インターネットでは、無料で検索できる便利なオンライン「英英辞典」が存在します。
前回スマートフォンで使えるオススメの英英辞典アプリ、ベスト3をご紹介しましたが、辞書アプリって中々高いですよね。
英語学習のためにいつかは使ってみたいとも思いますが、
「購入して使わなかったらどうしよう?」
と不安な気持ちになってしまうのもわかります。
ただご安心ください。一部機能の制限はありますが、ホームページ上で英英辞典が実際どのような機能を兼ね備えているのか確認することができます。
また人によっては、十分無料の範囲内で学習効率を高めることが可能です。
というわけで本日は、無料で使えるオンライン「英英辞典」のご紹介です。
さっそく内容を見ていきましょう。
目次
初めに
英英辞典の種類
日本で発売されている英英辞典は、大きく分けて2種類存在します。
それは「英語学習者向け」の英英辞典と、「ネイティブ向け」の英英辞典です。
ネイティブ向けということは、つまり私達でいう国語辞典のことですね。
学習者向けの辞書の場合は、定義に使用される語彙が2,000〜3,000語程度なので、より理解しやすいように配慮された作りになっています。
使用目的に合わせてこの2つを選ぶことになりますが、基本的には学習者向けの英英辞典で大丈夫です。
1つ具体例を見てみましょう。
下記に2つの説明文を記載するので、一体何の単語を指しているのか想像してみて下さい。
準備は良いですか?それでは
1つ目
a small domesticated carnivorous mammal with soft fur, a short snout, and retractile claws.
どうでしょう?なんとなく想像できましたか?
では2つ目です。
a small animal with soft fur that people often keep as a pet.
正解は、
「Cat」です。
1つ目はネイティブ向けの英英辞典で、2つ目が学習者向けの英英辞典です。
出典は
①OXFORD Advanced Learner's DICTIONARY 2000
②Oxford Dictionary of ENGLISH 2003
です。
実際にはどちらももう少し説明があるのですが、該当するパートの表現の違いは、上記のようになっています。辞書を選ぶ方向性を決めるために、参考にしてください。
使用すべき英英辞典は?
英英辞典には、「英語学習者向け」と、「ネイティブ向け」の2種類が存在することがわかりました。
でははたして一体どちらを使用すべきかと言うと、それはもちろん「英語学習者向け」の英英辞典です。
なぜかというと、理由はいろいろありますが、
ある程度の語学力を持たないうちに背伸びして英英辞典を使用したとしても、書いている内容が理解できないため、効果が見込めないからです。
辞書はわからない意味やニュアンスを理解するために引くものなので、いちいち辞書を引く度に単語の内容を調べたりしていると、時間がかかってしまいます。
それならば、よりやさしい単語で書かれている「英語学習者向け」の辞書を使用するか、もしくは英和辞典と併用しながら、「英語学習者向け」の辞書を利用する方が、よっぽど効果的です。
まずはレベルに合った辞書を用いて、語学力の向上に務めましょう。
オススメの英英辞典、ベスト3
オススメの英英辞典は3つ存在します。
Cambridge Learner's Dictionary
Cambridge Learner's Dictionaryは、ケンブリッジ大学が関わっているオンライン辞書です。
イギリスの大学ではありますが、ホームページは日本語にも対応しており、
単語はアメリカ音声とイギリス音声に対応しています。
やや広告や登録を促す表示が目に付きますが、十分実用的な辞書です。
特に発音に関してはクオリティーが高いです。
無料のスマホアプリなどは「機械音声」で「録音データ」も悪いことが多いですが、こちらは十分満足できます。再生で待たされる時間もそれほどなく、カラーの表示や発音記号の表示がとても親切に感じます。
Longman Dictionary of Contemporary English Online
同じくイギリス初のサービスであるLongman Dictionary of Contemporary English Onlineです。
こちらも日本語に対応しており、アメリカ英語とイギリス英語の発音に対応しています。
特長的なのは、例文にも音声が付属していることです。
こちらはイギリス英語が中心にはなりますが、無料にも関わらず例文音声が提供されているのはありがたいです。
また単語を説明する語彙のレベルも易しめなため、実際に使用するハードルも低いと思われます。
Oxford Learner's Dictionaries
Oxford Learner's Dictionariesは、広告がそれほどなく、スッキリとした見た目で使いやすいです。
発音などそれほど配慮されているわけではありませんが、必要としている情報を素早くキャッチするのが目的であれば、個人的には1番使いやすい辞書と感じています。
特に単語の意味や、用例の把握に役立ちます。
上級者向け、英英辞典
Oxford Living Dictionaries
同じくオックスフォード大学が作成に関わってるOxford Living Dictionariesです。
ネイティブ向けの辞書になるため、語句の説明は難しくなります。
ただ、単語を調べた際に、「More example sentences」というものをクリックすると、
これでもか!というほど、調べた単語の例文を表示してくれます。
単語の意味はともかく、この例文集をチェックするためだけでも、ホームページにアクセスする価値がある、そう思わせてくれる辞書です。
URBAN DICTIONARY
URBAN DICTIONARYは、ここまで紹介してきたオンライン英英辞典とは毛並みが違います。
こちらは主にネット用語やスラングなどを紹介するサイトで、読者投稿型のサイトです。
良く言えば、「Wikipediaの単語版」、
悪く言えば、「アンサイクロペディア」や「ニコニコ大百科」のような悪乗りOKなサイトとも言えるでしょうか。
ただ記事には作成者の名前と、その記事が「Good」なのか「Bad」なのかを表す投票数が表示されているので、それが判断の1つの材料になります。
ツイッターなどSNSでわからない単語が出てきた時に、検索出来たりします。
実際に単語の説明を比べてみる
では実際に、どのように単語の説明がなされるか比べてみましょう。
今回は、「accolade」と検索してみます。(称賛/授賞式/〜を称賛する)
<Cambridge Learner's Dictionary>
a prize or praise given to someone because they are very good at something.
<Longman Dictionary of Contemporary English Online>
praise for someone who is greatly admired, or a prize given to them for their work.
→She received a Grammy Award, the highest accolade in the music business.
<Oxford Learner's Dictionaries>
praise or an award for an achievement that people admire.
→Meryl Streep has received many accolades for her performances.
An award or privilege granted as a special honor or as an acknowledgement of merit.
A great merit or award. A great praise.
終わりに
以上、「無料で使える、オンライン英英辞典」の紹介でした。
大切なのは、実際にホームページで単語を検索してみて、レイアウトを含め自分にふさわしいかどうか試してみることです。
記事を読むだけでなく、是非実際に検索を行って英英辞典を試してみてください。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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