こんにちは、きむきむです。
「勉強に集中できません」
「頭ではやらなきゃと思っているんだけど、行動に移せません」
TOEICの学習を進めるなかで、こうした悩みを抱える方は少なくないと思います。
そこで今回は「勉強に集中するにはどうしたら良いのか」、書いていきたいと思います。
さっそく、いってみましょう。
初めに
前提
勉強に集中できない人には、必ず何かしらの理由があると思います。
それは大きいものから小さいものまで人によって様々なものが存在し、そうした要因を取り除けば取り除くほど、より目の前のことに集中することができます。
そこで、実際に今勉強を行う中で、障害となっているものが何なのかをまず認識し、大きいものから障害を取り除くことで、今まで以上に勉強に取り組みやすい環境を作ることが、大切です。
用意するもの
実際に、一体何が勉強の集中力を阻害しているのか考える前に、用意しておきたいことがあります。それは下記のとおりです。
・紙2枚。
・ペン
・少なくとも30分は時間を確保する
特に少なくとも30分は作業のために時間を確保することが、とても重要です。
なぜかというと、ここでの作業が後の勉強効率に大きく影響を与えるからです。
またスマホの電源を落とす必要はありませんが、無駄な通知を気が取られることがないよう意識することが大切です(機内モードにする。通知が来ても確認しない)
集中力を妨げる要因は何か、考えてみる
集中力を妨げる大まかな要因
勉強の効率を下げてしまうような、集中力を下げてしまう要因は、大きく分けて2種類存在します。
・内発的な問題(自分に関するもの)
・外発的な問題(周りから影響を与えられるもの)
この2つの要因の中から、より影響を与えていそうなものを見つけて、改善していきます。
内発的な問題
内発的な問題とは、自分の中のある要因がもとで、「勉強に集中できない」というものです。
少し考えてみてください。何か自分が理由で、勉強という行動が移せない、ということはありませんか。
では、具体例を挙げていきましょう。
例えば
・勉強に対するモチベーションが無い。
・参考書を購入するお金が無い。
・二日酔いで勉強をする気になれない。
・睡眠時間が足りない。
・疲れている。
・自室に勉強机がない。
・TOEICの勉強よりも、もっと他にやりたいことがある。
・英語の勉強に自信を無くしている。
・勉強のやり方に悩んでいる。
といったことが挙げられます。
一言でいえば、「できない理由」と言っても良いかもしれません。
いかがでしょう。この中に、何か心当たりがあることはありますか。
もし心当たりがあり、簡単に改善できそうなものが悩みであるならば、その改善を行っていきます。
仮にもし心当たりがあったとしても、自分では解決できそうなものでない場合は、
保留して頂いて構いません。そういった問題は現段階では解決するのに大きな手間になりますから、問題に焦点を充てずに、他の要素を変えることによって結果的に勉強の効率を挙げていく形になります。
ここでは10分間時間をとって、内発的な問題を紙に書き出してください。
正確さよりもテンポ重視でとにかく1つでも多く書くことを意識してください。それが重要化どうかは、まだ考えなくて大丈夫です。
外発的な問題
外発的な問題とは、自分ではなく、何か「周りのものによって勉強の集中力が妨げられている」ということです。
内発的な問題と比べると問題となっている要因がハッキリしているため、比較的解決しやすいです。
そのため、「英語のモチベーションが沸かない」とか「自信がない」と悩むより、まず外発的な問題を解決し、勉強しやすい環境づくりに焦点を充てていきましょう。
問題を解決するのは大切ですが、我々は解決するのが目的ではなく、「勉強に集中できる」という結果を作るのが目的です。よく意識しておきましょう。
では今の勉強スタイルを振り返ってみて、何か周りのもので勉強の邪魔をされていると感じたことはありませんか。
考えてみましたでしょうか。
では、具体例を挙げていきましょう。
例えば
・騒音がする。
・参考書がわかりにくい。
・参考書のレベルが高すぎる。
・自室が勉強のできる環境ではない。
・椅子が合わない。
・机が合わない。
・いつ試験を受けるか決めていない。
・勉強の目標とスケジュールが決まっていない。
・周りと比較してしまう。
・会社や親からのプレッシャーが激しい。
・ついスマホに手を伸ばしてしまう。
といったことが挙げられます。
いかがでしょう。何か自分のケースと当てはまるものはありましたか。
ここでも先程の作業と同じく、
10分間時間を取って、周りにあるもので、何か勉強に集中できなくさせる要因がないか考え、紙に書き出してみます。量を重視してガンガン書きなぐってください。
紙は2枚用意してあるはずなので、まだ使っていない紙を使用してください。
まっさらな紙を文字で埋めていきます。
改善すべき問題を決める
ここまでの作業で、、勉強に集中できなくさせる要因を紙に書き出しました。
次は、その中から改善・解決すべき問題を選び出す作業に取り掛かります。
ポイントは、
・改善されたら、効果が大きいと感じさせるもの。
・改善するのに、それほど手間がかからないもの。
・必要であれば、人の力を借りること。
・お金がかかる場合は、費用を惜しまないこと。
の4つです。
例えば使用している「参考書が難しすぎてやる気が出ない。集中できない」のであれば、
すぐにその参考書を使用するのをやめて、新しいものを購入すべきです。
お金を使ったのでもったいないと感じるかもしれませんが、単純に「今その参考書を行うタイミングではない」、と気持ちを切り替えてください。今後使用する可能性はあるわけで、無駄ではありません。
それよりもまず、今の勉強の質を上げることにフォーカスしていきましょう。
といった具合に、改善できることはすぐに改善させていきます。
大きい効果をもたらすものほど改善する手間や苦労は大きくなりがちですが、そんなときは人の力を借りたり、あるいは「今はできなくてもこれから解決するんだ」と危機意識を持っておきましょう。時機が来たらすぐに着手できるのが理想です。
集中できない問題を書き出すのに20分(10分×2)時間を使いましたので、
残りの10分間で、改善すべき問題を探していきましょう。
終わりに
以上で「勉強に集中するためにはどうしたら良いか」の記事は終わりです。
このブログを読んでいる人は、そもそも「TOEICの学習を行いたい」と考えている人です。そのため英語学習そのものに関心が持てないというよりも、何か他の要因が集中力を妨げている可能性が大きいと思います。
そのため、まとめると
・勉強の集中を妨げる要因を探す
・内発的な問題は何か。
・外発的な問題は何か。
・効果が大きい改善すべきものを見つける。
・それほど手間が大きくなければ、すぐに改善する。
というものでした。
いらない要素を極力取り除き、勉強時間を増やすこと、勉強の質を向上させることによりフォーカスできるようになると最高ですね。
では今日はこのへんで。
またお会いしましょう。
管理人、きむきむ。
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