Windowsの2-in-1や、Pad・Surface Pro に代表されるタブレットなど、デジタルデバイスは現在様々な形が存在します。
そうした多様化の要因となったのはタッチパネルや、画面に直接文字や絵がかけるペンの存在が大きかったと思うのですが、ではこうした作業を行う時、最適なデバイスは一体どのようなものなのでしょうか。
個人的に今年になり、iPad Pro 12.9インチ、そしてデル・テクノロジーズ株式会社(Dell)からお借りしたNew XPS 2-in-1を使用する機会があり、
私の中で初めて「ペン」というものが身近な存在になりました(あ、シャープのザウルスは小学生の時数回使わせて貰ったことがあります)
実際にその2つのペンを使用する中で、一体「普通の人にとって最適な形・構成は何なのか」考えるようになったので、今回はそれを文字に書き起こしてみたいと思います。
絵描きにとって、形はそれほど重要ではない
デジタルデバイスとペンをうまく組み合わせている人は誰なのか考えた時、もっともイメージするのが簡単なのが、「絵かき」、いわゆる「絵師」と呼ばれる人たちでしょう。
漫画家の方がそうした機材を揃えるようになったのはもう随分昔の人ですし、
実際にそれを仕事として行っていない人たちでも気軽にデジタルでイラストを書き、
ツイッターやPixiv(ピクシブ)などのSNSで作品を公開する時代になりました。
餅は餅屋といいますし、その道のプロである彼らの機材を参考にするのが手っ取り早いと思いましたが、
蓋を開けてみると、驚くほどにそれぞれ独自のこだわりを持って別々のデジタル環境を構築されています。
つまりお金に上限がなければ、
彼らはそれぞれ用途にあったデバイスを購入しますし、現在はそれほど選択肢が豊富であることを示しています。
選択肢が豊富であれば、「道具に人間が合わせる」のではなく、
「人間に道具を合わせる」ことができるため、当然それぞれの理想形は変わってきます。
デジタルでの作業が、普通の人まで降りてきた
絵を書くことを専門的に行う人にとっては、それまではペンタブや液タブを使用していました。
どちらも基本的には単体では動かず、パソコンと組み合わせることで動作するデバイスです。
普通の人にとってはパソコンに追加して購入するのは敷居が高い商品ですし、
家電量販店の売り場もパソコンと異なることから、そもそも存在を知らない人も多いデバイスかと思います。
そうした普通の人にとっては「その道のプロ」が使用する見慣れないデバイスが、パソコンやタブレットの機能として含まれたことで、
「ペンでデジタルの絵や文字を書く」という体験が、普通の人にまで降りてきたと私は認識しています。
普通の人は何を買えばよいのか
では、普通の人は何を買えば良いのでしょう。
普通の人とはつまり、
・簡単なお絵かき
・勉強
・仕事
のような用途でデジタルペンを使う人のことで、描いた作品を売るのではなく、筆記用具として使用する方が対象です。
買うモデルとしては、
・タブレット(iPad)
・2-in-1(New XPS 2-in-1など)
・タブレットPC(Surface Proなど)
の3つが代表される商品です。
個人的に感じていることとしては、
やりたいことはどのモデルを購入してもできます。
というのも、最近ではOSのしばりなくサービスが提供されているからです。
また専門としてデジタルペンを使うのではないライト層になるため、ご自身の環境やモデルの特長に合わせて商品を買うのが良いと思います。
iPadを買うべき人
iPadを買うべき人は、
・難しいことを考えずに、ひとまず書ければ良い人
・Macを所有している人
・どこでも作業したい人
・7.9インチから12.9インチの中に、好みのサイズがある人
・もしペン作業に満足できなくても、iPadとして使いたい人
が挙げられます・
やりたいことの容易さや使用にあたって知識がそれほど求められない、トラブルが少ないことから、初心者などデジタルペンの導入にふさわしい端末です。
またMacを普段から使用している人にとっては、提携面で有利ですし、WindowsのOSに慣れるには改めて学習が求められるため、具体的な理由がない限り他の端末は選択肢に入りづらいと感じます。
2-in-1を買うべき人
2-in-1を買うべき人は、
・Windowsで管理したい人
・1台で全て行いたい人
・形を変えられるという2-in-1の特長に魅力を感じる人
・大きいディスプレイ(15.6)で作業したい人
が挙げられます。
パソコンとして設計されている2-in-1は、フォルダ管理や分割機能など細かくカスタマイズできる良さがあります。
iPadがコース料理だとしたら、2-in-1は自分で好きな料理を指定する感覚に似ています。使えば使うほど、
学習を行えば行うほど自分好みのデバイスになる良さがありますが、一方でそうした知識や学習欲、教えてくれる人がいない場合は少々手間がかかります。
タブレットPC
タブレットPCは、Windowsであるものの、タブレットに寄せた特長を持ち合わせています。
物によってはファンレスのため音がなく、タブレットのように作業に集中できますし、解像度もとても高いです。また重量も2-in-1に比べて軽いことが多いです。
タブレットPCを選ぶべき人は2-in-1を選ぶべき人と同じ方が対象になりますが、
画面の大きさやCPU・拡張性などのパソコンの基本スペックよりも、持ち運びやファンレスなど上記の点に魅力を感じる人が購入すべきモデルです。
またタブレット単体で直立できるというのも、iPadに比べて大きなメリットとなります。
終わりに
以上で、「デジタルペンを使いたい人が、買うべきモデルはどれか」に関する記事を終わります。
繰り返しになりますが、多くの初心者にとって、
やりたいことは、どのデバイスでも出来ます。
その認識の上で、それぞれの使い勝手のイメージに合わせて端末を選ぶべきですが、デジタルペン以外の要素で、端末が選ばれることが多いです。
それは、どのメーカーも良い商品を展開しているため、中々ペンが商品を選ぶための決定的要因になりにくいという意味です。
そのため、メインのパソコンとしてデジタルペンが使える商品を購入するのか、2台目のデバイスとして商品を購入するのか、スタート地点を決めることでより簡単に意思決定を行うことができるようになります。
一方で本格的にデジタルペンの使用を考えている方は、高級な液晶ペンタブレットやパソコンが入ったクリエイティブタブレットの導入も視野に入りますし、ソフトの使い方や運用コストも含めて検討する必要があると言えるでしょう。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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