TOEICで必要な英単語の数を、目標スコア・点数別にご紹介します。
こんにちは、管理人のきむきむです。
「TOEICで必要な英単語はどれくらいですか?」
「どれ位の英単語を覚えれば、TOEICでハイスコアが取れますか?」
英語の勉強をしていれば誰もが気になるこのテーマですが、
実はすでに「必要な単語数は判明」しています。
効率的な学習を行うために、今回はこの必要な英単語の数について記事にしていきたいと思います。
ではさっそく、内容を見ていきましょう。
目次
TOEICで必要な英単語の求め方
前提
まず初めにTOEICで必要な英単語の数ですが、こちらは実績のある参考書のデータによって推測できることができます。
TOEICの運営会社が必要な単語の数を公開しているわけではないため残念ですが、それでもかなり信頼のおける数字です。
そのためこうしたデータを元に最低限の単語+αの勉強を行うことで、より目標スコアに自分自身を近づけることができます。
算出方法
では実際に、市販されている有名な参考書に収録されている単語数を数え、
「初心者から上級者まで、一体いくつの単語数を覚える必要があるのか」、見ていきたいと思います。
またより正確な数値を出すために、複数の参考書を使用していきます。
必要な英単語の数
使用した参考書の種類
今回利用した参考書は、大まかにわけて3種類です。
・TOEIC 公式教材(公式ボキャブラリーブック)
・神崎 正哉先生の単語帳(出る順で学ぶボキャブラリー)
・TEX 加藤先生の単語帳(金のフレーズ)
TOEIC 公式教材
こちらは2019年6月25日発売の、TOEIC公式による英単語帳です。
前回に発売されたものが2013年の発売なので、より最新形式に沿った形で英語学習を行うことができます。
収録単語数としては、
「1,155のTOEIC頻出単語」が収録されています。
数多くの例文が掲載されているため、実際にはもっと数多くの単語を学習することができると思いますが、カリキュラムとして作成されているのは1,155語と理解してください。
公式教材である性質上、こちらは初心者・中級者向けの方の覚える単語の数が、1,155語ということになります。
出る順で学ぶ ボキャブラリー 990
出る順で学ぶボキャブラリー 990は、約3,500の単語が収録されています。
TOEICの目標スコア別に必要な単語数が掲載されているところが特長で、それぞれ
・毎回テストに出る最頻出の単語210ーターゲットライン470
・絶対忘れてはならない頻出の330ーターゲットライン600
・知っていると差がつく応用の330ーターゲットライン730
・高得点を狙う上級の120ーターゲットライン860
と予め勉強すべき範囲が決められています。
ターゲットラインのTOEIC 860点までに覚えるべき単語は「990」とのことです。
こちらも例文が数多く収録されているため約3,500の単語を公式で保証していますが、「TOEIC頻出単語」というくくりで覚える単語の数が990です。
実際に使用した経験からいうと、860点を達成するためには、もう少し単語を覚える必要があります。
銀のフレーズ
最短でTOEIC 600点を取得するために作成された単語帳がこちらの銀のフレーズです。
収録単語は1,000語で、提携表現など補足のコンテンツを含めるとより多くの単語が収録されています。
金のフレーズ
こちらは中・上級者向けに作成された単語帳です。
TOEIC 600点から990点まで対応しており、収録されている単語は「1,000語」です。
また銀のフレーズと同じく、補足のコンテンツを含めると、さらに数百の単語が収録されています。
続編である金のセンテンスという単語帳では、「1,500語」の単語に対応しています。
結論
それぞれの単語帳の収録語数をまとめると、下記のようになります。
・TOEIC公式ボキャブラリーブック→1,155語
・出る順で学ぶボキャブラリー 990→990語
・銀のフレーズ→1,000語
・金のフレーズ→1,000語
・金のセンテンス→1,500語
ここから、受験者のレベルに合わせて必要な単語を考察していきます。
目標点数が 、TOEIC 600点の場合
TOEICの目標点数を600点と区切ると、
・出る順で学ぶボキャブラリー→540語
・金のフレーズ→400語
・銀のフレーズ→1,000語
となるため、
ある程度英語力が身についている人にとっては、
TOEIC 600点を取得するために必要な英単語数が、500語前後かと思います。
「銀のフレーズ」がTOEIC 600点を取る専門の単語帳(1,000語)であることを考えると、
「TOEIC公式ボキャブラリーブック」の1,155語も、より初心者向けの英単語が500程度含まれていることが予測されます。
そのため、TOEIC 600点を取るために必要な英単語は500語前後ではありますが、
英語が苦手と感じている方は、より初歩的な単語の学習も含めて1,000語前後単語を覚える必要があります。
目標点数が、TOEIC 860点の場合
TOEICの目標点数が860点の場合、
・出る順で学ぶボキャブラリー→990語
・金のフレーズ→900語
となるため、
最低でも900語以上は新しく単語を覚える必要があります。
出る順で学ぶボキャブラリー、金のフレーズ、共に補足コンテンツが収録されているため、上記以外にもTOEIC頻出の単語を理解しておくと、点数の向上に役立ちます。
目標点数が、TOEIC 900点以上の場合
TOEICの目標点数が900点の場合
・金のフレーズ→1,000語
・金のセンテンス→1,500語
金のフレーズは2017年の書籍。
金のセンテンスは2019年の書籍となっているため、より試験の難化傾向に対応しているのは「金のセンテンス」です。
そのためTOEIC 900点以上を目指す方は、単語1,500語以上を目安に単語学習を行う必要があります。
まとめ。TOEIC学習で覚えるべき単語の数は。
まとめると、TOEIC学習で覚えるべき単語の数は、
・目標点数、TOEIC 600点の方→500語
・目標点数、TOEIC 600点、かつ英語が苦手な方→1,000語
・目標点数、TOEIC 860点の方→900語
・目標点数、TOEIC 900点以上の方→1,500語
となります。
現時点で英語が本当に苦手な方は、より「初歩的な英単語から学習を始める」ことを推奨するため、覚えるべき英単語の数は500語ではなくその2倍の1,000語です。
それによりTOEIC 860点を取るためには1,400語。900点以上の方は2,000語を目安にするのが好ましいです。
またここでいう「覚えるべき単語の数」というのはあくまで最低限の目安になるため、1つ上のレベルまで学習を進めておくと大分TOEICがラクに受けられるようになります。
以上、「TOEICで必要な英単語の数」でした。
当ブログでは、TOEICの目標スコア別に様々な記事を投稿しております。
よかったら是非他の記事も確認してみてください。
それではまたお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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