こんにちは、きむきむです。
「TOEICの勉強は、普段からマークシート形式で行う必要がありますか?」
今日はこの質問について考えたいと思います。
さっそくいってみましょう。
初めに
すでにご存知の通り、TOEIC L&R テストはマークシート方式の一斉客観テストです。
そのため試験本番でマークシートの記入ミスを起こす可能性を減らすためには、日頃からこの形式の試験に慣れる必要があります。
では、TOEICの勉強を行っている時は、常にマークシート形式で学習を行うべきでしょうか。
試験本番がマークシート形式になっているため、参考書の問題を解いている時も本番を意識してマークシートで学習を続けるべきでしょうか。
その答えは学習の目的によりますが、基本的にはそれは違うと思います。
その理由や、ではそのかわりにどのように学習すべきか、これから書いていきたいと思います。
普段の学習の解答方法
マークシート形式の学習を行う理由
マークシート形式の学習を行う際は、目的を持って取り組むことが必要です。
主な目的としては、
・正確な解答を記入する
・工夫して時間を確保する
といったことが挙げられ、その点については前回の記事で書きました。
リンクー前回の記事
つまり基本的には、本番を想定するという環境でのみ「マークシート形式の学習」に効果があります。
そのためTOEICの勉強を3種類に分けた時、
・解き方を学ぶ参考書
・問題を解く参考書
・本番を想定した模試
マークシート形式のトレーニングが有効なのは、「模試」の勉強を行うときのみです。
またその模試のときであれ、いちいち解答用紙を準備するのが手間であれば、マークシート形式で問題を解く必要はありません。
なぜかというと、マークシートの記入法をマスターするのはそれほど難しい技能ではないからです。
ある程度慣れてしまえば、試験直前の時に改めて真剣に取り組めばそれで構いません。
マークシートの代わりとなる問題の解き方
では、マークシートの代わりにどのような方法で答えを書いていけば良いでしょうか。
参考書に付属の解答シートがついていることもありますが、その多くはサイズが小さかったり、コピーが必要など、自宅にプリンターが置いていない人にとっては学習の負担要素となりえます。
そこで基本的には、学習の度に毎回自分で解答用紙を作成するのをオススメします。
その方法は、以下の2点が考えられます。
・紙
・デジタル機器
紙
まず1つ目が、「紙」です。
紙は身近に存在するものであまり意識するものが無い商品ですが、
筆記用具と同じで、書き心地など勉強の効率を考えると様々な選択肢が存在します。
そこで私が入手のしやすさと書き心地、紙の色を考えた時にオススメするのが、
コクヨのプリンター用紙です。
コクヨのプリンター用紙は、A4やA3など様々な大きさの紙を選ぶことができ、また500枚と大量の紙を一度に手に入れることができます。
このプリンター用紙に、A4のトレーを組み合わせましょう。
このトレーはベルギーのオフィス用品メーカーが作ったもので、700枚まで用紙を収納できるケースです。
このトレーとプリンター用紙を机の上に設置することで、いつでも気軽に紙を手にして使うことができます。
この紙にシンプルで良いので、解答用紙を作成し、問題を解くのをオススメします。
解答用紙は人に見せる必要はないため、自分でわかる程度のシンプルな作りで構いません。
マークシートを準備したり記入する際の労力や所要時間を減らし、学習そのものに充てる時間を増やすのが目的です。
デジタル機器
2つ目は、紙の代わりにデジタル機器を使う、というものです。
紙やペンなどの筆記用具は消耗品ですが、それに比べてデジタル機器は寿命が長く、またゴミも発生しないためエコでもあります。
私がTOEICの学習を行っていた際に使用していたのが、こちらの商品です。
いわゆる電子メモパッドと呼ばれる商品で、こちらの動画を見ると使い勝手がよくわかる商品です。アンパンマンの天才脳らくがき教室みたいな商品です。
電子メモパッドは、紙のように書きたい時にすぐ文字を書くことができますし、ボタンを一回押せば、書いた内容を全て消すことができます。
「部分的に文字を消すことが出来ない」ということは弱点でもありますが、元々メモ帳として使うのではなく、解答を一時的に記録するために使用するのが目的なので、それほど気になることはないかと思います。
TOEICの学習をしていると、参考書やノート、紙で机の上がごちゃごちゃになってしまうことがよくあります。そんなときは、この電子メモパッドで机の上をよりスマートに使用することができます。
オススメは上記で紹介した9.1インチの電子メモパッドと、
最もサイズが大きい、13.8インチのものです。
画面の大きさは使い勝手に影響する部分なので、できれば大きいほうが良いとは思います。文法問題を100問一気に解く時など、その大画面が生きるときがあります。
ただその分取り回しは悪くなるので、持ち出すことも考えると9.1インチのものが良いかなと思います。
ちなみに注意点として、中華製の同カテゴリー商品がセールなどで数多く出回っています。ただこちらのキングジムと比べると品質の面で疑いがあります。
キングジムはオフィス用品の大手なのでその点は安心できます。信頼できる会社のものを検討するようにしてください。
終わりに
以上で「TOEICの勉強は、普段からマークシート形式で行う必要があるか」に関する記事を終わります。
まとめると
・マークシート形式のトレーニングは、一度は慣れるまで行う。
・慣れたら、後はテスト直前でOK。
・普段の勉強は、紙やデジタル機器を使用して行う。
という内容でした。
紙にしろデジタル機器にしろ、自分にとって勉強しやすい環境を作ることはとても大切です。目標に向かっていろいろと試行錯誤しながら質を向上させていきましょう。
それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょう。
管理人、きむきむ。
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