中国の総合家電メーカーXiaomi(シャオミ)が12月9日、日本参入を表明致しました。
都内で行われた発表会では「スマートライフを、あなたに」というコンセプトの元、
スマホ/活動量計/炊飯器/スーツケース/モバイルバッテリー
という、5つのカテゴリーの商品が発表されました。
発表された商品の数は、なんと全部で8種類。
・Mi Note 10
・Mi Note 10 Pro
・Miスマートバンド4
・Mi IH炊飯器
・Xiaomi メタルキャリーオンスーツケース
・Xiaomi クラシックスーツケース
・Mi 18W 急速充電パワーバンク3 (10,000 mAh)
これだけ多種多様な商品がサービス展開時に発表されたのは、ひょっとしたらUPQ以来ではないでしょうか?
今回の記事では新しく発表された、「シャオミの投入商品」について確認していきます。
日本のスマホ市場において黒船になり兼ねない、シャオミのスマートフォン。
記念すべき初めのスマートフォンは、このような商品でした。
目次
シャオミのスマートフォン (1億800万画素カメラ)
シャオミは世界初の「1億800万画素」「5眼カメラ」搭載スマートフォンを2種類発表しました。
その名もMi Note 10(5万2,800円)とMi Note 10 Pro(6万4,800円)です。
主なスペックは下記の通り。
Mi Note 10 | Mi Note 10 Pro | |
ディスプレイ | 有機EL 6,47インチ | 有機EL 6,47インチ |
解像度 | 2,340×1,080 | 2,340×1,080 |
CPU | Snapdragon 730G | Snapdragon 730G |
RAM | 6GB | 8GB |
ストレージ | 128GB | 256GB |
重量 | 208g | 208g |
インカメラ | 32MP | 32MP |
アウトカメラ個数 | 5個 | 5個 |
メイン(広角) | 108MP (レンズ7枚) | 108MP (レンズ8枚) |
ポートレート | 12MP | 12MP |
望遠 | 5MP | 5MP |
超広角 | 20MP | 20MP |
マクロ | 2MP | 2MP |
バッテリー容量 | 5,260mAh | 5,260mAh |
耐水・防水 | ☓ | ☓ |
外部ストレージ | ☓ | ☓ |
ヘッドフォンジャック | ○ | ○ |
Google Play | ○ | ○ |
SIM | DSDV(3キャリア) | DSDV(3キャリア) |
価格(税抜) | 52,800円 | 64,800円 |
<出典:Xiaomi>
Mi Note 10もMi Note 10 Proも、スペック的にはほとんど変わりがありません。
・メモリが6GB or 8GB。
・ストレージが128GB or 256GB。
・メインの広角レンズの枚数が 7枚 or 8枚。
これらの要素をふまえて、
「12,000円の価格差」があるかどうか、判断するイメージです。
結局は「カメラを多用するかどうか」というところが、無印を選ぶか、Proを選ぶかのポイントです。
というのもMi Note 10は、micro SDなどの外部ストレージに対応していないからです。
1億万画素対応のカメラが搭載されている関係上、写真を撮ったらその容量は当然重くなります。
Appleはかたくなに1,200万画素を守っていますよね。
シャオミのスマートフォンはその10倍の画素数。
もしインスタで動画を投稿するのであれば、256GBのProを購入するのが懸命だと思います。
そういった画素数が多いからこそのデメリットを、
いや!俺はコレが良い!俺はこういうにんげんだ!
というアーリーアダプターな人間が、
1億万画素のスマホを味わいつくすことができます。
カメラの特長は
・10倍ハイブリットズーム
・50倍デジタルズーム
・1.5cmまで寄れるマクロレンズ。
・117°の超広角レンズ
1億万画素ということもあり、夜景は最近のハイエンドスマホと比較すると厳しくなると思います。
50倍のデジタルズームも含め、どこまでデジタル加工できるのかはしっかりと見極めたいところです。
Mi Note 10シリーズはすでにAmazonでも予約販売が行われてます。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
シャオミの活動量計 Miスマートバンド4
活動量計のMiスマートバンド4は、3,490円とお求めやすい価格での登場です。
・Androidスマホ、iPhone対応
・カラーディスプレー
・心拍センサー
・20日持つバッテリー
・5気圧防水
を兼ね備え、
もちろん通知を閲覧したりヘルスケアなどのフィットネスアプリにも対応しています。
活動量計は使い始めると便利ですが、1万円を超える商品が多いです。
そのためどんな商品なのか、試しに使ってみたくなる価格設定だと思います。
↓「Band 4 Proと4、Xiaomi Miスマートバンド 4との違い」はこちら。
シャオミのMi IH炊飯器
漢字で書くと「小米科技」のシャオミが炊飯器を出しました!
中国の家電メーカーといえばハイアールの印象が強いですが、シャオミはれっきとした総合家電メーカーです。
炊飯器も三洋電機出身の日本人が開発に関わっているとのことで、
日本の技術+Wi-FIのスマート家電
と言えるかもしれません。
お値段は9,999円と安価です。
ちなみに日本人開発者に関しては、この日経ビジネスの記事でとても詳しく書かれています。
2016年の記事なので、満を持しての投入でしょう。
シャオミのスーツケース
シャオミのスーツケースとして2種類の商品が発表されています。
・アルミニウム合金使用のXiaomi 「メタルキャリーオンスーツケース」
・ポリカーボネート素材のXiaomi 「クラシックスーツケース」
わざわざシャオミから発売されているからには、充電機能やなにかしらスマホ提携機能が用意されているかと思いましたが、
そういった機能はありません。
7,990円と17,900円のスーツケースです(20インチ)。
アルミニウム合金使用のメタルキャリーオンスーツケースはTSA認証デュアルロック搭載でクラシックスーツケース(ポリカーボネート)はTSA認証が1つです。
日本では今の所予定はありませんが、中国ではシャオミの小売店で発売されているとのことなので、ファングッズ的な商品なのかもしれません。
シャオミ モバイルバッテリー Mi 18W 急速充電パワーバンク3 (10,000 mAh)
最後の商品紹介となりますが、18Wの急速充電対応のモバイルバッテリーも発表されました。
USB-A出力が2ポートついて1,899円の商品です。
USB Type-Cの出力には対応していないのは要注意です。
Xiaomi(シャオミ)日本参入 まとめ
以上、「日本市場へ参入するシャオミの新商品」をご紹介しました。
発表された商品をまとめると、
・Mi Note 10
・Mi Note 10 Pro
・Miスマートバンド4
・Mi IH炊飯器
・Xiaomi メタルキャリーオンスーツケース
・Xiaomi クラシックスーツケース
・Mi 18W 急速充電パワーバンク3 (10,000 mAh)
と豊富なラインナップが準備されています。
日本の2019年のスマートフォン事情は、いろいろと変化が訪れた1年でした。
ASUSが作った格安スマホ市場をファーウェイが奪取し1〜2年ほど経ちましたが、今年は
そのファーウェイがなにかと騒がしく失速。
その間にOPPOやシャープのSIMフリー端末が台頭。
GoogleのPixel 3aや元FREETEL増田社長のBlack Shark 2が騒がれた年でした。
シャオミは商標などの登録内容からここ数年日本市場の参入が噂されていましたが、ようやく来てくれたという感じですね。
2020年も、スマートフォン市場が盛り上がることを期待します。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
管理人、きむきむでした。
↓「Band 4 Proと4、Xiaomi Miスマートバンド 4との違い」はこちら。
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