マイクロソフトは5月6日、「Surface Go 2」と「Surface Book 3」を発表致しました。
持ち歩ける小さなSurface Go 2は、そのサイズ感から一部のユーザーに支持されているものの、
基本となるCPUがPentium Goldということもあり、スペック不足を嘆く人も少なくありません。
でもちょっと待ってください。
Surface Go 2は、本当にあなたに向けて作られたデバイスなのでしょうか?
小さいもの大好きな日本人が好む、10.5インチのSurface Goの後継機が発表されました。
・米国価格399ドル
・持ち運びが簡単な10.5インチ
・キーボード込みで800グラム
・プレミアムな質感
安くてある程度の品質が確保されているSurface Go 2は、マイクロソフトのファンでない方も気になる魅力的なデバイスです。
ただ日本の場合、
Officeがバンドルされているため値段が高くなっており、正直米国で騒がれているほどお値打ち感を得られないのが実情といえます。
ところが、面白いことに日本の教育現場では実情が異なっているようで、
文部科学省が牽引する「GIGAスクール構想」に適したデバイスとして、Surface GO 2は受け入れられているようです。
文部科学省のGIGAスクール構想とは?
文部科学省は2019年12月、小中学生のICT環境をサポートする「GIGAスクール構想」を打ち出しました。
具体的には、パソコン1台あたり45,000円の自治体、教育機関向けのサポートです。
1人1台のパソコンを持つことは、令和、そしてSociety 5.0を生きる人達にとってけして特別なことではなく
鉛筆やノートと並ぶ文房具として、パソコン端末の利用を政府は推進しています。
<出典:文部科学省>
現時点では3人に1台のパソコン普及率ですが、
これを令和2年度中に1人1台に実現させる予定となっています。
そのための第一候補となりうるのが、このマイクロソフトのSurface Go 2です。
Surface Go 2を採用する立命館小学校
立命館小学校はICTを活用した教育活動に力を入れており、
2013年からSurface端末を1人1台の割合で導入しています。
<出典:マイクロソフト>
Office 365 (Microsoft 365)やSurfaceペンとの親和性を評価しており、渋谷区も12,500台のSurface Go 2の導入を決定致しました。
立命館小学校でのSurface利用状況をまとめたレポートがあるのですが、
<出典:マイクロソフト>
これによると
・立命館小学校のICT教育中心人物「正頭 英和」さん。
→Global Teacher Prize 2019 トップ10ファイナリスト受賞(教育分野のノーベル賞)
・2012年から、小学4、5年生にSurfaceを導入。
・小学3、4年生にSurface Go 2を導入。
・いまも最新・最先端で、かつ10年後も最新・最先端のものはなんだろう?
→Microsoft Office
・生徒用PCとして頑丈でサポート対応の早いものは?
→Surface
・2013年度に「Surface RT」を導入。
・PCを文房具にしよう。
・子どもたちは、PCによって"検索"というアクションを手に入れました。
といったキャッチーな文章が並びます。
スペック的にPentium Goldは物足りないという声はSurface Go 2は多いですが、
そもそも教育機関向けの場合、1つグレードが下がるCeleronである場合も多く、そう考えると
Surface Go 2は従来機よりも
・パワフル
・持ち運びがしやすい (薄型軽量)
・かっこいい
・頑丈
・サポートが早い
という、魅力的な端末に切り替わるわけです。
(とはいえSurfaceが"頑丈"という意見は初めて聞きました)
普段はついスペックばっかり追ってしまうことが多い私ですが、全く本質を見れていなかったな〜と出典リンクを見て反省致しました。
Surface Go 2、もしあなたにお子様がいたら、持たせたいと感じさせるデバイスですか?
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
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