「朝起きるためにはどうしたら良いですか?」
今日はこの質問について考えていきます。
前回TOEICスコアが伸びない人の特長として、「自己管理や行動管理ができない」ということを挙げました。
ーリンク。前回の記事。
特に「朝起きることができない」というのは、生活習慣を乱す原因となりやすく、またTOEICの試験本番では午前中から出かける必要があるため、「TOEIC学習者は朝起きる習慣を身につけるべき」だと考えています。
そこで今回は朝起きることが苦手な人が、起きることができるようになるためにどのような工夫をするべきか、そのアイデアに関して書いていきたいと思います。
ではさっそくいってみましょう。
目次
初めに
「朝起きる」あるいは「早寝早起き」という言葉を聞いた時、夜型中心の生活を行っている人にとっては、マイナスな響きがあると思います。
というのも夜型の人にとって、あの騒音が少ない中で勉強をしたり、TVを見たり、お酒を飲みながら友達を会話をするのはとても楽しい時間だからです。
そのため友人たちとの時間を最低限行いながら「早寝早起き」を行う場合、現実的な睡眠時間の目標は「24時寝-7時起き」位かなと考えています。
一方でそうした人間関係を考慮する必要がなく、また「夜の静かな時間に何かを作業するのが好き」という人に関しては、寝る前に作業するのではなく、まだ周りが静かなうちに起きて作業するのをオススメします。
例えば
「20時寝ー3時起き」、「21時寝ー4時起き」といった具合です。
こうすれば、起きた時まだ周りは静かなため、あたかも夜起きているかのように、自分の好きな作業に没頭できます。
このような生活習慣であっても7時間は睡眠を確保できますし、もっと睡眠時間が欲しい場合は、寝る時間を増やすこともできます。
基本的に朝起きた直後というのが最も脳が新鮮な状態であるため、まだ疲労を感じていないうちにその日の最も重要なこと(ここではTOEICの学習)を行い、学習効率を高めることを推奨します。
・夜の静かな時間に作業をするのが好き。
・朝早くから活動している自分をかっこいいと思える。
・日中に勉強の時間を中々確保できない。
といった方にオススメです。
朝起きるための具体的なアイデア
朝起きるためのアイデアとして、5つご紹介します。
・朝起きた直後からすぐに作業を行える状態を作る。
・カーテンを開けてから寝る。目覚ましはニワトリの鳴き声にする。
・ベッドやふとんでは、なるべく寝る以外の用途では使用しない。
・翌日に疲れが残らない程度に眠たくなる「歩数」を計測する。
・寝る前に不安になることを考えず、楽しいことややりたいことを考える。
朝起きた直後からすぐに作業を行える状態を作る。
まず「朝起きた直後からすぐに作業を行える状態を作る」ですが、これは2つやることがあります。
1.朝起きてから、一番始めに机で行うことを決める。
2.机と椅子の上を綺麗にし、つい座りたくなる環境を作る。
朝起きてから、一番始めに机で行うことを決める。
これは机に向かって初めにやることを予め決めることで、目が覚めた時に
「ああ、〇〇をやらないと」と、ベッドやふとんから身体を出すモチベーションを作るのが目的です。
顔を洗ったり歯を磨いたりするのも具体的で良い作業ですが、
「自分がわざわざやりたい」と感じさせてくれる内容であることが、理想です。
そのため作業の内容は勉強であることが理想ではありますが、「机の上で動画を見る」、「好きな芸能人やアスリートにメッセージを送る」でも構いません。
なるべく自分が主体的に行えることを、朝起きてからやることとして設定しましょう。
机と椅子の上を綺麗にし、つい座りたくなる環境を作る。
次に、「寝る前」に机と椅子は綺麗な状態にしておき、朝起きた時、なにもしなくてもすぐに座れるようにしましょう。
一見ささいなことのように感じますが、非常に大切です。
机と椅子はいわば仕事道具であり、娯楽施設でもあります。
この環境がごちゃごちゃしているとそれだけで効率は落ちますし、自分にとってお気に入りな空間としてセッティングすることで、ベッドやふとんから抜け出すことのモチベーションになります。
逆に机がきたないと、余計なものをかたしてから作業を行う必要があるため、面倒臭いですし、エネルギーを消費します。
カーテンを開けてから寝る。目覚ましはニワトリの鳴き声にする。
起きるための具体的なアイデアとして、カーテンを開けてから寝ましょう。
そうすると日の光で目が覚めやすくなります。
また目覚ましをかけている方は、スマホで「ニワトリの鳴き声」にしましょう。
この2つをすることで多くの方にとっては非現実的な環境になるため、たとえ一時的であっても「起きること」はできるようになります。
もちろん窓のセキュリティーと騒音(ニワトリの目覚まし)に関しては気を配るようにしてください。
ベッドやふとんでは、なるべく寝る以外の用途では使用しない。
次に、「ベッドやふとんは、寝る以外の用途では使用しない」というものです。
現実的に難しいことであることはわかりますが、
なるべくベッドやふとんの上で、テンションが上がるようなことを行わない方が良いです。
それはベッドやふとんは、「寝る場所」であると身体にインプットさせるためです。
一般的に良い睡眠を取るためには「自律神経」が適切に働いていることが求められます。
・起きているときは、「交感神経」が優位な状態。
・身体を休ませるときは、「副交感神経」が優位な状態。
と言われています。
睡眠の際は「副交感神経」をうまく機能させる必要があるため、ベッドやふとんの上ではリラックスした状態を作る必要があります。そのためなるべくではありますが、睡眠以外の用途はベッドやふとんの上で行わないようにしておきましょう。
翌日に疲れが残らない程度に眠たくなる「歩数」を計測する。
次に、「翌日に疲れが残らない程度に眠たくなる歩数を計測する」というものです。
こちらも非常に効果的です。
夜型朝型いろんなタイプの人がいますが、「疲れたら眠くなります」。これは変えられません。
朝起きることができない理由として、
・「早く寝ることができない」
・「十分な睡眠時間が取れない」
というのが大きな理由であるため、
これを回避するために、意図的に「疲れた状態」を作り出し、「睡眠をコントロール」することが目的です。
一方でこの適切な「歩数」というのは、個人差がありますし、本人の体力も変動しますので、常に管理することが求められます。
翌日に疲れを残しすぎても勉強に力が入りませんし、加減が必要です。
その意味で完璧にコントロールすることは難しいですが、
「基本的に◯歩あるけば、比較的容易に眠りにつくことが出来る」というのをデータとして知っておくようにしてください。
普段運動していない人は、5000歩から10,000歩位になると思います。
寝る前に不安になることを考えず、楽しいことややりたいことをぼんやり考える。
最後に、メンタル面の話です。
寝る前に、「不安になることは考えない」、「ポジティブなことを考える」というものです。
試験勉強をしていると先行きの見えなさに不安を感じてしまうことがありますが、ただ不安を感じているだけでは状況は変わりませんし、眠れなくなります。
それよりも、「試験が終わったらパフェを食べに行く」、「友人と◯◯へ行く」とあれこれ妄想する方が楽しいですし、勉強に対するモチベーションも湧いていきます。
またネガティブなことを考えてしまうのは、単純に疲れが原因の可能性もあります。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」とも言いますし、新しいことを学習するためには「きちんと身体を休めること」が大切です。
課題としていることは起きてから対策を練れば良いので、まずは身体を休める習慣を作ってください。
終わりに
以上で「朝起きることができるようになるために工夫すべきこと」に関する記事を終わります。
まとめると、朝起きるためのアイデアとして5つをご紹介しました。
・朝起きた直後からすぐに作業を行える状態を作る。
・カーテンを開けてから寝る。目覚ましはニワトリの鳴き声にする。
・ベッドやふとんでは、なるべく寝る以外の用途では使用しない。
・翌日に疲れが残らない程度に眠たくなる「歩数」を計測する。
・寝る前に不安になることを考えず、楽しいことややりたいことを考える。
どの項目も、人の力を借りず自らの力で管理しやすい作業内容です。
これを機に是非「朝起きること」にチャレンジしてください。
今日はこのへんで。
またお会いしましょう。
管理人、きむきむ。
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