2020年にリニューアルされると言われているApple Watch 「Series 5」と「Series 3」。
新製品の発売の前に、現行モデルの「スペック」や「価格」を振り返ります。
2020年、9月16日深夜2時から行われるApple 特別イベント (現地時間15日午前10時)
何でも噂によると、
約2万円のお求めやすい価格で人気を集めた「Apple Watch Series3」の後継機。
場合によっては、Apple Watch Series 5の後継機として、
「Apple Watch Pro」の誕生もありえると噂されています。
Apple Watchの場合、「ケース」の素材や「バンド」の種類(コラボ)で製品の幅を確保しており、
スペック的には型落ちモデルを併売することによって試しに使ってみたいユーザーにアプローチをかけていました。
そのためもし今回、Apple Watch 「Series 5」と「Series 3」の後継機が発売となれば、
まさかのフルモデルチェンジということで、より一層注目を集める形になりそうです。
というわけで今回は、Apple 特別イベントでのApple Watch発表(の予定)を前に、
現行モデルのApple Watchのスペックを確認していきたいと思います。
Apple Watchはまだ新しいカテゴリーの製品だけに、スペックの変化は速いです。
この機会に是非ざっくり機能を把握してみてください。
Apple Watch 「Series 5」と「Series 3」の違い
Apple Watch 「Series 5」と「Series 3」の主な違いは、下記のようになっています。
Series 5 | Series 3 | |
ディスプレイ | 40mm / 44mm | 38mm / 42mm |
プロセッサ | S5 (64ビット) | S3 |
ワイヤレスチップ | W3 | W2 |
OS | watchOS 6 | watchOS 6 |
厚み | 10.74mm | 11.4mm |
ケース重量 | 30.8〜47.8グラム | 26.7〜34.9グラム |
ストレージ | ストレージ | |
GPSモデル | 32GB | 8GB |
GPS + Cellular モデル | 32GB | 16GB |
耐水性能 | 50メートル | 50メートル |
バッテリー | 最大18時間 | 最大18時間 |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
光学式心拍センサー | 第2世代 | 第1世代 |
加速度センサー | 最大32G | 最大16G |
環境光センサー | ◯ | ◯ |
ジャイロスコープ | ◯ | ◯ |
スピーカー | ◯ (50%音量向上) | ◯ |
マイクロフォン | ◯ | ◯ |
Apple Pay | ◯ | ◯ |
Suica | ◯ | ◯ |
GPS | ◯ | ◯ |
磁気充電ケーブル | ◯ | ◯ |
USB電源アダプタ | ◯ | GPS+Cellularのみ |
常時表示Retinaディスプレイ | ◯ | ☓ |
転倒検出 | ◯ | ☓ |
海外における緊急通報 | ◯ | ☓ |
電気心拍センサー | ◯ | ☓ |
Digital Crownの触覚 | ◯ | ☓ |
コンパス | ◯ | ☓ |
IEEE802.11ac | ☓ | ☓ |
iPhoneとのペアリング | 必要 | 必要 |
睡眠トラッキング | 今秋以降 | 今秋以降 |
素材 | 素材 | |
アルミニウム | ◯ | ◯ |
ステンレススチール | ◯ | ☓ |
チタニウム | ◯ | ☓ |
セラミック | ◯ | ☓ |
仕上げ | 仕上げ | |
Apple Watch Nike | ◯ | ◯ |
Apple Watch Hermes | ◯ | ☓ |
発売日 | 2019年9月 | 2017年9月 |
価格 | 価格 | |
GPSモデル | 47,080円〜 | 21,780円〜 |
GPS + Cellular モデル | 59,180円〜 | 33,880円〜 |
<出典:Apple>
Apple Watch 「Series 3」よりも、
「Series 5」が優れている点としては、
・ディスプレイの大型化
・常時表示Retinaディスプレイ
・コンパスの搭載
・ケースの新素材「チタニウム」と「セラミック」の復活
・豊富なバンド
が挙げられます。
特に
①ディスプレイの大型化による「視認性の向上」
②ディスプレイが常に表示されることによる「実用性の向上」
→ミーティングなどで、Apple Watchを自然に見られるように。
③コンパスの搭載
→Apple Watchで地図を表示した時に、MAP上で自分がどこを向いているのかわかるようになった。
というのは、割と大きな変化となっています。
一方でApple Watch 「Series 3」の魅力は、
「Series 5」とほぼ同じ機能が使えるのに、約2万で買えるコスパの良さでしょう。
「転倒検出機能」や「電気心拍センサー」は搭載していませんが、
電気心拍センサーを用いた心電図の測定は、現時点で日本では利用することができません。
そのためスペック上はいろいろ劣っていますが、
「Series 3」でも十分Apple Watchの世界を楽しむには十分な製品に仕上がっています。
2020年にリニューアルされるApple Watchに期待すること
Apple Watchは、2020年9月の特別イベントで「新製品が発表される」と噂されています。
Apple Watch 「Series 3」と「Series 5」の後継機です。
お手軽な価格で購入できるSeries 3の後継機と、
製品のラインナップを整理する意味合いも含まれる、「Apple Watch Pro」の登場です。
基本的にはこれまで通り、大きくわけて2つのラインナップだと思われますが、
・Series 3 後継機
・Series 6 (5の後継機)
・Pro
あるいは
・Apple Watch (Series 3の後継機)
・Apple Watch Pro (5の後継機)
というシンプルな構成も、十分に考えられます。
個人的には「Series 3」後継機に、
・ディスプレイの大型化
・常時表示Retinaディスプレイ
・3万円以内の価格
・ステンレススチールの選択
が降りてくれば、万々歳という印象です。
どんな新しい製品が発表されるか、楽しみですね。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人きむきむでした。
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