今日はアルク「英辞郎 on the WEB Pro」のご紹介です。
これまで「英和辞典」や「英英辞典」など様々な英語学習に役立つツールを紹介してきましたが、その中でも、
インターネット上に情報が転がっていないにも関わらず、とても便利なもの
が、この「英辞郎 on the WEB Pro」です。
今回は「英辞郎の有料会員」である私が、「なぜ英辞郎が語学学習者にとって有意義なのか」ご紹介したいと思います。
・英語で言いたいことが言えない
・スピーキングや英作文を鍛えたい
・通常の英和辞典と英辞郎の何が違うのか知りたい
・英辞郎Proの便利な使い方が知りたい
そのような方のお役に立てれば、幸いです。
ではさっそく、内容を見ていきましょう。
↓「オススメの英和・和英辞典・辞書アプリ記事まとめ」はこちら↓
目次
アルク「英辞郎」とは何か。有料会員のProで出来ること
<出典:アルク>
「アルク」と「英辞郎」の紹介
まず初めに、「アルク」と「英辞郎」について簡単に説明していきます。
アルクは語学学習に特化した事業を展開している会社で、特に英語の参考書が有名です。
例えば
・キクタン
・究極のゼミ
・至高の模試
あたりが有名ですね。どこかで聞いたことはありませんか?
そのアルクが提供している、オンラインの英和・和英データベースが、「英辞郎」です。
「英辞郎」と「英和・和英辞典」の違い
オンラインの「英和・和英データベース」と聞くとわかりにくいですが、
・とにかく例文が豊富で
・データが常に進化する「辞書」
と覚えていただければ大丈夫です。
通常辞書というものは作成するのに大変時間が必要するものですが、人間の言葉はリアルタイムで進化するものです。
例えば「セルフィー」とか「コンマリ」とか、新しい言葉が誕生します。
様々な文献を使用することにより、英辞郎はこうした
「最新の語彙」、「気の利いた表現」、「複雑な言葉」などを確認できる
という特長を持っています。
「英辞郎 on the WEB」の料金プラン
英辞郎には、3種類のプランが存在します。
無料 | Pro Lite | Pro | |
価格 | 無料 | 無料 | 月額330円(税込) |
ログインの有無 | 必要なし | 必要 | 必要 |
広告の表示 | 広告あり | 広告あり | 広告なし |
例文表示件数 | ☓ | 15万件 | 122万件 |
単語帳の登録 | ☓ | 100項目 | 20,000項目 |
タグ・メモ管理 | ☓ | ☓ | ◯ |
検索履歴 | ☓ | 10件 | 50件 |
整列・頻度集計 | ☓ | ☓ | ◯ |
あいまい検索 | ☓ | ☓ | ◯ |
小窓モード | ☓ | ◯ | ◯ |
<出典:「英辞郎 on the WEB」の情報を元に作成>
*Pro版は、年額3,630円のコースもあります
左から、「無料(会員登録なし)」、「無料(会員登録、必要)」、「有料会員」です。
語句の意味を調べるだけなら無料でも大丈夫ですが、
年額3,300円、もしくは月額300円払うことで、
といったことが可能になります。
考え方としては、
といった感じです。
個人的にPro Liteで使用できる機能は中途半端だと感じているので、「英辞郎 on the WEB」を使用するなら、「無料 or Pro」のどちらかだと感じています。
ちなみに英辞郎 on the WEBは、
・スマホアプリ
・Webブラウザー (Google Chrome、Safari、Microsoft Edge等)
で使用できます。
インターネットの接続が必要なので、このあたりは注意が必要です。
オフラインで使いたい方は、DVD-ROM版が購入できます。
「英辞郎Pro」を使うべき3つの理由
ここまで簡単に「アルク」と「英辞郎」の紹介を行いましたが、多くの方がある疑問を感じていると思います。それは、
・英辞郎は、本当に役に立つの?
・英和・和英辞典アプリや、電子辞書で十分でしょ?
ということです。
それが、必要あるんです。
ここからが本題になりますが、
英辞郎Proを使うべき理由は、3つあると個人的に考えています。それは英辞郎が
①「これ英語で何ていうんだろう?」という素朴な疑問に答えてくれる。
②英作文やスピーキング、和訳に役立つ。
③リーディング用の教材として活用できる。
というものです。
この3つの点について、英辞郎Proは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれます。
ではその理由を1つずつ、順番に見ていきましょう。
「これ英語で何ていうの?」素朴な疑問に答えてくれる「英辞郎」
まず1つ目は、英辞郎が「これ英語で何ていうの?」という疑問を解決してくれる、というものです。
皆さんは、「英語で言いたいことがわからなかったとき」どのようなアクションを取りますか?
おそらく多くの方が、「インターネットで検索」したり、「和英辞典を活用する」と思います。
ただ難しいのが、
・自分が必要とする情報を見つけるのに、時間がかかる。あるいは
・情報が見つからない
場合がある、ということです。
インターネットの検索結果には、数多くのウェブサイトが表示されますし、広告も存在します。
そうした莫大な情報の中から必要なものを毎回見つけ出すのは大変ですし、表示された情報が正しいのかどうかも、心配です。
それならば、122万もの例文が掲載されており、広告もなく、レイアウトが常に同じ英辞郎を活用するほうが、「時短」に繋がります。
一つ、具体例を紹介しましょう。
誰かとコミュニケーションをしている時に、「さすが」と相手に返事を返したいとします。
普通なら、和英辞典で「さすが」と引いたり、インターネットで「相手を褒める・英語」といった感じに検索すると思いますが、
英辞郎なら
「さすが」+「you」の2単語で検索することが出来ます。
この方が、ピンポイントで自分の言いたい表現が見つかると思いませんか?
日本語と英語、「2つの言語を含めて検索できる」のが英辞郎の良いところであり、
また検索した内容の「類似表現を表示させる」こともできるため、考えていた表現よりもかえって適切なものが見つかる可能性もあります。
この2つだけでも、英辞郎は買いだと個人的に思います。
特にFacebookなどで海外の方とメッセージのやり取りをする方は、「言いたいことが言えない」経験はしょっちゅうだと思います。
「これが言いたい」→「英語だとわからない」→「調べたいけど時間がない」
そうしたフラストレーションが大分改善されますし、英辞郎を使えば語学力アップに繋がります。
英作文やスピーキング、和訳に役立つ「英辞郎」
英辞郎Proを使うべき理由の2つ目は、「英作文やスピーキング、和訳に役立つ」というものです。
英辞郎が優れているのは、なんといっても約122万件という膨大な例文の数です。
それに加えて英文メールや手紙の例文も検索でき、
「題名」、「前文(仕事)」「全部(個人)などシチュエーションごとに文例が確認できます。
私は普段iPadで英辞郎を使用することが多いのですが、
英文を読んでいる時に、わからない表現はどうしても出てきます。
ただ単語だけなら調べて覚えるだけですけど、
前置詞が含んだイディオムなど、文の構成を掴むことが難しいケースもあります。
そんな時英辞郎なら、「とりあえずこの2単語で検索」とあいまいな理解のまま検索を行い、関連する文例が即座に表示されるので、非常にラクです。
Webブラウザーであれこれ検索するより、圧倒的に作業する時間が少なくすみます。
またスピーキングに関しても「頻度集計」という面白いものがありまして、
「単語と単語の相性」を調べることが出来ます。
コロケーションと呼ばれているものですね。
上記の画像の場合、「agree」の次に最も多く来る単語が、「with」。
その次の単語が「the」なので、I agree with the 〇〇。という文章がすぐ作成できます。
スピーキングの時、「自動詞なのか他動詞なのかわからなくなる」ことはよくあることだと思うので、そんなときは「英辞郎」で検索すれば、単語の前後によく使用する単語がわかります。
リーディング用の教材として活用できる「英辞郎」
英辞郎Proを使うべき最後の理由は、「リーディング用の教材として活用できる」というものです。
英辞郎は基本的には、「数多くの英和・和英の例文を引き出せる四次元ポケット」みたいなものなのですが、実は、
「米国のラジオ放送の記事」が「和訳付き」で読めます。
これ素晴らしいと思いませんか?
英語だけじゃないですよ。日本語の和訳が付いてきます。
Voice of Americaという、「英語を母語としない方向けのラジオ放送」がアメリカにあるのですが、そちらの記事が読めます。
もちろんVoice of Americaの全ての記事が読めるわけではなく記事自体も古いのですが、それでも私が計算しただけで、400以上の記事が存在します。
それら全てに日本語訳が付いているのですから、コスパが良いですよ。
私も「多読・多聴」で語彙制限本を数多く読みましたが、もっと早く知っていれば「お金が節約できたのになぁ」と昔の自分に伝えたくなりました。
話しを戻しますとつまり「英辞郎」は、英和・和英辞典に共通する機能もありますが、こうした「リーディング用の教材も提供している」という面で、大きな違いがあります。
まとめ「英辞郎Pro」はアウトプットの強化と作業の時短に役立つツール
以上で「英辞郎 on the WEB Proのレビュー」を終わります。
まとめると「英辞郎Proを使うべき3つの理由」は、
①「これ英語で何ていうんだろう?」という素朴な疑問に答えてくれる。
②英作文やスピーキング、和訳に役立つ。
③リーディング用の教材として活用できる。
というもので、
・プランは3種類
・有料会員は、年会費3,630円、もしくは月額330円
という内容でした。
基本的に英辞郎は「英語のライティングやスピーキング能力を高めたい方向け」のツールとなりますが、「リーディングを鍛えたい方」にも活用できます。
英語力を高めたい方は、是非試しに使って見て下さい。
また当ブログでは、「TOEIC 900点超えまでの勉強計画」を紹介しているのでよかったらお立ち寄りください。他にもガジェット系の記事が揃っています。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
<無料で使える人気サービス>
・【動画&音楽 使い放題】学生限定 Amazon「Prime Student」【6ヶ月無料】
・【音楽聴き放題】Amazon「Music Unlimited」【30日間無料】
・【本の聴き放題】Amazon「audible」【30日間無料】
<期間限定のセール情報>
・【最大70%オフ】Kindle「ビジネス書」キャンペーン【日経BP】
・【楽天市場】バレンタイン特集【予算で選べる】
・【ポイント最大42倍】楽天「お買い物マラソン」【開催中!】