Dellの薄型軽量フレームレスパソコン、「XPS 13」のレビューを行います。
デル・テクノロジーズ株式会社(Dell)から「モニター機として借りている」この「XPS 13」を一通り使ってみたので
・良かったところ
・不満点
を2つずつ紹介したいと思います。
結論からいうと、「かなりよく出来てたパソコン」だと思いました。
14インチ前後のモバイルラップトップは激戦区なジャンルと言えますが、多くの人にとってはかなり魅力的な端末です。
ではその理由を説明していきましょう。
↓「New XPS 15 2-in-1 フォトレビュー」はこちら。
↓「デル アンバサダー 記事のまとめ」こちら
XPS 13のスペック
XPS 13のスペックですが、下記のとおりです。
XPS 13 プラチナハイエンド | |
CPU | 第8世代インテル Core i7-8565U (4コア) |
GPU | インテルUHD グラフィックス 620 |
メモリー | 16GB LPDDR3 2133MHz |
ストレージ | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ディスプレイ | 13.3インチ 4K Ultra HD InfinityEdge タッチディスプレイ |
OS | Windows 10 Home 64ビット 日本語 |
高さ | 7.8mm〜11.6mm |
幅 | 302mm |
奥行き | 199mm |
重量 | 約1.23kg〜 |
色 | ローズゴールド&アークティック ホワイト |
ご覧の通りモバイルラップトップですが、メイン機として十分な性能を備えています。
メモリ16GBにSSD 512GB、Core i7。十分すぎるほどです。
またThunderbolt™ 3やMicroSDカードのポートも搭載しています。
XPS 13の良かったところ
まずXPS 13の良かったところを2つご紹介します。
取り回しの良さ
個人的にXPS 13の最も優れているところは、この「取り回しの良さ」だと思います。
A4のクリアファイルよりも小さいそのXPS 13の小ささは、使用するカバンを選ばず、ノートパソコンをどこにでも運ぶことができます。
いわゆる、「フットプリントが小さい」っていうやつですね。
化粧箱を開けてXPS 13を手に持った時、とっさに脳裏に浮かんだのが、
あれ?このサイズ、MacBook Air 11.6インチと同じやん!
というもの。
実際に比べてみたらところ、多少大きいもののほぼ同サイズでした。
ただベゼルが目立ったMacBook Air 11.6インチに対し、こちらは
11インチの筐体に、13インチの精細なディスプレー。
控えめにいって最高です。
Appleは「MacBook Air」をRetina化して発売を再開しましたが、そのサイズは13.3インチから。
ぶっちゃけMacBookの12インチより重たいし、何がAirなのか説得力に欠けている気がします。
その点XPS 13は、「11.6インチのフットプリントに4K13.3インチのディスプレイ」を詰め込んでくれました。
最近のモバイルラップトップは14インチ前後のものが主流となっているため、このノートパソコンの物理的小ささは驚異的です。
この小さく愛着を感じさせるボディに、
「ローズゴールド&アークティック ホワイト」という、金色にもピンク色にも思わせるパソコンの色合いが、かなり物欲を満たしてくれます。
パソコンをいじる予定はないんだけど、「とりあえずカバンの中に入れて持ち運びたくなる」
そんなノートパソコンだと思います。
キーボード
XPS 13の2つ目の良いところは、キーボードの打ちやすさ。
「ただ持ち運びがしやすい小さなノートパソコン」はこのご時世いくらでもありますが、
ほどよい大きさに、タイピングしやすい筐体
というのは中々ありません。
ほとんどが薄型を優先させた結果、タイピング性能やバッテリー性能、拡張性が失われています。
ただXPS 13は計測してみたところ、キーストロークは約1.3mmほどで、
薄型のノートパソコンとしては「キーボードに深さ」があります。
ThinkPadや富士通、LGなどもタイピングがしやすく私の好みではありますが、
・小型軽量
・タイピングの打ちやすさ
・デザイン
・高精細な4Kタッチパネル
の4つが優れたXPS 13は、かなり総合的に優れた端末だと感じました。
仕事で使えることはもちろん、プライベートでも使えるのがありがたいんですよ。
デルはディスプレイだけでなく、オーディオも高低音に優れる「WAVES MaxxAudio Pro」によるチューニングを行っていますので、
NetflixやDAZNなどの動画視聴が捗りますし、パソコン自体をどこにでも運べるフットワークの軽さが魅力的だと感じるポイントです。
XPS 13で不満に感じたところ
良かったところは紹介できたので、今度はXPS 13で「不満に感じているところ」を紹介します。
ディスプレイの蓋が開けづらい
これはもう、本当に残念。
非常に残念なのですが、ディスプレイの蓋が少し開けづらいです。
XPS 13は堅牢性に優れた設計がされているので、ヒンジ面なども含めかなりがっしりとした作りになっています(2-in-1パソコンを買うのなら、デルがオススメだど本気で思います)
ただそのためにディスプレイの蓋があけづらく、指をどこへ引っ掛けたらよいのかわかりづらいです。
理想は片手でディスプレイの蓋を開けられる状態なのですが、それが無理でも底面にくぼみを作るなどして欲しかったです。
モバイルラップトップは「スマホのように気軽に起動させることができる」というのが魅力だと思うので、若干ではあるものの、この蓋の開けづらさはユーザー体験を損ねている気がします。
もちろん「堅牢性を重視するユーザー」にとっては、現在の設計が最適です。
ベゼル
2つ目は、ベゼルについて。
左右のベゼルの薄型に成功しているのに対し、上下のベゼルは
・上→カメラ
・下→ロゴ
の存在で左右のベゼルほど薄型化に成功していません。
これは完全に私の問題なのですが、
パソコン画面を見ている時に、
私は「下側のベゼルはなるべく無くしたい」と考えています。
なぜかというと、それは私の集中力の問題です。
パソコンの作業を行っている時、視線は上から下に流れていきます。
目線が下に行く度にベゼルが太かったり、作業内容と全く関係がない文字やロゴが目に入ると、集中の妨げになるからです。
視線が上から下に流れるということは「作業が順調に進んでいる」ということなので、なるべくそのペースを崩さずに次に移りたいのですが、関係ない情報が視野に入るとそのテンポが崩されてしまいます。
ただ私が神経質なだけなのかもしれませんが、
メモアプリだったり電子書籍を提供している会社の中には、画面がスクロールせずに中央固定でサービスが展開するものも存在します。
そうした没入感を考えた時、XPS 13もベゼルの上のところにカメラとロゴを集約させて欲しいなと思いました。
終わりに。XPS 13は、かなりよく出来たパソコン
以上が「XPS 13の2つの良かったところ、不満点」の内容です。
実は不満点と言っても、正直「あえて書くとすれば」レベルで無理やり引き出した感じの内容なんですけどね。
正直それよりもはるかに上回るほど、
XPS 13の「取り回しの良さ、タイピングの良さ、総合的なバランスの良さ」に満足しています。
パソコンのベゼルレス化に伴い、多くのメーカーが13インチのフットプリントに14インチのディスプレーを搭載させています。
表示できる範囲が広くなるので、多くの方にとってはその方が良いのでしょう。
ただ私は、持ち運び用パソコンで重要なのは、軽さだけでなく端末の大きさも関係あると思います。
そのため14インチの軽いパソコンよりも、時に11インチで同じ重さのパソコンの方が、魅力的に感じることがあるのです。
その意味でXPS 13は、11インチに13.3インチのディスプレーを搭載させており、
また4Kディスプレイも搭載しているため、
画面解像度を変更すれば、かなり表示範囲を広げる
ことができます。
そのためXPS 13は、私にとって理想的なモバイルPCだと感じました。
つい「スマホみたいにどこにでも運びたい」と思ってしまいます。
それでは今日はこのへんで。
また次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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