こんにちは、管理人のきむきむです。
今日は、TOEICのリスニングセクションの悩みについて解答していきます。
「リスニングが聞き取れない」
「リスニングの点数が悪い」
「集中してリスニングセクションを受けることができない」
この記事はそんな方を対象に作られています。
ではさっそく、いってみましょう。
目次
初めに
前提
「TOEICでリスニングが聞き取れない」、誰もが一度は感じたことがある悩みですよね。
私もTOEICのリスニングセクションは苦手でしたが、ある時495点中480点を取得することが出来るようになりました。
そこで実際に行った勉強法を公開していきたいと思います。
最低限必要なものとして、
・リスニング教材
・音源
・音源を再生するデバイス(スマホ)
・電子辞書(アプリ) or インターネット
などが挙げられます。
音源を管理するのに、パソコンやSDカードなどがあると便利です。
まずリーディングを出来るようにする
では、実際に勉強の内容に移っていきましょう。
まず目の前に英語の文章、スピーチがあるとします(リスニング教材)
そしてそれを聞き取れるようになりたいとします。
つまり、「現時点では全て聞き取ることができない」、ということです。
そのときに皆さんに行ってほしいことは、
その文章を、目で見て読み取れることができるか、ということです。
・意味が理解できるかどうか(大まかに和訳できるかどうか)
・単語の発音を理解しているかどうか。
この2つを確認してください。
もし仮に英語の音が聞き取れたとしても、意味の把握ができなければ文章の理解をすることはできませんし、意味がわからないから英語の音声に対して嫌悪感が生まれます。
そのためまずは、
リスニング教材をリーディング教材として活用し、中身や発音を理解できているのかどうか、確認してください。
もしここで何かわからないものが存在した場合や、
・文法事項
・単語の意味
・単語の発音
を確認してください。
たとえできなくても落ち込む必要は全くないので、さくっと学習を進めてください。
もしこの文章の理解が難しい場合は、
そもそもリスニング教材として難しすぎるため、取り扱うのは不適切です。
もっと易しいレベルから学習をスタートしましょう。
無闇に高いレベルに挑戦するのは、学習の効率が良くないです。
リスニングを聞き取るために
なぜリスニングが聞き取れないのか考えてみる
ではここから、リスニングのトレーニングに移ります。
まず、リスニングが出来ない理由を考えてみましょう。
・単語の発音がわからない
・英語の文章を読んだ時、音の変化がわからない
・聞き取れるが、集中力が持たない
といったことが、リスニングがうまくいかない要因として挙げられます。
そのためこれらの要素を1つ1つ潰していくことが、リスニング力の向上に役立ちます。
単語の発音を注意する
英単語の発音記号
英語の単語には、どのように発音をするかが書かれた「発音記号」というものがあります。
漢字に対する平仮名のようなもので、それを見れば大まかな発音の仕方がわかります。
英語が難しいのは、
単語のスペル、綴りと、実際の発音が異なっていることが挙げられます。
そのため日本人が母語ではない英語を学習するためには、まず「答えを知ってからそれを覚える」というプロセスが必要です。こんな感じの発音じゃないかと、憶測が働きにくいのです。
また発音もアメリカやイギリスに代表されるように、国や地域によって差が存在します。そのため必ずしも発音に正解はないのですが、
幸いにもTOEICは、リスニングセクションのナレーターが予め決められています。
そのため今は単語の話しをしていますが、文章としてはTOEIC公式教材を用いて、発音のクセになれるようにしてください。
英単語の学習の仕方
もしこれから単語帳を使って英単語の学習を行うのであれば、行ってほしいことがあります。それは、
必ず音声を用いて単語の学習を行う
ということです。
もちろん発音記号も注意はしてほしいですが、真面目に発音記号や日本人のアクセントを取り除こうとすると、時間がいくらあっても足りません。
TOEICのL&R テストでは、英語の発音が悪くても900点以上は取得することができます。そのためあなたがもしなるべく早くTOEICの学習を終えたいと考えているのであれば、アクセントの矯正を行う必要はありません。
そのためCDやMP3の音声を聞いて、英単語の発音を確認・喋られる程度で大丈夫です。
このレベルですら、多くの英語学習者は実際にこなすことが出来ないレベルの内容です。地味な作業に感じますからね。
ネイティブアクセントを求める場合は、留学を控えている方のみで構いませんし、そのような方はTOEICではなくてTOEFLやIELTSといった他の試験を学習されることが多いです。
というわけで、英単語の学習を行う場合は、
ただ和訳を確認するだけでなく、音声を聞いて発音も確認するようにしてください。
文章の発音を注意する
次に文章の発音を確認しましょう。
ポイントは2つあります。
・ナレーターの音声に慣れる
・英語の音の変化を確認する
ナレーターの音声に慣れる
TOEICのナレーターは、アメリカやイギリス、オーストラリアなど様々な国の人が存在します。
そのアクセントの違いに慣れると共に、ナレータの人の声そのものに慣れる必要があります。
公式問題集で流れる音声と実際の試験の音声では、同じナレーターが採用されているため、公式問題集を使用して学習を行うことになります。
英語の音の変化を確認する
「音の変化」というのはわかりにくいと思いますが、
英語は単語と単語が繋がると、実際の発音記号とは異なる発音に変化することがある、という意味です。
いくつか種類はありますが、日本語でいうと、
「こんにちは」→「こんちわ」→「ちわ」→「ちわっす」→「ちゃす」
みたいなイメージです。
幸いにもTOEICは学習者向けのテストになるため、
文章を読み上げるスピードがそれほど早くないですし、丁寧な英語が話されることが多いです。そのためそれほど音の変化を気にする必要はないですが、
英語の文章の発音は、必ずしも単語の発音記号を忠実に再現するわけではない
と理解しておくと、学習の理解に役立ちます。
オーバーラッピングを行う
リスニング力を向上させるためには、
・実際に英語の音声を聞く時間を増やす
・ネイティブと同じ速さで発音できるようにする
という2つのことがとても大切です。
そのため、ここではオーバーラッピングと呼ばれる手法を用いて音読のトレーニングを行います。
オーバーラッピングとは、
英文を見ながら、流れてくる音声と同時に文章を朗読することです。
「音読」「素読」とも呼ばれ、江戸時代に盛んだった勉強法です。
CDやスマホから流れる英語の音声を聞いて、
同じタイミングで英語の文章を読み上げてください。
オーバーラッピングの学習法はいくつか存在しますが、基本としては上記のものを行えば十分にリスニング力の向上が見込めます。
個人的には、TOEIC 600点以上の方は全てに行って欲しいです。
このオーバーラッピングの経験を積むことで、英語への慣れや、集中力の形成に役立ちます。
それ以下の点数の方は、そもそも単語の知識が不十分であったり、発音の確認が出来ていないケースが目立つ気がします。まずはリーディングの勉強を積み重ねる必要があります。
終わりに
以上で「リスニング力を向上させるための勉強法」に関する記事は終わりです。
まとめると、
・リスニング教材を用意する。
・和訳が出来るようにする。
・単語の発音が出来るようにする。
・文章の発音に慣れる。
・オーバーラッピングを行う。
といった学習を行えば、リスニング力を向上させることができます。
TOEICのスコア別の学習に関しては、下記の記事からリンクへ飛ぶことが出来ます。
少しづつ英語の学習を頑張っていきましょう。
それではまた。
管理人きむきむ。
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