Nintendo Switch「リズムで英語 ビートトーク!」の魅力をご紹介します。
日本にいながらゲーム感覚で「プチ留学」できるゲームソフトです。
「ゲームで学べる英語ソフト」と聞くと、みなさんは一体どのようなゲームタイトルを思い浮かべるでしょうか?
私の中で印象に残っているニンテンドーDSのゲームソフトといえば、
最近だとNintendo Switchから発売されている
・ナナミと一緒に学ぼ! TOEIC(R) LISTENING AND READING TEST 完全マスター
・ドラえいご のび太と妖精のふしぎコレクション
の記憶が新しいですが、
資格試験を目的とした場合、基本的には参考書をメインとした英語学習が最も効率的だと私は考えています。
しかし、机に向かった英語学習で身につきにくいものがあります。
それは、
・英語の「リズム」を身につける。
・英語を使う「経験値」を得る。
の2つです。
今回はこの2つを鍛えることのできるゲームソフト。
「リズムで英語 ビートトーク!」をご紹介します。
目次
Nintendo Switch「リズムで英語 ビートトーク!」はどんなゲームか?
「リズムで英語 ビートトーク!」は、「音ゲー」をしながら英語学習ができるゲームソフトです。
約40個のユーモアあふれるスピーチから、800以上の英語フレーズを学習することができ、
単語のレベルが「TOEIC 500点程度」など難易度も表記されているのが特徴です。
「音ゲーム」と聞いて今までやったことない人もいるかと思いますが、
ゲームの遊び方はかなり細かく説明されており、
「単語と枠が重なった時にAボタンを押す」など、
動画で操作方法を説明してくれるのでゲームの難易度はかなり低いと言って良いでしょう。
スピーチのリズムとフレーズ(単語)に合わせて、
Aボタンを押したり長押しをして、スコアアップを目指していきます。
収録されているスピーチは様々な難易度のものが用意されており、
TOEIC 500〜700点程度の方のプレイが想定されています。
約40のスピーチが用意されているので、
興味のあるものから試してみるのをオススメします。
・Don't take that route. (その散歩だけはやめてくれ!by 犬)
・Hair Growth for Santa (サンタ専用育毛剤)
・My Amazing Noodles (最高の麺類)
・Napping is how we train our muscles! (昼寝こそ最高の筋トレ)
・Next Gen Smartphone, Just Paper. (次世代スマホはただの紙)
・Is this really the moon? (ここは本当に月なのか?) etc.
「リズムで英語 ビートトーク!」の良いところ
英語のリズムが身に付く
「リズムで英語 ビートトーク!」は、音ゲーでありながら英語が学べるゲームソフトです。
序盤の英語学習の理論(チュートリアル)に関しては、立命館大学の言語教育学者大山先生が監修。
英文の和訳も米国出身の方が担当しているため、奇妙な英文が収録されている方はありません。
「リズムで英語 ビートトーク!」の最も優れているところは、
目で視覚的に英文を読み上げるタイミングを理解することができることです。
特にTOEICの英単語を学習されている方は、
カタカナで発音を覚えている方も多いと思います。
その場合、上記の画像のように英語の文章を抑揚なく読んでしまうケースが多々あります。
ただ英語は、単語や文章のどこを強調するかで意味が変わってきます。
このことをゲーム内では「拍」という概念で説明しており、
・日本語 → 1文字1拍
・英語 → シラブル (音節)
になるわけですが、
ややこしいので具体例でみていくと、
Something →(サムシング)だと
日本語 → サ・ム・シ・ン・グ
英語 → サム・シング
というリズムで単語を読むのが英語で重要です。
また、SomethingはSomeを強調して読み上げる必要がありますが、
単語によっては
初めの「Im」ではなく「portant」にアクセントを置いて読み上げる必要があります。
こうした単語やフレーズの強弱を遊びながら意識できるのが、「リズムで英語 ビートトーク!」の魅力です。
英語のワーキングメモリを強化できる (複数のことを同時に行えるようになる)
「リズムで英語 ビートトーク!」の2つ目の良いところは、英語のワーキングメモリを強化できるところです。
普段あまり気にすることはないと思いますが、
日本語の場合、
・人の話しを聞きながら、要点をまとめてメモする。
・スマブラなどのゲームを楽しみながら、友人とおしゃべりする。
こうした2つの「異なる作業」を同時に行うのはけして難しいことではないと思います。
ただそれが英語になると、状況が一変します。
・右から左に流れてくる英文を見る。
・英文を口ずさむ (読み上げる)
・リズムに合わせてボタンを押す。
こうした作業を同時にそつなくこなせるようになるのはかなりの練習が必要で、
ゲームをするだけであたかもプチ留学を行なっているかのように、
日常生活の中で英語を使う経験値を貯めることができます。
「リズムで英語 ビートトーク!」の気になるところ
ただ一方で、気になるところも存在します。
それはゲームのテンポに関してです。
ゲームでは上記画像のように、
・1フレーズごとに学習する「メダルモード」
・全ての文章が流れてくる「プロモード」
と2種類のモードがあるのですが、
1フレーズごとの学習(メダルモード)を終えなければ、プロモードを選択することができません。
音ゲーとして発売されているゲームソフトは、
通常1フレーズではなく1音楽まるごとプレーして、少しづつスコアを伸ばしていくのが普通です。
また約40種類のスピーチが用意されていますが、
ゲームを進めていかなければ全てのスピーチを選択することができず、内容も事前にチェックすることができません。
ゲーム自体のクオリティは非常に高いので、
このあたりは追加課金をしてでも、機能を解放して欲しいと思いました。
まとめ!「リズムで英語 ビートトーク!」は英語のリスニング力とスピーキング力が鍛えられる
以上、Nintendo Switch用ゲームソフト「リズムで英語 ビートトーク!」をご紹介しました。
まとめると良かったところは
・英語のリズムが身に付く。
・英語のワーキングメモリを強化できる。
一方で気になるところは、
・英語学習としての側面が強く、ゲームのテンポが遅い。
・スピーチの内容を事前にチェックできない。
という内容でした。
1,980円という価格はかなりのボーナスプライスで、
もしスピーチの「原稿」やリスニング用の「音声」が手に入るのであれば、
追加で課金したいと思わせてくれました。
英語のレベルとしてはTOEIC 500〜700点程度が想定されていますが (800以上の英語フレーズを収録)
TOEIC 900点以上の方でも
・右から左に流れてくる英文を見る。
・英文を口ずさむ (読み上げる)
・リズムに合わせてボタンを押す。
といった作業を同時に行うのはけして簡単なことではありません。
そのため英語中級者から上級者の方にオススメしたいゲームソフトです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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