WindowsのOSが入っているCドライブを交換し、512GBから2TBにする方法をご紹介します。
クローンやミラーリングといった専門用語を使わなくても、簡単にパソコンの容量(ストレージ)を増やすことが出来ます。
先日ゲーミングPCを購入しました。
お値段税込10万円で、インテル第12世代の「Core i7 12700F」と「RTX3050」が付いてくるお買い得モデルです。
ただ「全てにおいて満足しているか?」というとそうでもなく、
やはりCドライブが512GBというのは物足りないところであります。
価格コムのゲーミングPCランキングを見ても、
1位のASUS「ROG Strix G10DK」のストレージは512GBですし、15万以下のゲーミングPCで容量に悩まされる方はけして珍しくないと感じています。
ということで、今回はWindowsのOSが含まれた起動ディスク(Cドライブ)を他のSSDと交換する方法をご紹介します。
・256GB → 1TB
・512GB → 1TB
・512GB → 2TB
といった感じで気軽にストレージを大きく出来るので、
・パソコンはなるべく「安く」購入
・必要に応じてパソコンをパワーアップ
と二段構えでパソコンをつよつよにすることが出来ます。
よかったら是非お試しください。
起動ディスク(Cドライブ)の交換するために必要なもの
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真1](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-1.jpg)
起動ディスク(Cドライブ)を交換するために、新しく用意するものは3つです。
①SSDケース
②データ移行ソフト
③SSD本体 (1〜2TB推奨)
上記のロジテック「M.2 NVMe SSDケース」は、
①SSDケース
②データ移行ソフト (HD革命LIte)
の2つが含まれたオススメの商品です。
これに③SSDを合わせた3つで、Cドライブの交換を行っていきます。
SSDは様々なものが存在するので、メーカーが用意している仕様を確認してみてください。
見るところは「規格サイズ」と「接続インターフェース」で、
<規格サイズ>
・M.2 SSD ← 現在の主流 (Type2280)
・2.5インチ SSD (アダプターを付けると3.5インチのHDDサイズに)
<接続インターフェース>
・PCIe Gen3 (NVMe)← 現在の主流
・PCIe Gen4 (NVMe)← ハイエンド向け (放熱用のヒートシンク推奨)
・Serial ATA 6Gb/s ← 通称SATA3.0
となっています。
ちなみに今回私が購入したパソコンはPCIe Gen4のSSDが搭載されていましたが、
予算オーバーでしたのでグレードを落としてGen3のSSDを購入しました。
ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の商品内容
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真3](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-3.jpg)
それではロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の中身を見ていきます。
・SSDケース本体
・USB Type-Aケーブル (0.2m)
・USB Type-Cケーブル (0.2m)
・シリコン製放熱シート
・セットアップガイド
・HD革命 Copy Drive Lite セットアップガイド
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真4](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-4.jpg)
説明書もかなり細かく記載があるため、初心者の方も安心です。
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真5](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-5.jpg)
続いてSSDケースの外観です。
筐体はアルミで作られており、手で触るとひんやり冷たさを実感できます。
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真6](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-6.jpg)
ネジや工具を使わない構造になっており、
取り出しボタンを押すことでスムーズに内部にアクセスが可能です。
これまでSSDケースをいくつか購入していますが、
作りは間違いなく1番の品質です。
![「Salcar USB 3.0 2.5インチ HDD/SSD 外付けケース」の表紙](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2019/11/Salcar1-320x180.jpg)
![](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2019/07/1vaios15-320x180.jpg)
SSDの取り付け方法
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真7](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-7.jpg)
それでは実際にロジテック「M.2 NVMe SSDケース」にSSDを取り付けていきましょう。
起動ディスク(Cドライブ)の交換方法の流れとしては、
・SSDケースにSSDを取り付ける。
・SSDにデータをコピーする (HD革命)
・パソコンに内蔵されているSSDと、コピーしたSSDを交換する。
の3ステップです。
前回の記事で「SSDの交換方法」をご紹介しましたので、
今回はHD革命でデータをコピーするまでをご紹介します。
まずロジテック「M.2 NVMe SSDケース」のカバーを開けます。
先ほどご紹介した取り出しボタンを押せば、
このようにSSDケースの内部にアクセスが可能です。
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真9](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-9.jpg)
次にロックノブを外して、SSDを取り付けます。
ロックノブはSSDを固定するためのパーツで、初めの状態だとロジテック「M.2 NVMe SSDケース」に取り付けてあります (写真右上の黒いパーツ)
ロックノブを「6時の方角」から「3時の方角」に回すと簡単に取り外しが可能ですので、
SSDを取り付ける前に、ロックノブを取り外してください。
ロックノブを取り外したあとは、
上記写真のように、SSDをSSDケースに写真の角度で取り付けてください。
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真10](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-10.jpg)
次に、SSDにロックノブを取り付けます。
おそらくここが1番難しいところですので、
上記写真のようにうまく取り付けてください。
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真11](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-11.jpg)
次にSSDをSSDケースに接触するまで下に押し込み、
ロックノブを「3時の方角」から「6時の方角」になるまで回します。
これでSSDをSSDケースに取り付ける作業は完了です。
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真12](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-12.jpg)
ちなみにSSDを取り付けた状態で、
ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の重量は53グラムでした。
持ち運びに便利なサイズなので、
SSDの交換が終わったあとは、お好きなSSDをケースに入れて、
外付けドライブとして活用して下さい。
HD革命 Copy Drive Liteの使い方
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真13](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-13.jpg)
次に、HD革命Liteを用いて「Cドライプのコピー」を行います。
3ステップの真ん中の作業です。
・SSDケースにSSDを取り付ける。
・SSDにデータをコピーする (HD革命)
・パソコンに内蔵されているSSDと、コピーしたSSDを交換する。
事前の作業として、下記を行ってください。
・SSDケースをパソコンと接続する (ケーブルは商品の中に同梱)
・SSDのフォーマット (下記の動画参照)
・HD革命 Copy Drive Liteのダウンロード
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真14](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-14.jpg)
HD革命を起動したら、まずディスクのコピーから「コピー元」をクリックしてください。
「ディスクサイズ」「型番」から起動ディスク(Cドライブ)が入っているストレージを見極めます。
次にディスクのコピー元を選んだら、上記写真のようにコピー先をクリックしてください。
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真15](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-15.jpg)
次に「コピー先ディスクのディスクサイズに合わせてコピー」→「次へ」。
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真16](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-16.jpg)
「ディスクの状態を確認してください」→「次へ」
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真17](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-17.jpg)
「ディスクのコピーを開始します」→「次へ」
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真18](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-18.jpg)
「コピー先ディスクのパーテーションは消去されますが、よろしいですか?」→「はい」
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真19](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-19.jpg)
すると、上記写真のようにデータのコピーを勝手に行ってくれます。
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真20](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-20.jpg)
そして最後に、
・ディスクのコピーが終了しました。
・コピー先のパーテーションを正しく認識させるためには、コンピュータを再起動する必要があります。
・今すぐコンピューターを再起動しますか?
と聞かれるので、
「いいえ」をクリックして、SSDケースをパソコンから取り外してください。
![ロジテック「M.2 NVMe SSDケース」の写真21](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/ssd-case-mirror-21.jpg)
ちなみに「はい」を押して、パソコンの再起動が行われると
上記写真のようにSSDが認識されます。
特に問題はないのでご安心ください。
後はCドライブのコピーを行ったSSDをSSDケースから取り外し、
パソコンに装着されているSSDと交換するだけです。
SSDを交換するイメージが掴みたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
![日本HP 「Victus 15L Desktop」の「SSD換装」写真36](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/Victus-15L-SSD-kansou-36-320x180.jpg)
お疲れさまでした!
![日本HP「Victus 15L Desktop」の写真14](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2023/01/Victus-15L-Desktop-14-320x180.jpg)
![Amazon「Fire TV Cube」の写真25](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2021/05/Fire-TV-Cube-25-320x180.jpg)
![サンワサプライ「トラベル・ガジェットポーチ」の写真10](https://imyme-english.com/wp-content/uploads/2021/02/Sanwa-Supply-Travel-Pouch-10-320x180.jpg)
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