シャオミのグループ会社Huami (ファーミ)が発売している「Amazfit Band 5」とファーウェイ「Band 4 Pro」を比較していきます。
8,000円前後のスマートバンドで、人気の2機種です。
コスパに優れたウェアラブルデバイスといえば、シャオミとファーウェイの名前が頭に浮かびますが、
今日取り扱うのは、シャオミのグループ会社Huami (ファーミ)の製品です。
実はApple Watch Series 6の目玉となった機能が、Huamiの製品には搭載しているんですよ。
よろしければこの機会に是非チェックしてみてください。
というわけで
Huami「Amazfit Band 5」とファーウェイ「Band 4 Pro」の比較、
さっそく内容を見ていきましょう。
目次
Huami「Amazfit Band 5」とファーウェイ「Band 4 Pro」の違い
Amazfit Band 5 | Band 4 Pro | |
サイズ | 1,1インチ | 0.95インチ |
解像度 | 294 × 126 | 240 × 120 |
ディスプレイ | 有機EL (AMOLED) | 有機EL (AMOLED) |
バッテリー容量 | 125mAh | 100mAh |
バッテリー持続日数 | 15日〜25日 | 12日 (GPS時7時間) |
充電時間 | 2時間 | ー |
重量 | 24グラム | 25グラム |
素材 | ポリカーボネート | ステンレス+プラスチック |
Androidでの使用 | ◯ | ◯ |
iOSでの使用 | ◯ | △ |
主に「出来る」こと | 11個 | 5個 |
スポーツモード | 11種類 | 11種類 |
心拍モニタリング | ○ | ○ |
睡眠モニタリング | ○ | ○ |
ストレスモニタリング | ○ | ☓ |
呼吸エクササイズ | ○ | ☓ |
音楽の再生コントロール | ○ | ◯ (Androidのみ) |
リモート写真撮影 | ○ | △ (自社スマホのみ) |
PAI (個人の活力指数の計測) | ○ | ☓ |
女性向けの健康追跡機能 | ○ | ☓ |
Amazon Alexa (アレクサ) | ○ | ☓ |
血中酸素飽和度測定(SpO2) | ○ | ☓ |
センサー数 | 3つ | 4つ |
3軸加速度センサー | ○ | ◯ |
3軸ジャイロスコープ | ○ | ◯ |
心拍センサー | ○ (2PRG) | ◯ |
装着検知センサー | ー | ◯ |
防水性能 | 5気圧 (水深50m) | 5気圧 (水深50m) |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
充電端子 | 2PIN | 2PIN |
充電時の「取り外し」の有無 | 無し | 無し |
GPS | × | ○ |
バンドの色 (標準) | 3種類 | 3種類 |
バンドの色 (別売り) | ー | ー |
発売日 | 2020年9月(Amazon) | 2020年1月 |
税込価格 | 約6,980円 | 9,680円 |
ウェアラブル端末に求められる下記のような基本的な機能、
・心拍数
・睡眠モニタリング
・万歩計
・アクティビティ計測
・時計
はどちらのデバイスにも備わっています
「Amazfit Band 5」は、それに加えて新しい機能がいろいろつまっているのでガジェット好きな方にオススメです。
一方Band 4 Proは「正確なデータの測定」と「GPS」が搭載されているので、運動・健康管理を細かく行いたい方に向いています。
Huami「Amazfit Band 5」が向いている人
Huami「Amazfit Band 5」が向いている人は、このようなタイプの方です。
・ディスプレイは大きい方が良い (1.1インチ)
・バッテリー持ちを重視している (15日間)
・PAI (個人の活力指数の計測)やストレスのモニタリングに興味がある。
・血中酸素飽和度(濃度) 、SpO2を行いたい (手動のみ)
・Amazon Alexaに魅力を感じている (日本語は後日対応)
・安くてコスパに優れたモデルが欲しい (約6,980円)
・iOS (iPhone)を使用している。
Huami (ファーミ)「Amazfit Band 5」は、シャオミのグループ会社が製造しているスマートバンドです。
日本では知名度が高くないものの、2020年上半期の世界シェア(収益)としては、
・1位 → Apple
・2位 → GARMIN
・3位 → HUAWEI
・4位 → SAMSUNG
・5位 → Imoo
・6位 → Amazifit、fitbit
<出典:Counterpoint>
と世界6位の立場です。
そしてこちらの「Amazfit Band 5」ですが、「Band 4 Pro」と比べると様々な新しい機能が搭載されています。
例えば「血中酸素飽和度(SpO2)」の測定は、Apple Watch Series 6で話題となった機能です。
呼吸器系の疾患 (たとえば喘息や肺炎)を抱える人に対してチェックする項目がこのSpO2で、
皮膚を通して血液中の酸素の割合を計測することで、健康状態をチェックすることができます (採血無しで測れるのが良いところです)
そのほかにも
・PAI (個人の活力指数の計測)
・ストレスモニタリング
・呼吸エクササイズ
といった独自の機能が追加されており、
健康ガチ勢だけでなくライトな層の方にも、オススメのウェアラブル端末となっています。
また「Amazfit Band 5」はiOS (iPhone)にも対応しているので、
一部iPhoneやAndroid (ファーウェイ以外のスマホ)で使えない機能があるBand 4 Proよりも、
気軽に試しやすいデバイスとなっています。
ファーウェイ「Band 4 Pro」が向いている人
ファーウェイ「Band 4 Pro」が向いている人は、このようなタイプの方です。
・正確な「睡眠」や「心拍」のデータ取得がしたい。
(→ハーバードメディカルスクールCDBセンターや、FIRSTBEAT社による)
・GPS内蔵モデルが欲しい。
・ステンレススチールの高級感+耐久性に魅力を感じる。
・知っているメーカーから買いたい (サポート面で安心できる)
ファーウェイ「Band 4 Pro」の何が優れているかというと、
それは私達がウェアラブル端末に求める基本的な機能であり、最も重要な機能です。
Band 4 Proはどのようなテクノロジーを元にデータを測定しているかを公開しており、
・睡眠 →ハーバードメディカルスクールCDBセンター
・心拍数 →FIRSTBEAT社
となっています。
睡眠に関しては、
4つの段階 (浅い、深い、レム睡眠、目覚めてる時間)を認識し、典型的な睡眠障害を識別。
200以上あるアドバイスの中から、個人にあった睡眠の調整・改善のサポートをしてくれます。
一方心拍数に関しては、
これまで心拍データに関わる研究を20年以上行い、
世界1,000チーム、23,000人以上のスポーツ選手の間で採用されてきた「FIRSTBEAT社」のテクノロジーが使われています。
・心拍数
・VO2max (有酸素運動を測る上で重要な、体内に取り込まれる酸素の最大量)
を正確に測定することができるので、
運動を行った後、
有酸素運動や無酸素運動を「それぞれ何分間行ったのか」、
その時の「心拍数はどれ位か?」「消費カロリーや時速は?」
といったデータを計測することができます。
ちなみにこの「FIRSTBEAT社」のテクノロジーは、
米国のNBA(バスケ)やNHL(アイスホッケー)のクラブ。
サッカーだとUEFAチャンピオンズリーグを制覇したバイエルン・ミュンヘンやスペイン代表。
日本だと、オルンガ選手でおなじみの柏レイソルなどで使用されています。
また「Amazfit Band 5」と比較した時に忘れてはいけないのが、
GPSの存在です。
Band 4 ProにはGPSが内蔵されているので、
スマートフォンを自宅に置いたままトレーニング(ランニングやサイクリング)を行うことが可能 となっており、
トレーニング完了後、GPSのデータを地図上に表示させることができます。
この機能が非常に便利でして、
例えば初めて利用する道を後から分析した時、
3kgの道のりを、時速13kmのペースで23分間歩きました。
その時の消費カロリーは30kcalで、心拍数は120でした。
ちなみにその間、無酸素運動が◯分、有酸素運動が◯分、脂肪が燃焼した時間は◯分でしたと分析が行われています。
地図上で速く走れたところ、遅かったところ、なども表示されるので、
どこがトレーニングを行う上で負荷が高いのか、客観的に分析することができます。
まとめ!最新機能盛りだくさんの「Amazfit Band 5」。シンプルだがトラッキングに優れた「Band 4 Pro」
以上、Huami「Amazfit Band 5」とファーウェイ「Band 4 Pro」の違いについてご紹介致しました。
まとめると、
・Amazfit Band 5 → ストレスや血中酸素飽和度(濃度)も計測できる、便利な活動量計 (約7,000円)
・Band 4 Pro → データの計測が半端ない活動量計 (約9,700円から値下がり中)
という内容でした。
Huami「Amazfit Band 5」は、様々な項目をトラッキングできる多機能さが魅力のスマートバンドです。
一方ファーウェイ「Band 4 Pro」は、GPSが搭載されているのでより正確にスポーツデータを計測したり、
睡眠の質の改善をサポートしてくれるスポートバンドです。
あなたはどっち派ですか?
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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