「電車の中では、どんなTOEICの勉強をすればよいですか?」
今日はこの質問について考えていきたいと思います。
TOEICの学習を始めようと決意したすると、勉強ができる場所は、自宅以外にも数多く存在することに気づきます。
歩いている時間、友人との待ち合わせの時間、行列に並んている時、レストランでご飯が運ばれるのを待つ時、カフェ、図書館、職場、学校、様々なところやタイミングで、勉強を行うチャンスはあります。
その中でも、まとまった時間が確保できる「電車の中」で一体どのような勉強を行うことができるか書いていきたいと思います。
さっそくいってみましょう。
初めに
TOEICの学習を行っている人の中には、「電車の中での学習が効果的だった」と語る人が少なくはありません。
なぜ電車の中での勉強が効率的なのか、自宅での勉強の方が快適ではないのか、というと、いくつか電車の中だからこそ、勉強が効率的になる理由が存在します。
それは何かというと、下記のようなことが挙げられます。
・時間的制約がある。
・空間的制約から、小さい参考書を使用せざるを得ない。
・暗記や復習を行うのにちょうどよい。
・適度な騒音が、集中しやすい環境を作る。
・他に学習者がいる時、対抗意識を持ちやすい。
・努力している自分の自己イメージを高めることができる。
特にこの「時間的制約」と「空間的制約」が重要で、これらの制約をくぐり抜けるためには、自然と「参考書を限定」せざるを得なくなります。
参考書の限定とはつまり、
・勉強の内容
・量
・参考書のサイズ
のことで、自宅での長期間の学習計画よりも、より短期的で具体的な学習を行うことができます。
一般的に、長い期間の学習計画を立てる、よりハイレベルなTOEICスコアを獲得するための勉強計画を立てるというのは、その程度が上がるほど難しいものになりますが、
電車の中であれば「出来ることは限られる」ため、だからこそ勉強範囲を限定し、役に立つ内容の設定が容易になります。
電車の中で出来る、オススメのTOEIC勉強内容
では、電車の中で行うべき勉強の内容は一体どんなものでしょうか。
勉強内容を決めるためのポイントは、
・暗記や復習中心。
・小さいサイズの参考書を使用する。
・突然勉強を始める、止めるの行動が行いやすい。
の3点です。
電車の中は混み合うことも予測されるため、他の乗客の迷惑にならないよう、必要であればすぐに勉強をやめ、参考書をカバンの中にしまえるようにしてください。
3つの勉強内容
電車の中で勉強すべき内容は、
・英単語
・リスニング
・和訳
の3つです。
英単語の学習
まず英単語の学習です。こちらが最もハードルが低い学習内容だと思います。
なぜかというと、英単語の覚え方はいろいろありますが、最低限「単語帳」1つあれば学習を行うことができるからです。
英単語の作業は
・覚える
・復習する
・確認テストを行う
の3種類の学習方法がありますが、電車の中は時間やスペースが限られているため、
確認テストを行うのが最も効果的だと思います。
具体的には、
単語カードや、参考書と文字が消せる赤いシートを用意して、10語、20語、100語と決められた量のテストを行います。
一般的には英語を日本語に和訳する作業ですが、レベルに合わせて日本語→英語にしたり、英語を違う表現の英語に置き換えるトレーニングを行うのが好ましいです。
答えられなかったものは、一通りテストが終わった後に、暗記を行います。
気をつける必要があるのは、
これはあくまで「テスト」になるため、学習量は極力限定してほしい、ということです。
勉強の量は、むしろ少なくて構いません。物足りなく感じる位がちょうど良いです。
またすでに覚えている単語のテスト、わざわざ行う必要はありません。たまに確認するのが好ましいですが、優先順位としては低い内容です。
英語の文章の中では意味がわかるけど、「単語単体ではどんな意味なのか思い出すことができない」、日本語の意味を言われたら納得できるけど、中々答えられない、そのような単語を予め自宅で抜き出して、電車の中でテストを行う形になります。
リスニングの学習
電車の中で行うべき学習内容の2つ目は、リスニングです。
リスニングの内容は、下記のとおりです。
・英単語の聞き取り。
・文章の聞き取り。
・リスニングセクションの聞き取り。
・リーディングセクションの聞き取り。
電車の中での学習は「復習中心の教材」を使用するのが好ましいため、その時の勉強の進捗具合に応じて学習を行うことになります。
誤った発音を覚えてしまうのは怖いので、新しい英単語の学習のためにリスニングを行うのは、自宅で行うようにしてください。
TOEICの多くの学習者にはリスニングセクションまでの聞き取りを推奨しますが、900点以上獲得したい方はリーディングセクションの聞き取りも行ってください。
和訳の学習
最後に、和訳の学習です。
内容としては
・文章が和訳できるか。
・リスニングセクションの文章が和訳できるか。
・リーディングセクションの文章が和訳できるか。
の3種類になります。
こちらも復習になるため、ある程度学習を終えた後の復習、確認テストを目的として学習を行うようにしてください。
英単語の多くは、参考書の中に例文が掲載されています。覚えるべき単語の具体的な使い方が書かれているわけです。
またこの文章はTOEICでそのまま出てくることもあるため、この文章を和訳できるようにするのが、最もハードルが低く、また重要な学習内容です。
終わりに
以上で「電車の中ではどんな勉強をするべきか」に関する記事を終わります。
まとめると、電車の中は様々な制約があることから勉強が捗ることがあり、
勉強内容を決めるためのポイントは、
・暗記や復習中心。
・小さいサイズの参考書を使用する。
・突然勉強を始める、止めるの行動が行いやすい。
具体的には
・英単語
・リスニング
・和訳
の学習を行うのが好ましい、という内容でした。
電車の中での学習は15分〜1時間を想定していますが、これだけあれば十分に学習を行うことができます。
電車の往復で、最低でも30分は時間が取れますから、普段1時間しか勉強しない人が、60分から90分に勉強時間が伸びるのは、とても大きいですよね。
疲れたらスマホをいじるのも構いませんし、生活の中でいかに勉強時間を増やしていくか、少しづつ考えられるようになると良いですね。たとえ10分でも、やらないより遥かにマシです。
それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょう。
管理人、きむきむ。
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