてTOEICのスコアは求められます。

該当件数から言って、TOEICの勉強をする方は、800点まで目指すのが良いでしょう

とはいえ、要件には800点「相当」と二文字が加えられていることが多く、また具体的な業務内容が書かれているケースも多いです。

そのため実務経験も求められるし、たとえ多少TOEICの点数が低くても、実際に過去の仕事の内容や面接の評価でカバーできる可能性もあります。

 

新卒採用と中途採用における、TOEICの価値

ここまで就職活動用のサイトを使用して、「TOEIC」という言葉がどのように使用されているか検討していきました。

改めてデータを整理すると、

<新卒採用>

・「TOEIC」のヒット件数、904件

・「TOEIC ◯◯点の」ヒット件数、126件

<中途採用>

・「TOEIC」のヒット件数、409件

・「TOEIC ◯◯点の」ヒット件数、254件

つまり、新卒採用で「TOEIC」に具体的な点数を求める割合が14%に対し、

中途採用では、62%とかなり具体的な点数を要求しています

これは、「TOEIC手当があるよ」という求職者への福利厚生ではなく、

実際に業務として英語能力を求めることの現れだと思います。

もちろん今の御時世、TOEICのスコアがなければ、

「なんで受けなかったの?」と聞かれることはあるとは思いますが、

「入社してすぐに英語を使用する環境に入る」ということを想定して新卒で入社した場合、キャリアの理想とはギャップが生まれてしまう可能性があります。

 

留学経験など無いが、英語で仕事を行って行きたい方へ

最後に、これは新卒の方でも中途の方でも良いのですが、

もし帰国子女でもなく、留学経験もないまま、英語を軸に就職活動をされようと考えている方は、中途採用向けの就活サイトで、「TOEIC ◯◯点」と検索することをオススメします。

ネイティブに近い英語能力が無いにもかかわらず、英語で食べていこうとすることは中々ハードなキャリアにチャレンジすることになります。

もしあなたが何かしらの専門知識が無いとして、英語を軸として就職活動を行うとします

その時に一体どんな職種を提案されるのか、転職サイトが1つの良いシミュレーションになると思います。

ぜひ一度は、「TOEIC ◯◯点」と中途採用向けの就活サイトで検索してください。

 

まとめ

以上で「企業が求めるTOEICのスコア」を終わります。

ポイントとしては、

・新卒採用の場合、TOEICが福利厚生や学生を確保するための手段として使われている。

・具体的なTOEICスコアを求める会社は、業態が限られる。

・中途採用の場合、TOEICスコアの本気度が高くなる。

・転職向けのサイトで「TOEIC ◯◯点」と検索すると、就ける仕事のイメージが掴める。

・一応TOEIC 400点でも、新卒・中途採用共に該当する会社は存在する。

・とはいえ英語をメインとして仕事する場合は、800点は取っておきたい。

という内容でした。

就職のことまで考えると、いろいろと焦る気持ちがはやり、勉強が手につかなくなることがあります。おそらくTOEICの学習を進める人の多くが、そのような気持ちを抱いているのではないでしょうか。

理想と現実のギャップには、時に誰もが苦しめられます。

ただ自分に出来ることは、それでも目の前のことを一歩一歩進めることだと思います。

このブログは、そんな方たちの力になりたいと思って立ち上げました。

ここでは、「TOEIC 300点台から900点を超えるところまでの勉強計画」を取り扱っています。それぞれの目標スコアに向かって、少しでも役に立つことが出来たら嬉しいです。

下記のリンクから、目標スコア別のリンクに飛べますので、よかったら見ていってください。本日も閲覧ありがとうございました。

管理人、きむきむ

 

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