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英語の学習法

洋楽ビートルズで英語を楽しもう。全ては「僕はビートルズ」から始まった

こんにちは、ブログ管理人のきむきむです。

このブログは「TOEIC300点台から900点超えを果たすまでの勉強計画」を主に紹介していますが、

英語を学ぶことの最大のモチベーションは、「英語で感動できるものがある」、ということだと思っています。

というわけで今回はいつもとは違い、ミュージシャン「The Beatles」と英語について書いていきます。

「洋楽で英語を楽しみたい、勉強したい」

「ビートルズに興味がある」

「机で英語の勉強するのは疲れた」

この記事はそんな方を対象に書かれています。

では、いきましょう。

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The Beatlesって、何?

ところで「ビートルズ」と聞いて、皆さんは一体何を想像しますか?

ビートルズってバンド、知っていますか?

 

「なにをバカげた質問をしているんだ」と思う方もいらっしゃると思いますが、それほど的はずれな質問ではないと私は思っています。

というのも、The Beatlesというロックバンドが活動していたのは、1960年代から70年代初頭と、比較的短いものだったからです。

もし1960年に生まれたとしたら、その人は現在59歳。

1960年に10歳だったとしたら、69歳。

2000年に生まれた19歳の人にとっては、30年も40年も昔の話です。

 

でもちょっと待ってください。

たとえビートルズという名前は聞いたことが無くても、下記の音楽は聞いたことがありませんか?

 

 

(歌は1分35秒ごろから)

いかがですか?

特に1曲目はTVで聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

1曲目は「Hello, Googbye」

毎週日曜、様々なジャンルで活躍する出演者3人が自由なトークを繰り広げる、
「ボクらの時代」の番組テーマ曲です。

2曲目は、「Help!」

「開運!なんでも鑑定団」や「英語でしゃべらナイト」のテーマソングです。

3曲目は、学校の教科書にも採用されている「imagine」です。

 

 

あるいは、下記の写真を見たことはありませんか?

<出典:Abbey Road

こちらはアルバムのジャケット写真の1枚でして、世界的に有名な写真の1つです。

よく芸能人がマネをしたりしてますが、インスタでも検索すると下記のように出てきたりあします。

 

というわけで、「ビートルズ」というバンド名を知らない(特に10代20代の)方にとっても、なんとなくこのビートルズが、音楽以外の範囲においても、文化や社会に影響を与えていたことがわかると思います。

 

と。ここまで書いてふと思い出しましたが、ビートルズを知っているかどうかなんて、初めからこの画像を出せば良かったです。というわけで、下記をどうぞ。

<出典:映画ナタリー>

はい、おなじみ映画クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」で登場する「ケンとチャコ」ですね

<出典:偕成社>

こちらがバントメンバーのジョン・レノンをモチーフにしていると言われています。
どうです。似てますか?笑

 

僕がビートルズに目覚めた理由。僕はビートルズ。

僕とビートルズ

とはいえ、私もビートルズと交わる機会はそれほどありませんでした。

学校で「Hey Jude」や「imagine」

CDではJohn Lennon の「Happy Christmas」

TVをつければ「学校へ行こうでジョン・レノソ」に「オノ・ヨーコ」、
「ラブ・アンド・ピース」

部活はギター部でしたしそれなりに接点はあったはずなんですけど、

リアルタイムの世代で無かったせいか、どうしても感情移入をすることができなかったんですよね。

ジョン・レノンと妻であるオノ・ヨーコのキャラクターが強すぎて、何で日本人が嫁?という疑問の方が子供の私には強かったですし、TVだとバラエティ的な目的で使われることが多かったです。

マイケル・ジャクソンもそうでしたが、偉業よりも悪評の方が聞くことが先に多かったので、「オアシス」「エアロ・スミス」「クイーン」の方がポジティブでした。

漫画「僕はビートルズ」

ところが一点、とある漫画との出会いが、僕の運命を変えました。

 

<出典:講談社コミックプラス>

「沈黙の艦隊」「ジパング」などでおなじみ、かわぐちかいじ先生の「僕はビートルズ」です。

あらすじとしては、ビートルズのコピーパンドを行っていた彼ら若者達が、ビートルズが誕生する前の過去にタイムスリップし、葛藤しながら彼らの曲でプロデビュー、その後の流れを描いたものです。

「タイムスリップと漫画」、という組み合わせはもはや面白いコンテンツの定番で、

ドラマ化された医療漫画の「JIN-仁」、玉森裕太さんの「信長のシェフ」、「テルマエ・ロマエ」、「戦国自衛隊」など数多くの名作が存在します。

 

そしてコレですよ。

若者×ビートルズ×夢×無双

テクノロジーや技術が発達した現代人が、過去に行って無双する

お約束といえばお約束ですよ。

でも、医術や料理と違って、音楽は文化的なものでうまくいかないんですよ、

平成を知らない昭和の日本人が、まだビートルズも存在しないうちに、世界を通さずに日本から活躍できると思いますか?

バック・トゥ・ザ・フューチャーで、主人公のマーティがプロムでロックへ弾いて、どのような反応をされましたか?

(別件ですが、あの時60年代後半生まれの主人公が55年ごろに演奏しましたが、チャック・ベリーがロックンロールの創始者になれたのは、その時主人公の演奏を聞いていたからだ、というパロディでした)

 

というわけでこれまでのタイムスリップものと同じように、「僕はビートルズ」の中でも、主人公たちが時代の違いにいろいろと戸惑うわけですが、

メインのキャラクターたちは若者なんですよね。

夢とか野望とかそれぞれが抱えており、またガラスのように弱いハートも持ち合わせていて、理想と現実に葛藤するわけです。

そのあたりの描写がうまく描かれていたり、

彼らや昭和の人たちが、一体どれほど「ビートルズに熱狂していたのか」というところも
描かれていて、リアルタイムを知らない私としてはひどく興味を持ったのですよ。

 

思えばこれだけテクノロジーが発達して、サブスクリプション型のサービスでいくらでも音楽が聞ける、Youtubeで見れる、情報もググれば手に入る、それなのに、過去の偉人といったら失礼かもしれないですけど、偉大な業績を残した人たちのことを知らなかったと。

 

というわけで、

ビートルズのオリジナル・アルバム全部聞いてみました!

Apple Music でアルバム13枚、時系列に沿って聞きました。

 

そしたら、私、感動しました!

なぜかというと、アルバムごとに音楽のテイストが変化しているからです。

そして、漫画の中で出てくる、出演者達のお気に入りの曲。

私はビートルズのことは知らないので曲は知りません。聞けば聞いたことのあるメロディーはありますが、ほとんど無知の状態で「いったいどんな曲なんだろう?」とワクワクしながら漫画を読んでいました。

そして音源を聞いた時に初めて漫画の内容を理解できたような気がして、とても感動しました。

初めてビートルズが過去のアーティストではなくて、現在進行系のアーティストとして
私の中に存在することになりました。

しかもググればググるほど、多くの情報が出てくるわけです。

歌詞や和訳だったり、ギターの引き方だったり、過去の逸話だったり、日本語でも英語でも楽しむコンテンツが豊富に存在するんですよ。

イギリスの視点から、アメリカの視点から、日本の視点から、フィリピンの視点から。

世界を股にかけたロックバンドですから、資料がたくさん。

ビートルズに出会えたことは、私の財産になるかもしれないなと感じました。

英語で洋楽を楽しむメリット

ここまでいろいろと私的なことを書いてきましたが、

英語で洋楽を学ぶメリット、というものは存在すると思います。

洋楽で英語を学ぶのではなくて、逆ですね。

「英語で洋楽を学ぶ、楽しむ」、です。

主なメリット

・楽しんで行えるためポジティブに取り組める。

・歌なので、一旦メロディーとともに覚えれば忘れにくい。

・英語の上達具合、知識の向上に応じて曲の楽しみ方が変わる。

日本人が英語を上達させるには、最終的には試験のために英語を勉強するのではなくて、

英語で何かを行う状態」だと思います。

「あの人と付き合いたいから、自分を磨く」、というのと同じように、動機が先にきて、

そこからひたむきに、でもポジティブに手足を動かせる、という状態ですね

その意味で映画であれドラマであれ、コンテンツは最高です。

私はサッカーが好きでSNSもよくあるのですが、10歳にも満たない子供が、
ブラジル人Jリーガーに英語でメッセージを送ったりしていますよね。

ああいうの好きです、私。

なぜ笑うんだい?彼のポルトガル語は上手だよ by クリスティアーノ・ロナウド

 

オススメのビートルズの楽曲

というわけで、オススメののビートルズの楽曲を3つご紹介したいと思います。

1曲目

Let it be

Let it go ではなくてLet it beですね。

どうでもよいですけど、小学生の頃、ずっと私は「らりぴー」って歌ってました。

Not at allを「納豆屋通る」と大人から教わる時代だったので、今考えると複雑です。

 

使用されている単語はわかりやすいですし、メロディーも聞き慣れている方が多いと思います。

2曲目

ジョン・レノンのHappy Xmas (War is Over)

日本だとビートルズよりジョン・レノンが有名な気がします。

こちらは毎年冬に流れるクリスマスソングです。

クリスマスというのは、日本人的には恋人と過ごす日ですけど、海外では家族と過ごす日です。

クリスマスキャロルもそうですが、彼らの家族や友人を思う気持ち、
あるいは商業的に数ヶ月前からクリスマス商戦が行われる国もあったりするので

日本人には持ち合わせていない感情が存在しています。

というわけで、一曲クリスマスソングを覚えていると、海外で役に立つことがあるかもしれません。

この曲はRサウンドとかYサウンドが入っていて、日本人にとってチャレンジしがいのある曲ですしね。

3曲目

Love me do

I'll always be trueの動詞が原形になるところだったり、

LoveのLaが日本語の「ラ」よりも強く発音するところは参考になります。

 

ただそういった理屈付けをするよりも、とにかく

英語で音楽を楽しんでください。

CDを購入すれば、ジャケットや写真がイギリスやアメリカのデザインで楽しめますし、

コラムも英語で書かれたりしています。

初めは理解できる範囲は限られますが、英語の上達具合に応じて読める箇所がいつのまにか増えていると気づいた時は、感動しますよ。

まずは好きなアーティスト、音楽を見つけてください。

 

まとめ

今は人類の歴史上、最も世界中、そして過去も含めて音楽を聞くことができる素晴らしい世界です。

このブログは英語の勉強法について取り扱うサイトですが、

英語で感動する。

英語が日常の中に存在する。

というのが大きなテーマです。

ビートルズと英語そのものより、私のことについて多く書いてしまいましたが、

私が伝えたいところはそこです。

何か好きなことと出会って、英語で何かを味わえる機会を増やせれば、英語はもっともっと上達していきます。

 

というわけで、最後に私のお気に入りの動画をご紹介してお別れです。

観客がみな楽しそうに踊っているのに、一人だけ過去を思い出してか涙をこぼすシーンが、印象的でした。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

管理人、きむきむでした。

 

きむきむ。
きむきむ。
また来てちょ〜!

 

 

 

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