iPadのマウスサポートに関する「追加情報」をお届けします。
今月WWDC(世界開発者会議)でAppleが発表したiPadOSでは「新たにiPadでマウスのサポートを開始する」とすでにお伝えしましたが、新たに
・マウスのカスタムボタンにも対応
・カスタムボタンに機能の割り当ても選択できる
ということがわかりました。
YouTubeチャンネルのWebメディア、IDBが伝えています。
iPadOSのマウスサポート
これまでの情報
今秋リリース予定のiPadOSは、iPad ProやiPad Air等に実装する新しいオペレーションシステムです。
今までiPadとiPhoneは「iOS」と呼ばれる共通のオペレーションシステムが使用されていましたが、次回からiPad専用のOSにてiPadが運用されることになりました。
↓「iPadOSでiPad Proに期待している9つの機能」はこちら。
これによりiPadのパソコン化が進み、
・iPadのマウスサポート
・ダウンロードマネージャーの実装
・USB-Cを活用したファイルの管理と移動
など数多くの新機能が投入されることになりました。
これらの機能はiPadを使用している人にとって不満を感じやすい、いわゆるiPadの課題・弱点と言えるべきものであり、まさしくユーザー待望の機能です。
そのためiPhoneやMacなど様々な新しいOSがWWDCで発表したにも関わらず、iPadOSはその中でもトップクラスの注目を浴びることになりました。
マウスのサポートはパソコンレベルで対応していない?
とはいえ、「iPadのマウスサポート」に関してWWDCでAppleの詳細説明は無く、
あくまでも「アクセシビリティ機能の1つ」であり、出来るのは「簡単なカーソル移動やクリック(iPadなので正しくはタッチ)が出来る程度」との見方が大多数を占めていました。
そんな中今回YouTubeに投稿された1本の動画によると、かなり高いレベルでマウスのサポートを行っていることが判明しました。
今回の記事は、その内容に関してお伝えする記事になります。
マウスサポートの内容
新しいiPadOSですが、実はすでに「開発者向けiPadOSベータ版」を使用することにより、一足早くどのようなOSなのかを体験することができます。
YouTubeチャンネルのWebメディア、IDBによると、
iPadのマウスサポートは、ただiPadのクリック(タッチ操作)を代替するのではなく、
・マウスのカスタムボタンにも対応
・カスタムボタンに機能の割り当ても選択できる
など、実際にパソコンで多機能マウスに意図した機能を割り当てるようなイメージで、多様な使い方ができることが判明しました。
マウスのカスタムボタンに割り当てすることのできる機能は、従来から存在したアクセシビリティ内に存在する「AssistiveTouch」と同じような機能が多く、
ホーム | 音声コントロール |
通知 | ピンチ |
コントロールセンター | ダブルタップ |
画面をロック | 解析 |
音量を上げる | 再起動 |
音量を下げる | 画面の読み上げ |
アクセシビリティーショートカット | シングルタップ |
シェイク | メニューを開く |
Appスイッチャー | Dock |
スクリーンショット | Siri |
画面の向きをロック | None |
といったものになります。
ちなみに「AssistiveTouch」とは、画面にカーソルのような透明な◯を表示させて、触ると様々な機能を利用できる機能です。
iPhone 6sより前の端末に付いているホームボタンは故障することがあったと思いますが、AssistiveTouthを使えばホームボタンが壊れていても、「ホームに戻る」ことができるようになります。
他にも様々な機能を割り当てることができ、AssistiveTouchの内容は下記の通りです。
マウスのカスタムボタンとAssistiveTouchで割り当てできる機能は似ているところがあるので、今からマウスの使い方を想像するには、AssistveTouch機能をオンにして、
その機能を画面をタッチせずに利用できる
と考えればイメージしやすいかもしれません。
ちなみに動画内で実際に使用されているマウスは、MX 2100sGR、いわゆる「MX Master 2S」と呼ばれるもので、ロジクールの高級マウスです。
これは私が実際に使用しているMX Master 2Sですが、物理ボタンが5つ付いているため様々な機能を割り当てることができます。
また特に嬉しいのが、1台のマウスで最大3台のパソコンにペアリングすることができることです。Bluetoothを活用します。
そのためノートパソコンやデスクトップに加えて、3台目にiPadを指定して使うことができます。
ただボタンを押すだけで接続が変わるので、遅延などのトラブルもなく楽ちんです。
両手を動かさずに様々なことが出来るので、より効率的に作業を進めるためにも、こうしたiPadへのマウスの対応はとても助かります。
終わりに
以上で「iPadOSのマウスサポート」に関する記事を終わります。
まとめると、iPadOSでは
・マウスのカスタムボタンにも対応
・カスタムボタンに機能の割り当ても選択できる
・割り当てられる機能は、AssistiveTouchに近い
という内容でした。
もちろん開発者向けベータ版のため、今後仕様が変更になる可能性もあります。
AssistiveTouchはあまり知名度が高い機能ではありませんが、私はiPad ProもiPhoneも常に表示させて使っています。
透明な◯が画面に表示されるため少し邪魔ではありますが、スクリーンショットを取ったり音量を調整するにはとても便利な機能です。
ただiPad Proを普段Smart Keyboard Folioに接続していると、パソコンスタイルになるため画面へのタッチは極力減らしたいもの。
そうした不満点を、今回のマウスサポートが解決してくれそうなので私はとても嬉しいです。
極力ショートカットキーでカバーしようとしていますが、やはりアプリによって操作方法が変わるのは面倒くさいのでOSベースで対応してくれるのが1番です。
今からiPadOSが実装される秋が楽しみです。
みなさんはiPadのマウス操作でどんなことを行ってみたいですか?
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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