シャオミ「Redmi Note 9S」とシャープ「AQUOS sense3」の違いを比較していきます。
この2台は特長がハッキリしており、メインとしてもサブ機としても使いやすいスマートフォンです。
ついに日本に現れた黒船、シャオミのRedmi Note 9Sですが、
各地で売り切れが続出になるほど話題になっています。
で、気になるのが、
日本のマーケットに特化して作られたスマホと、「一体何が違うのか?」というところ。
もちろんRedmi Note 9Sも日本マーケット向けに戦略的に投入されたスマホですが、
やはり既存の人気スマホどう差別化を図ってきたのかは興味深いものがあります。
というわけで今回は、
シャオミ「Redmi Note 9S」とシャープ「AQUOS sense3」の比較を行います。
この機会に是非チェックしてみてください。
それではさっそく内容を見ていきましょう。
目次
シャオミ「Redmi Note 9S」とシャープ「AQUOS sense3」の違い
Redmi Note 9S | AQUOS sense3 | |
ディスプレイ | 6.67インチ | 5.5インチ (IGZO) |
解像度 | 2,400 × 1,080 | 2,160 × 1,080 |
画面占有率 | 91% | ー |
デザイン | パンチホール | クラシック |
OS | MIUI 11 | Android 9 |
OSのベース | Android 10 | ー |
SoC | Snapdragon 720G | Snapdragon 630 |
RAM | 4GB / 6GB | 4GB |
ストレージ | 64GB / 128GB | 64GB |
重量 | 209グラム | 167グラム |
高さ | 165.75mm | 147mm |
幅 | 76.68mm | 70mm |
厚み | 8.8mm | 8.9mm |
インカメラ | 16MP (f/2.48) | 8MP (f/2.2) |
アウトカメラ個数 | 4個 | 2個 |
超広角 | 8MP (f/2.2) | 12MP (f/2.4) |
広角 | 48MP (1.79) | 12MP (f/2.0) |
ポートレート(深度測定) | 2MP (F/2.4) | ☓ |
マクロ | 5MP (f/2.4) | ☓ |
夜景モード (星空撮影) | ◯ | ◯ |
ポートレートモード | ◯ | ◯ |
720P スローモーション | 最大960fps | ☓ |
バッテリー容量 | 5,020mAh | 4,000mAh |
連続「通話」時間 | 約33時間 | 約44時間 |
連続「待受」時間 | 約531時間 | 約850時間 |
指紋認証 | 側面 | 前面(ジェスチャー操作◯) |
顔認証 | ◯ | ◯ |
リフレッシュレート | ー | 60Hz |
タッチスキャン速度 | ー | 120Hz |
Gorilla Glass | Version 5 | ー |
USB Type-C | ◯ | ◯ |
Google Play | ◯ | ◯ |
ヘッドフォンジャック | ◯ | ◯ |
IEEE 802.11ac | ◯ | ◯ |
Bluetooth 5.0 | ◯ | ◯ |
急速充電 | ◯ | ◯ |
ハイレゾ | ◯ | ◯ |
デュアルSIM (DSDV) | ◯ | ◯ |
nanoSIM 2枚 | ◯ | ◯ |
microSD | ◯ | ◯ |
トリプルスロット | ◯ | ☓ |
赤外線リモコン | ◯ | ☓ |
HDR10 (広い明るさの幅) | ◯ | △(バーチャルHDR) |
防水・防塵 | ☓ | ◯(IPX5/IPX8、IP6X) |
お風呂での使用 | ☓ | ◯ |
NFC | ☓ | ◯ |
Felica (おサイフケータイ) | ☓ | ◯ |
MIL規格 | ☓ | ◯ |
最大2回のOSアップデート | ☓ | ◯ |
かんたんモード(シンプル) | ☓ | ◯ |
目のいたわり機能 | ☓ | ◯(リラックスオート) |
ワイヤレス充電 | ☓ | ☓ |
ワンセグ・フルセグ | ☓ | ☓ |
ステレオスピーカー | ☓ | ☓ |
カラー | 3種類 | 4種類 |
発売日 | 2020年6月 | 2019年11月 |
税込み価格 → 下位モデル | 2万4,800円 | ー |
税込み価格 → 上位モデル | 2万9,800円 | 3万7,620円 |
シャオミ「Redmi Note 9S」は、6.67インチの大型ディスプレイに4つのカメラを搭載したスマホです。
ローエンドの価格帯ながら、ハイミドルの性能を兼ね備えた性能怪獣です。
一方シャープ「AQUOS sense3」は5.5インチのIGZOディスプレイを搭載。
省エネで色再現に優れた鮮やかな液晶に、防水・防塵、おサイフケータイなど使いやすさを重視したスマホです。
どちらのスマホも
・USB Type-C
・ヘッドフォンジャック
・DSDV
・microSD
・Google Play
に対応しています。
シャオミ「Redmi Note 9S」が向いている人
シャオミ「Redmi Note 9S」が向いている人は、このようなタイプの方です。
・大画面のスマホ派(6.67インチ)
・処理性能の高いスマホ (Snapdragon 730G)が欲しい。
・カメラをよく使う (4眼カメラ)
・トリプルスロットは必須 (nanoSIM 2枚プラスmicroSDスロット)
・画面占有率 91%のベゼルレスデザイン (指紋認証も側面にあり)
Redmi Note 9Sは、デカイ・速い・安いの三拍子揃ったスマホです。
下位モデルと上位モデルの2機種が発売されていますが、
約2.5万円〜3万円と、「価格設定を間違えたのではないか?」と思うほど激安価格で発売されています。
特に
・プロセッサ
・4眼カメラ
・トリプルスロット(nanoSIM 2枚プラスmicroSDスロット)
は秀逸で、
SoCの処理性能に関しては、
ベンチマークソフトのAnTuTu点数でいうと、約28万点。
AQUOS sense3が約12万点であることを考えると
ゲームをするならRedmi Note 9S一択という感じです。
カメラもメインは4,800万画素の広角レンズを搭載しており、
その他マクロや深度センサー、超広角カメラも搭載。
インカメラも1,600万画素と中々の高い解像度なのが自撮り派に嬉しいところです。
こんな映像が撮れます
またトリプルスロット搭載ということで、
・microSIM 2枚
・microSD 1枚
が同時使用可能です。
かなり珍しいので、6.67インチの大画面を生かしてエンタメ視聴用デバイスとしての利用も魅力的な選択肢です。
シャープ「AQUOS sense3」が向いている人
シャープ「AQUOS sense3」が向いている人は、このようなタイプの方です。
・軽量なスマホを使いたい (167グラム・5.5インチ)
・タフなスマホが欲しい (防水・防塵・MIL規格)
・おサイフケータイ (Felica)は必須
・前面の指紋認証 (顔認証も可能)
・使いやすいスマホ (かんたんモード/スクロールオート/のぞき見ブロック)
・OSのバージョンアップサポート (発売から2年で2回)
AQUOS sense3は、処理性能や値段こそRedmi Note 9Sに劣りますが、
長年日本で支持されてきた機能を元に、使いやすいスマホに仕上がっているのが特長です。
特に
・おサイフケータイ(Felica)
・防水・防塵 (MIL規格にも対応)
・驚異的なバッテリー性能 (ガラケー以上)
といった機能は、
それがなければ、スマホ購入の選択肢にもならないほど重要な機能です。
5.5インチ、167グラムと今どきのスマホにしては軽く、
顔認証だけでなく、前面に指紋認証を備えているのもポイントです。
またAQUOS sense3の中では、バッテリー性能がかなりのキーコンテンツです。
省エネ設計のAQUOS sense3は、ガラケー以上の連続通話・待受時間を実現させています。
これはReno3 Aとの比較になってしまいますが、
AQUOS sense3 | Reno3 A | |
連続「通話」時間 | 約44時間 | 約21時間 |
連続「待受」時間 | 約850時間 | 約350時間 |
この数値はガラケーをも上回っているためかなり驚異的です。
Redmi Note 9Sもバッテリー容量5,020mAhとバッテリー持ちに自信があるスマホですが、ここまではいきません。
そのため防水だったり、バッテリー性能を重視する方にとっては、AQUOS sense3は非常に魅力的な端末です。
まとめ!性能怪獣の「Redmi Note 9S」。水陸両用大容量電池の「AQUOS sense3」
以上、グーグル「Pixel 4a」とシャープ「AQUOS sense3」の違いについてご紹介致しました。
まとめると、
・Redmi Note 9S → デカイ・速い・安い。4眼カメラ搭載スマホ(税込み約2.5〜3万)
・AQUOS sense3 →防水・防塵・おサイフと日本人に使いやすいスマホ (税込約3.8万)
という内容でした。
Redmi Note 9Sは、6.67インチの大型ディスプレイに4つのカメラを搭載。
画面占有率91%のディスプレイながら側面に指紋認証まで搭載し、ゲームもOKなスマホです。
一方AQUOS sense3は、Redmi Note 9Sよりは1万円程度高くなるものの、
・おサイフケータイ(Felica)
・防水・防塵 (MIL規格にも対応)
・驚異的なバッテリー性能 (ガラケー以上)
・2年間で2回のOSバージョンアップサポート
といった日本人に好まれる機能を搭載しています。
あなたはどっち派ですか?
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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