スマホの辞書アプリ、「どれを選んで良いかわかりにくし、高すぎる」と感じたことはありませんか?
英和辞典は、語学を学習する上で必要不可欠なものではありますが、
・電子辞書を購入する時は初めからいろいろ入っているため、辞書の特長はわかりませんし、
・何より数回しか買う機会がない商品のため、とてもわかりにくいです。
そのため。いざ「アプリストアー」を開いて英和辞典アプリを購入しようとしても、どれを選べばよいか悩んでしまう人がほとんどなのではないでしょうか。
そこで今回は、「オススメの有料英和辞典アプリベスト5」をご紹介したいと思います。
英語の実力順に紹介していきますので、初心者から上級者まで対応しています。
ではさっそくいきましょう。
目次
オススメの有料辞書アプリ
高校生・大学受験向け
オーレックス英和・和英辞典(第2版)
旺文社、4,800円
<主な特長>
・英和項目数→約10万5,000語
・音声データ→約1万語
・和英項目数→約9万8,000語
・オフライン使用→可能
・iCloudを用いたブックマークの同期→可能
・英作文やスピーキングに関するコラムを多数掲載
受験に強く、予備校関係者に支持されている辞書がこちらです。
英作文やスピーキングに関連するコンテンツが収録されているため、4技能試験を見据えた時に有効活用できる辞書であり、また単語の収録数も10万5,000円と他の有名な辞書とほぼ互角です。
そのため大学受験のみならず、長い間使用できる電子辞書です。
<注意事項>
・アプリは「辞書 by 物書堂」に統合予定。
・そのため、「辞書 by 物書堂」の内部から課金してダウンロードを行うこと。
大学生・社会人向け
ロングマン英和辞典 プラス
ピアソン、2,800円
<主な特長>
・英和項目数→10万2,000語
・音声データ→5万3,000語
・例文数→83,000
・例文音声データ→6,500
・簡易的な和英辞典も収録。
・コロケーション→63,000例
・オフライン使用→可能
・iCloudを用いたブックマークの同期→可能
・絵や動画がついており、レイアウトがとても見やすい
・ロングマン現代英英辞典と組み合わせて使用が可能
ロングマン英和辞典は「プラス」がつかないバージョンも存在しますが、
+200円で簡易的な和英辞典が付属するため、こちらのバージョンを購入しましょう。
他の電子辞書アプリと比較した時、こちらのアプリは「レイアウトが見やすい」というところが最も大きなメリットです。個人的には数ある電子辞書の中でこのアプリが最も見やすいと感じています。
コンテンツの収録数が多くても、画面が見づらいと使用する機会は減っていきます。
高額な電子辞書を買っても使用しない可能性がある方は、こちらのレイアウトが優れており、かつ値段も安いこちらから電子辞書アプリの使用を始めることをオススメ致します。
ウィズダム英和・和英辞典2
三省堂、2,900円
<主な特長>
・英和項目数→約10万2,000語
・音声データ→約4万語強
・和英項目数→約9万語
・オフライン使用→可能
・iCloudを用いたブックマークの同期→可能
・インストール容量が約260MBと非常にコンパクト
こちらは累計30万本売れている人気アプリです。
電子辞書アプリの機能を比べた時、総合的に優れており、とりあえず困ったときはこれを買っとけ感がとても強い良いアプリです。
価格的にも、今回紹介する電子辞書アプリの中では、ロングマンに並ぶほど安く、
また和英辞典に関しては明らかにロングマンより優れているため、バランスがとても良いです。
<注意事項>
・アプリは「辞書 by 物書堂」に統合予定。
・そのため、「辞書 by 物書堂」の内部から課金してダウンロードを行うこと。
ジーニアス英和・和英辞典(第5版/第3版)
大修館書店、5,000円
<主な特長>
・英和の収録語句→約10万5,000語
・音声データ→約10万語
・和英の収録語句→約8万3,000語
・オフライン使用→可能
・iCloudを用いたブックマークの同期→可能
その存在、まさにジーニアス!
長年、英語学習者を支えてきた定番の辞書です。
ウィズダムと同じくバランスのよい性能を兼ね備えており、特に単語の発音を気にする人にとって、ベストなアプリです。
というのも、他の辞書は多くても音声データが5万語であるのに対し、こちらのアプリは倍の約10万語を収録しているからです。
見出し語や変化系にも音声が対応していることから、発音の確認が容易でかゆいところに手が届くアプリです。例文も充実しており、買っておけばまず内容に間違いはありません。
<注意事項>
・アプリは「辞書 by 物書堂」に統合予定。
・そのため、「辞書 by 物書堂」の内部から課金してダウンロードを行うこと。
英語上級者、もしくはプロフェッショナルを目指す方向け
小学館 ランダムハウス英和大辞典
小学館、6,000円
<主な特長>
・英和の収録語句→32万4,000語
・音声データ→約5万語
・オフライン使用→可能
・iCloudを用いたブックマークの同期→可能
・文学作品や映画、TV番組などのタイトルにも対応
・専門用語を多数収録
・インストール容量が約400MBと比較的コンパクト
着目すべきは、その圧倒的な単語収録数です。
人気のある英和辞典は数多く存在しますが、それらの収録単語の約3倍を掲載。
辞書に掲載されていないから、「結局インターネットで検索せざるを得ない、という手間」を大幅に省略させることができます。
理系関係者や医療関係者、あるいはスラングや米国や英国以外の英語まで検索できる優れものです。
一方で「和英辞典」が収録されていないのはデメリットです。
英作文やスピーキングで日本語から英語を検索することが出来ないため、場合によっては他の辞書と併用する必要があるかと思います。
<注意事項>
・アプリは「辞書 by 物書堂」に統合予定。
・そのため、「辞書 by 物書堂」の内部から課金してダウンロードを行うこと。
選び方のポイント
英和辞典アプリの一覧表
ここまで5つの英和辞典アプリを紹介しました。
1.オーレックス英和・和英辞典(第2版)「4,800円」
2.ロングマン英和辞典 プラス「2,800円」
3.ウィズダム英和・和英辞典2「2,900円」
4.ジーニアス英和・和英辞典(第5版/第3版)「5,000円」
5.小学館 ランダムハウス英和大辞典「6,000円」
特長をまとめると
アプリの名前 | 価格 | 和英辞典の精度(日本語→英語) | 単語の収録数 | 収録音声の数 | レイアウト |
オーレックス | △ | ◯ | ◯ | △ | ◯ |
ロングマン | ◯ | △ | △ | ◯ | ◎ |
ウィズダム | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ |
ジーニアス | △ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
ランダムハウス | ☓ | ☓ | ◎ | ◯ | △ |
となります。
それぞれ辞書の特長が異なり、またお値段も異なっているため、それぞれの環境を考慮して決める必要があります。
具体的な英和辞典アプリの選び方
考えるためのポイントは下記の通りです。
・最もバランスが取れているのは「ウィズダム」
・高いが英語の音声を重要視する人は「ジーニアス」
・大学受験向けのコンテンツが充実しているのは「オーレックス」
・辞書の見やすさを重視する人は「ロングマン」
・英和はないが、和英の収録数を重視する人は「ランダムハウス」
オーレックス
大学受験を検討する方に対しては、予備校などでユーザーが多い「オーレックス」が第一候補になります。収録単語も多く、大人になってからでも使用できる良い辞書です。
ただし「英語の収録音声が少ない」という弱点があるため、これからの4技能試験を見据えた上では、「ロングマン」「ウィズダム」「ジーニアス」を検討するのも一つの手です。
ロングマン/ウィズダム/ジーニアス
「ロングマン」と「ジーニアス」はそれぞれ特化した特長を持っており、課題とするところが存在します。一方で、バランス重視の辞書が「ウィズダム」です。
「ロングマン」の辞書の良いところは、価格とレイアウトの良さです。
特にレイアウトは、赤、青、黒、太字、絵、動画と様々な工夫がこなされています。
そのため、
「いくら辞書の基本性能が高くても、見やすさが悪ければしだいに使わなくなるから買うのは無駄」と考える人に、オススメの辞書です。
課題としては、日本語で英語を検索する「和英」機能が弱いところです。
「ジーニアス」の良いところは、収録音声の豊富さです。
他の辞書の約2倍の音声が収録されており、単語の派生語の発音を確認するのに便利です。TOEICの文法問題やリスニングに役立ちます。
課題は価格が5,000円と、「ロングマン」や「ウィズダム」に比べて2,000円近く高いところです。とはいえ「オーレックス」とはほぼ同じ価格です。
「ウィズダム」はロングマンと同じ価格帯にもかかわらず、全体的な機能に優れています。
レイアウトこそロングマンには負けますが(個人的な意見です)、和英機能は(日本語→英語)はるかに優れています。
そのためまずは手頃な価格で良い辞書を購入したい、と考えた方は「ウィズダム」を選ぶと良いでしょう。
「ウィズダム」のレイアウトに不満が有る方は、「ロングマン」を検討。
単語の発音音声を重視する方は、「ジーニアス」を選ぶ、というプロセスになります。
ランダムハウス
通常の辞書には載っていない、理工学分野などの専門用語や文学作品、現代英語の意味が知りたい人にとっては、「ランダムハウス」一択です。
他の辞書の約3倍の単語を収録しており、また音声も付属しているとなると、
これ以外の選択肢は「英英辞典」しか選択肢がありません。
ただ英英辞典の場合は日本語ではなく英語で検索する必要があるため、
「単純に意味を手っ取り早く知りたい」というときは英和辞書である「ランダムハウス」がおすすめです。
まとめ
以上で「オススメの有料英和辞典アプリ、ベスト5」の記事は終わりです。
まとめると、
・最もバランスが取れているのは「ウィズダム」
・高いが英語の音声を重要視する人は「ジーニアス」
・大学受験向けのコンテンツが充実しているのは「オーレックス」
・辞書の見やすさを重視する人は「ロングマン」
・英和はないが、和英の収録数を重視する人は「ランダムハウス」
という内容になります。
ここで紹介している辞書はどれも素晴らしい機能を兼ね備えています。
そのためどの辞書も長期間使用することができますが、中々違いがわかりにくいため今回記事にしてみました。
ぜひ自分に向いている電子辞書アプリと共に、毎日の英語学習を頑張ってください。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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